「ウフ。」編集部員のあかざしょうこです!関西からたくさんのスイーツ情報をお届けしています!生粋の大阪生まれの私ですが、将来住みたい街は圧倒的に「京都」。京都を歩くだけで心が洗われます。
素敵なお店が数知れず存在する京都は、おみやげを選ぶのも悩みに悩んでしまう…という方、多いのではないでしょうか?そんな方必見、今回も京都駅で購入できる京都のおみやげ菓子を厳選しました!
京都といえば和菓子のイメージが強いですよね。それもそのはず、およそ1000年にわたって朝廷が置かれていた京都は、天皇家に献上するお菓子を作る材料に恵まれた地域。お菓子文化が自然と発展したのです。
京都を訪れた人の約半分がおみやげに選んでいるという説もあるほど超メジャーなお菓子「八ツ橋」です。が、実際におみやげ屋さんに行くとお店も種類もたくさんあり、「どれがどう違うのか分からない!」という方もいると思うので、簡単に解説します。
「八ツ橋」には大きく2種類に分けられ、「焼き八ツ橋」と「生八ツ橋」があります。焼き八ツ橋は堅焼き煎餅のようなイメージで、生八ツ橋は生地を焼かず切っただけのもの。一般的に「八ツ橋」と聞いて思い浮かべるのは、餡子などを生八ツ橋で包んだものだと思います。もし「八ツ橋買ってきて」とリクエストされたら、焼きか生か確認しておきましょう。
さらに、八ツ橋を販売する会社も多くあります。おみやげを選ぶ際は、以下の4大八ツ橋から選ぶと間違いありません!一つ目が、元禄2年創業「聖護院八ツ橋総本店」の「聖(ひじり)」という八ツ橋。二つ目は同じく元禄2年創業「本家西尾八ッ橋」の「あんなま」。三つ目が「井筒八ッ橋本舗」の「夕子」。最後に、昭和35年創業の「美十」の「おたべ」です。
今回は悩みに悩んで「井筒八ッ橋本舗」の「夕子」を選びました。八ツ橋の中でも食べ応え重視なら「夕子」がおすすめです!
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商品名:夕子 ニッキ・宇治抹茶詰合せ
通常価格:税抜600円
内容量:10枚入り
餡子が好きな方へのおみやげなら羊羹がおすすめ。京都なら西陣に本店を置く創業1863年の和菓子店「鶴屋吉信」が有名で、公家や茶道家元も御用達だったそうです。
小倉、抹茶、黒糖、白小豆、キャラメルの5種が入っていて、洋のテイストも。厳選した上質の小豆を使用していて、味へのこだわりはもちろんですが切り分けない個包装タイプがおみやげにピッタリ!質感のある手触りで作られた高級感あふれるパッケージです。長期保存ができるのも嬉しいポイントです。
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商品名:鶴屋吉信ようかん
通常価格:税抜1,450円
内容量:5本入り
パッと見て「これは何?」と思う、シンプルなパッケージ。「日本パッケージデザイン大賞2023 菓子部門」にて入選もしたオシャレなおみやげです。この中にはわらび餅が入っています。明治末期に活躍した落語家が創業した「京甘味 文の助茶屋」のわらび餅3種詰合せです。
「本わらび粉」を使用しているので、しっかりと弾力はあるけれど歯切れの良い、上質なわらび餅!
すっきりとした甘みが特徴の和三盆糖と三温糖をブレンドした「和三盆わらび餅」、宇治のほうじ茶を香ばしく仕上げて練り込んだ「ほうじ茶」、沖縄波照間産の黒糖を使用した「黒糖」の3種セット。他にも季節限定で「すいか」なども。季節感に応じて選ぶ楽しみもありますよ。
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商品名:わらび餅 3種詰合せ
通常価格:税抜1,180円
内容量:116g×3種
琥珀糖は、寒天と砂糖を固めたものを乾かし、表面を結晶化させた和菓子のこと。琥珀糖も京都の和菓子屋さんでは数々の取り揃え!個性を出しやすい商品なので、お店によって色味や形状がまったく違います。
京都駅で購入できるのは「京都鶴屋 鶴寿庵(かくじゅあん)」の「星こはく」。満天の星をイメージした色とりどりの琥珀糖が、クリアケースに敷き詰められています。丹波産の糸寒天を使用したシャリっとした食感です。
まるで宝石のような美しさ。割れやすい商品のため、オンラインショップ等での取り扱いはないそうで、京都でしか購入できないとのこと。贈り物に喜ばれること間違いなし!
