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まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)

今回訪れたのは、小さなライブハウスや古着屋、雑貨屋が立ち並ぶ若者の街、大阪・北堀江。カラフルすぎて可愛い!と、SNSで注目を浴びているカフェ「ハラペコラボ」を取材しました。

名前もユニークで可愛いですが、おそらく他のカフェにはないのでは?と思うくらい、個性が溢れていました!”琥珀糖”にとことん振り切ったフードクリエイター集団「ハラペコラボ」を紹介します。

2022年、北堀江にOPENしたカフェ&雑貨のお店「ハラペコラボ 大阪」

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)

大阪地下鉄の鶴見緑地線「西大橋」駅を降りて徒歩5分。なにわ筋通り沿いにお店を発見!アンティーク調の建物の2階部分が、「ハラペコラボ ミュージアムショップ&カフェ オーサカ」です。本店は福岡市内で、2号店の大阪は2022年にオープンしたとのこと。

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)

中はフランスのダイニングのような雰囲気。家庭らしさは残しつつ、照明やドライフラワーなどから空間へのこだわりを感じます。壁に飾られている鏡は、こうぶつの形をモチーフにしているようです。

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)

店内では雑貨も販売されています。「ハラペコラボ」はカフェ運営だけでなく、雑貨の企画・販売にも力を入れるクリエイター集団。指輪は「TUBUTE(つぶて)」という自社ブランドで、バリの職人がシルバーの土台にチェコガラスをはめ込んだものです。石ではなくガラスというところが個性的!

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)

マスクや包装紙、ポストカードにエコバッグなど…ついつい手を伸ばしてしまいたくなるグッズがずらり。オンラインショップでも取り扱いがあるので、気になる方はチェックしてください。

推し活にもばっちり♡手間がかかった琥珀糖たっぷりのカフェメニューに注目!

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)

SNSで話題になっているのが琥珀糖をたっぷり使ったカフェメニューのひとつ、「宝石のカッサータ」です。リコッタチーズを主とした甘さ控えめのクリームにベリーやピール、チョコやナッツ等を混ぜ込んだイタリア発祥のアイスケーキに、ハラペコラボの色とりどりの琥珀糖が散りばめられています。これは確かに…メルヘンで可愛い!SNSで目を引きますね。

「ハラペコラボ」の琥珀糖は、「こうぶつヲカシ」というブランド名で展開。「こうぶつヲカシ」はその名の通り、”鉱物”をイメージして作られている琥珀糖のこと。ランダムに切り出すのではなく、鉱物に見えるように形を作っているそうです。

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)

型で抜くものもあるそうですが、ほとんどの琥珀糖が立体形になっているので、職人たちの手作業で「こうぶつヲカシ」が作られているのだとか。手間暇がかかっています…!

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)
ルビーに見えるよう、角をとって面を作っていきます
まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)
切り出して、2〜3日乾燥させると琥珀糖になります
まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)
中にはグラデーションの琥珀糖も!キラキラしていてうっとり
まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)
プレートに添えられている有機材料たっぷりのグラノーラも絶品でした

ギフト箱に入っている「こうぶつヲカシ」は福岡で制作されているそうですが、大阪のカフェで提供される琥珀糖は店内仕込み。乾燥させていない生の琥珀糖をトッピングします。食感がよりプルプルするとのことで、注文が入ってから切っていくのだとか。

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)

ドリンクメニューもカラフルでSNS映えばっちり。フルーツと琥珀糖が入った「こうぶつクリームソーダ」(左)と「こうぶつソーダ」(右)は自家製シロップとソーダを混ぜて楽しみます。

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)
食感もあってドリンクなのに食べ応えがあります

他にも、完全予約制のアフタヌーンティーセットがここ最近では人気なのだとか。予約時、なんと12色から「宝石の色」を選択でき、推し活として利用されるのだそうです。

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)
画像提供:ハラペコラボ ミュージアムショップ&カフェ オーサカ
まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)
画像提供:ハラペコラボ ミュージアムショップ&カフェ オーサカ

こちらも予約制の「宝石オーダーケーキ」。好きな色を選んで注文できます。ちなみに土台のホールケーキや、アフタヌーンティーセットに含まれるタルトなどは近くにある「パティスリー アクイユ」で製造されているそうです。口コミサイト評価3.70の名店のケーキなので、味は間違いありません。

パフェ、かき氷、アイスクリーム、ワッフルなど…悩むほど種類があり、しかもすべてがキラキラと輝く「ハラペコラボ」のカフェメニュー。”映える”のはもちろんですが、手間暇がかかっているので、最後まで大切に食べたいと思えました。

ちなみに「こうぶつヲカシ」や「宝石のカッサータ」はお取り寄せ可能です。詳しくはオンラインショップをご覧ください!

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)
画像提供:ハラペコラボ ミュージアムショップ&カフェ オーサカ

働くママの視点で、悩みを楽しいに変える「宝石」のようなものづくりを

「ハラペコラボ」の誕生は福岡市内。創業者の野尻知美さんは大工の父親の背中を見て育ち、兄弟もみんな職人とのこと。芸大出身の野尻さんもものづくりが大好きで、食とアートをかけあわせた事業として、色とりどりの野菜やエディブルフラワーを使ったケータリング事業からスタートしたそうです。

ある日ケータリングのお客様から「宝石のようなお菓子を作ってほしい」と依頼を受けたことをきっかけに”琥珀糖”に挑戦することに。「こうぶつヲカシ」を生み出すことになりました。それ以来、鉱物と琥珀糖の奥深さ、表現方法にどハマり!琥珀糖をとことん突き詰めていき、今に至るのだと話してくれました。

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)
店内の装飾用に、こんな琥珀糖も!

2022年にはご主人の大阪転勤をきっかけに大阪へ移住し、大阪店をオープン。野尻さんは3人の子育てをしながら大阪と福岡を行き来する日々を送っているそうです。

スタッフは野尻さんの「ママ友」や、ママ友繋がりで知り合った人ばかりなのだとか。ハラペコラボは福岡も大阪も「日曜・月曜・祝日」が定休日で、17時半閉店。育児中のママにも働きやすい環境を整えているとのことです。

よく見れば、小さいお子さんがいるママが「あれば助かる」な雑貨がたくさん。子育ての悩みからヒントを得て、「楽しい」を生み出すものづくりに取り組んでいます。

まるで宝石箱みたいなカフェ!キラキラ輝く”鉱物”のような琥珀糖が可愛い「ハラペコラボ」(大阪・北堀江)
食品を直接おける「サラダロードシート」。
サラダやお菓子を広げて、パーティーが終わったら紙ごと捨てれば洗い物不要!
画像提供:ハラペコラボ ミュージアムショップ&カフェ オーサカ

キラキラ輝くカフェメニューはもちろん「ArtなFoodで遊ぶ」というコンセプトをもとに、生活が少しだけ明るくなる。そんな体験を、ぜひ「ハラペコラボ」でしてくださいね!

About Shop
ハラペコラボ ミュージアムショップ&カフェ オーサカ
大阪府大阪市西区北堀江1-22-18 山崎ビル 2F
営業時間:11:30~17:30(17:00 L.O.)
定休日:日曜日・月曜日・祝日

あかざしょうこさん

あかざしょうこ

ウフ。編集スタッフ

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関西方面のスイーツ担当。1984年生まれ、大阪育ちのコピーライター。二児の母。焼き菓子全般が好き。特に粉糖を使ったお菓子が好きです。