今回の取材先は、京都で生まれたブラウニー専門店「East42st NEW YORK BROWNIE」(イースト フォーティーセカンドストリート ニューヨークブラウニー)です。
2019年に河原町で開業し、2022年の年末に烏丸へ移転。幻のレシピと噂されているブラウニーについて、立ち上げから店長を務める三田村さんに話を聞きました。
ニューヨーク・マンハッタンのスターシェフの間で”絶品”と噂されていた幻のブラウニーのレシピを再現したという、このお店。パティシエ経験豊富な三田村さんが、そのレシピをベースにブラッシュアップしながらフレーバーを展開。「East42st NEW YORK BROWNIE」が誕生したそうです。
「East42st」は実在する通りの名前で、ニューヨークの中心・グランドセントラル駅がある場所。いつも人で賑わう「East42st」のように、たくさんの人が訪れる店でありたいというオーナーの想いが込められているそうです。
店内はアンティークニューヨークな雰囲気。テイクアウトの販売と、ゆったりと寛げるソファー席や外を眺められるテーブル席がありました。
ベースのレシピで使っていた材料は、日本での仕入れの関係で手に入らないものも多かったそう。
「なので、材料の見直しが必要でした。専門店というからには、材料のグレードを上げ、最高レベルのチョコレートを贅沢に使いたいと思って」と三田村さん。
とっておきのレシピで毎日丁寧に焼き上げるブラウニー。チョコレートの濃厚な香りは、店内だけでなくお店の外にも広がっていて、チョコレート好きにはたまらない空間です。
初めて訪れるなら、カカオ53%の程よい甘さ、ニューヨークのレシピをできる限り再現した「Mellow メロウ」がおすすめです!
そこからアレンジした「Lemon レモン」や「Pistacchio ピスタチオ」など、アクセントの効いた素材とリッチなチョコレートを合わせた、個性豊かな味わいのブラウニーを常に12〜14種類ほどそろえているとのことでした。
また、京都は海外からの観光客も多いエリア。ニーズに応えられるように「Vegan ヴィーガン」があったり、京都ならではの素材「Shiokoji 塩麹」なども!フレーバーによって合わせるカカオも配合も作り方もまったく違うのだとか。もちろん、お取り寄せも可能です!オンラインショップをチェックしてみてくださいね。
「色々試したい!」という方には「ブラウニーエッジ」がおすすめです。焼成後の切れ端を詰め合わせたセットで、リーズナブルに購入できます。手軽に色んな種類を食べ比べたい方はぜひ試してみてください。
ブラウニーは、そのまま食べても美味しいですが、軽くリベイクすることで、食感はさらにしっとり。チョコレートの香りも楽しめます。ニューヨークでは、温めたブラウニーにアイスクリームや生クリームを添えるのが主流だそう。「East42st NEW YORK BROWNIE」でも同じスタイルでイートイン利用が可能です!
さらに温めたチョコレートソースをかければ、贅沢なひとときを過ごせますよ。
烏丸に移転してからはイートインスペースを活用して、モーニングも始めたのだとか。京都の中心街で、周辺にはホテルも多い烏丸エリア。「せっかく来たから京都で朝ごはんを食べたい!」という方も多く、モーニングも大好評だそうです。
まん丸が可愛いクロワッサンモーニング。クロワッサンは仕入れているのかな?と思いましたが、成型・二次発酵・焼成は店内で行っているとのことです。ブラウニーを生地に巻き込んだ「ブラウニークロワッサン」もあります!
モーニング、カフェタイムどちらも連日ほぼ満席だそうで、人気ぶりがうかがえます。京都観光の際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
About Shop
East42st NEW YORK BROWNIE(イースト フォーティーセカンドストリート ニューヨーク ブラウニー)
京都府京都市中京区蛸薬師通堺町西入雁金町373番地 みよいビル1階
営業時間:9:00-19:00
定休日:なし
あかざしょうこ
ウフ。編集スタッフ
関西方面のスイーツ担当。1984年生まれ、大阪育ちのコピーライター。二児の母。焼き菓子全般が好き。特に粉糖を使ったお菓子が好きです。
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