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商品名:星こはく
通常価格:税抜756円
内容量:130g
日持ち重視なら、これ!老舗の和菓子が並ぶ中、比較的新しい商品「おこげはん」。京都駅の人気おみやげランキングでも第3位に輝くなど、京都の新定番土産としてすでに話題沸騰中なんです。
うるち米と九条ネギ、和だし仕立ての海老とあおさを使用したおせんべいで、材料はすべて国産。香ばしくてクセになります!素材を髪に飾った舞妓はんの表情も可愛らしいですよね。
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商品名:九条ネギと海老のおこげはん
通常価格:税抜540円
内容量:5枚入り
カフェやホテルが多く、手土産の需要も高い観光都市・京都。和菓子のイメージが強い京都ですが、もちろん洋菓子も最先端なんです!中でも「おみやげ」のジャンルでは和の素材が生かされたアイテムが豊富。特に春先は「宇治抹茶」を使ったお菓子がずらりと並びます。
まずは「これをもらって喜ばない人はいない」の代表格・バームクーヘン。京都のバームクーヘンと聞いて真っ先に思い浮かべるのが、こちらの「京ばあむ」です。
「京ばあむ」は京都産宇治抹茶と京都産の豆乳をふんだんに使用。しっとりふわふわの食感がたまりません!抹茶の緑と豆乳のクリーム色が綺麗なコントラストになっていて、見た目も鮮やかです。
中には焼きを担当した職人さんの名前が記されていて、手作りへのこだわりと愛情を感じられます。名前を見ると一気に親近感が湧きますね。また、中に切り分け用のプラスチックナイフも入っています。開けてそのまま食べられる気遣い満点のおみやげです。
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商品名:京ばあむ
通常価格:税抜1,490円
昭和38年に誕生した「千寿せんべい」は株式会社鼓月の人気銘菓です。お子様からお年寄りまで幅広い年代で喜ばれる定番中の定番。バター等の乳製品を使って作られるヴァッフェルというお菓子なので、実は洋菓子なんです。
そんな「千寿せんべい」のミニサイズ「姫千寿せんべい」がおみやげにおすすめ!あの美味しさのまま小さくなったので、女性や子供にも食べやすく、そして可愛いですよね。小さい分たくさん入っているのでバラマキにも最適。女性が多い職場への手土産にもぴったりです。
オンラインショップでも手に入りますが、こちらの有機抹茶は京都限定。そのほか季節によって様々な種類を展開していますので、おみやげにはぜひ季節の限定商品を選んでくださいね。
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商品名:姫千寿せんべい
通常価格:税抜1,518円
内容量:12枚入り
1982年創業の「京都北山 マールブランシュ」が2007年に立ち上げたお菓子ブランド「茶の菓」からフォンダンショコラをチョイス。「茶の菓」といえば宇治抹茶を使ったラングドシャが有名ですが、この冷やして食べる「生茶の菓」が美味しいと話題になっています。
濃厚な宇治抹茶にクリーミーなホワイトチョコレートをバランスよく混ぜ合わせ、夏でも食べやすいまろやかな口当たり。生チョコレートケーキのようなしっとりさ、なめらかさ、濃厚な味わいが絶品です。
公式オンラインショップでも取り扱いがあるので、京都に行かなくても手に入ります。冷蔵庫で1時間ほど冷やして食べるのがおすすめとのこと、夏でもチョコレートを食べたい方はぜひ試してみてください。
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商品名:ミルク生茶の菓
通常価格:税抜1,400円
内容量:5個入り
こちらも「京都北山 マールブランシュ」から。マールブランシュといえばモンブランが有名ですが、生菓子のためおみやげとして持ち帰ることはできません。でも「この美味しさを友人にも共有したい…!」という方におすすめ。モンブランのクリームだけですが、美味しさがチューブに閉じ込められています。
クロワッサンや食パン、バゲットにつけたりコーヒーに絞ったりなど、色々アレンジが楽しめてしまう1本!コスメのようなオシャレなチューブパッケージで女子ウケ間違いなし。
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商品名:モンブランチューブ
通常価格:税抜450円
内容量:80g入り
今回紹介した9つの商品は「京都駅で買えるもの」に限定しました。もちろんおみやげ品として味も知名度も申し分ありません。しかし「せっかくならこだわりのおみやげを買いたい」と思っても、京都駅で販売されているとは限らないので注意してください。
京都は街全体が観光地となっていて、訪れるカフェやお菓子屋さんにはほとんどおみやげが販売されています。観光したお店で気になるおみやげがあるなら、迷わず買っておきましょう!
あかざしょうこ
ウフ。編集スタッフ
関西方面のスイーツ担当。1984年生まれ、大阪育ちのコピーライター。二児の母。焼き菓子全般が好き。特に粉糖を使ったお菓子が好きです。
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