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【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

毎年、西日本随一の盛り上がりを見せる阪急百貨店うめだ本店開催の「バレンタインチョコレート博覧会」が2024年1月20日(土)から2月14日(水)まで開催中。国内外から約300ブランド・3,000種類のチョコレートが集結しています。

この時期は、うめだ本店全フロアにて特別ブースが設けられ、ボルテージは最高潮です。今年、ufu.編集部員がリアルに自分買いしたチョコレートを公開!注目の企画ブースも取材してきました。

「祝祭広場」に次世代ショコラティエ集結!斬新なアイデアがチョコレート界の未来を示す

まずはイベントのメインフロア・9階の中央に位置する「祝祭広場」へ。広場には「ネクストジェネレーション〜チョコレート界のネクストランナー〜」の大型ディスプレイが飾られ、今後チョコレート業界を担う期待の若手が映されています。次世代パティシエ・ショコラティエによるショコラが集まり、新しい発想、斬新なアイデア、瑞々しさが感じられます。

【自分買いチョコ その1】今年は阪急でしか買えないレアブランド「Sachi Takagi」のプラントベースショコラ

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

京都の「RAU」でシェフショコラティエールを務める高木幸世によるオリジナルショコラブランド「Sachi Takagi」。今年のバレンタインは阪急のチョコレート博覧会のみとのことで、今回は必ずチェックしておきたいブランドです。

今年の新作は植物性の自家製Bean to Barチョコレート。PASSION FRUIT・MILK TEA・LEMONの3種を展開しています。”植物”をテーマにしたブランドらしく、柔らかい印象で、とってもオシャレ!

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

自然の優しさ、柔らかなカカオ感、印象的な香りがこの小さな一口に詰まっています。フレーバーティーやコーヒーと合わせてくださいね。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

商品名:PASSION

通常価格:税抜2,500円

【自分買いチョコ その2】茨城の素材を発信。ケーキのような「ダルメゾン」のボンボンショコラ

2021年に惜しまれつつ閉店した世田谷の名店「マルメゾン」で修行経験を積んだ達 聖(だる さとし)さんが水戸市で独立。マルメゾンで学んだ技術と想いと屋号(一部)を次世代へと引き継いだショコラブランドです。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

ショーケースには茨城県の豊富な生産物を取り入れた、土地への愛を感じる美しいボンボンショコラ全15種類が並んでいました。一粒一粒が手作りで、モールド型を使ったショコラを、よくぞこんなにも製造された…!と店頭で思わず拍手をしました。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

「生ケーキをチョコレートで表現したくて」と、こだわりぬいたフィリングが極限まで薄いコーティングで包まれています。軽く噛んだだけでパリッと割れる薄さ。型から外す時に剥がれないのは、ショコラティエとしての技術力の証明です。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

ジューシーで水分量が多いショコラは新鮮なうちに食べたい!水戸市のお店の営業を留守にして、阪急チョコレート博覧会へ参加したそう。今回は1月31日までの出店で短い期間でしたが、催事で見かけた際は必ず立ち寄りたいブランドになりました。

商品名:茨城県産セット10個入り

通常価格:税抜3,250円

「アートステージ」ではチョコとキャラメルの究極コラボに出会える!

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

9階の「アートステージ」には、チョコレートとキャラメルのベストコンビネーションにフォーカスした特別ブース「チョコレート ミーツ キャラメル〜極めるキャラメル〜」が。キャラメルの製法・素材・歴史を深掘りし、究極のキャラメルに出会えます。キャラメル好きには嬉しい企画です!

【自分買いチョコ その3】仏の最優秀ボンボン賞を獲得!究極のキャラメル代表「MAISON LE ROUX」

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

”キャラメル”と聞いて外せないのが、やっぱり「メゾン・ルルー」。1980年にパリで開催された「国際コンフィズリーサロン」で最優秀ボンボン賞を獲得した歴史もあります。ブルターニュ原産のバターにゲランドの塩を加えて煮詰めた塩バターキャラメルは、ショコラと並ぶブランドの定番商品です。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

ブルターニュ名物のレースをモチーフにした大人可愛いデザインの限定缶をゲットしました!中身は4種が1粒ずつ入っています。どれも硬すぎず柔らかすぎず、絶妙な柔らかさのキャラメルです。ナッツの食感や、フルーツの爽やかさ…どれもフレーバーの特徴は出しつつ、しっかり”キャラメル”の香ばしさも味わえます。1粒じゃ足りないので、たくさん入っている缶をおすすめします。

商品名:ブルターニュ 青

通常価格:税抜1,200円

【自分買いチョコ その4】好きなものと一緒に!「キャラメライフ」のキャラメルスプレッド

自由が丘のキャラメル専門店「キャラメライフ」では、キャラメル5段階のトリュフや、クッキーキャラメルサンドなどを販売。そしてスプレッドも、スイーツ・ミディアム・ビターの3段階に用意するだけでなく、ピスタチオ・ソルティレモンといったフレーバーまで幅広く展開していました。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

スプレッド&サブレのセットがあり、「初挑戦におすすめ」とのことでミディアムを購入。モスグリーンとくすみピンクのツートンパッケージが心をくすぐります。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

セットのサブレはもちろん、トーストやアイスクリームなど、自分の好きなものにつけて楽しめるのがスプレッドの魅力。ミディアムも少し甘めだったので、甘さ控えめが好きな方はビターを選んでもいいと思います!

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

商品名:サブレミディアムセット

通常価格:税抜1,508円

「阪急うめだホール」はジャングル化!毎年恒例、Bean to Barブランドが集結するカカオワールド

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

「阪急うめだホール」では、阪急チョコレート博覧会の恒例となったカカオ産地を巡る企画「カカオワールド〜未知なるカカオのアドベンチャー〜」。毎年、装飾も凝っていて、カカオワールドゾーンはまるでジャングルです!カカオ産地を飛び回るBean to Barブランドと、阪急の担当さんの熱意がビシビシと伝わってきます。

【自分買いチョコ その5】阪急先行販売「チョコレートジャングル」のホワイトチョコレートタブレット

こちらは、原材料の卸売を行う立花商店によるオリジナルのチョコレートブランド。フィリピン・ガーナに自社のカカオ農園を持ち、カカオ豆の生産を取り巻く環境から変えたいと活動しています。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

店頭にいたバイヤー峰松さんのイチオシが、カカオパルプをふんだんに使ったホワイトチョコレートタブレット。阪急チョコレート博覧会にて先行販売なのだとか。普通のホワイトチョコレートではなく、カカオパルプを練り込み、カカオパルプの糖分のみで作られているそうです。甘ったるい甘さではなく、フルーティーでさっぱりした甘み。ホワイトチョコレートが苦手な人に食べてほしい!と太鼓判です。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

また「プレミアム」はカカオパルプを乾燥させ、フレーク状にしたものを敷き詰めたもの。カカオパルプの食感、存在感をより楽しめるのがプレミアムです。

商品名:カカオパルプホワイトプレミアム

通常価格:税抜1,800円

【自分買いチョコ その6】カカオの新しい楽しみ方にチャレンジ!「プラスショコラ」のカカオパルプモヒート

カカオワールドの奥には、カフェスペースも設けられています。カカオを使ったドリンクと言えばショコラショーですが、スムージーやティーソーダなどもメニューにラインアップ。

その中で、京都のショコラブランド「+chocolate」のカカオパルプを使ったモヒートを注文しました!カカオパルプの果肉を使っており、甘酸っぱい味わいを楽しめるカクテルです。モクテルもあるので、お酒が苦手な方も注文可能です。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

京都の店舗でも普段からカカオパルプモヒートは提供されているとのこと。カカオを使った料理やパンもあるそうで、店舗にも行ってみたくなりました。

商品名:カカオパルプモヒート

通常価格:税抜1,400円

「阪急うめだギャラリー」世界のトップショコラティエの歩みを辿る「チョコレートシネマ」

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

「スペシャリスト達の歩み〜チョコレートシネマ〜」は、世界で活躍する38人のスターショコラティエが主役のゾーン。長年チョコレートに没頭し、研究によって生み出されたクリエイションを堪能できます。その歩みを一本の映画のように展示するアイデアも見どころ!

【自分買いチョコ その7】すっかり定番。だけど間違いなしの「VESTRI」アンティーカ・ジャンドゥイア

「女性にプレゼントしたい」と思ったら、こちらを選べば間違いなしの「ヴェストリ」。自社でカカオ農園を持ち、生産から製造、販売まで行う「Farm to Bar」ブランドです。日本での人気が高まったのはここ数年のように感じますが、実はその歴史は60年以上にも及びます。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

ボンボンショコラ、テリーヌもあり迷いに迷いましたが、やはり定番のアンティーカ・ジャンドゥイアに惹かれてしまいます。2024年の新作・ティラミスをチョイス。他にもラズベリー・オレンジ・レモン・ピスタチオ・ヘーゼルナッツダーク・ヴァニラ&ソルト・カップチーノの全9種!缶の色もフレーバーによって違うので、ぜひ店頭で見て選んでほしいもの。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開
【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

イタリアのブランドが作るティラミスは期待しかありません!ほんの一口でガツンとくる味わい、そしてジャンドゥーヤ独特のジャリジャリ感がクセになります。少しずつ少しずつ楽しむつもりが、あっという間に無くなってしまう現象に名前をつけたいほど!

商品名:アンティーカ・ジャンドゥイア(ティラミス)

通常価格:税抜1,800円

【自分買いチョコ その8】長野のフルーツを再利用「サダハルアオキパリ」は日本に原点回帰

日本でも指折りの名職人・青木定治シェフのショコラと言えばカラフルパレットですが、今一番力を注いでいるというショコラをGET。ずらっと並ぶショコラ箱を見て「パッケージにシェフのサインが印刷されているんだな」と思っていたら「サインはすべて直筆です」とのこと…。一体何個サインを書いたのでしょうか…!今ならもれなく青木シェフのサインも手に入ります。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

9種類のコンフィチュールを閉じ込めたトリュフです。長野のフルーツを使用しているのだとか。青木シェフの歩みを辿ると、2020年に軽井沢にアトリエを構え、長野で生産されている出荷できない食材の有効活用を研究しているところだそうです。

【2024年版】3,000種類のチョコレートが集まる阪急「チョコレート博覧会」。ufu.編集部員が今年買ったチョコレート大公開

想像以上にたっぷりのコンフィチュールが入っているトリュフ!どちらかと言うと、フルーツが主役で、チョコレートはほんの少し添えるだけ。そんな印象を受けました。フルーツの甘み、酸味、苦味…特徴をしっかり引き出す”愛”を感じます。

商品名:トリュフ オ フリュイ バーズ デュ コンフィチュール

通常価格:税抜3,400円

購入金額16,908円!チョコレートの祭典を楽しみ尽くそう!

今年は購入金額16,908円(税別・1月末時点)を自分買いしました。お気に入りのお店はもちろん、イベントで初めて知るブランドなど、様々な出会いをさせてくれるのが阪急チョコレート博覧会の楽しいところ。店頭で悩んだ末に購入を決める瞬間は、謎の達成感があります。

シェフが店頭に立ったり、トークショーがあったり、職人の皆さんと交流できる催しも目白押し。ぜひ足を運んでみてくださいね。

あかざしょうこさん

あかざしょうこ

ウフ。編集スタッフ

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関西方面のスイーツ担当。1984年生まれ、大阪育ちのコピーライター。二児の母。焼き菓子全般が好き。特に粉糖を使ったお菓子が好きです。