クリーム太朗
ウフ。編集長
編集責任者。ショートケーキ研究家として、日本全国のケーキを食べ比べる。自身でも、ケーキやチョコレートの製造・販売を目指すべく、知識だけではなく実技も鍛錬中
北海道の〆パフェブームの火付け役で、新鮮なフルーツをふんだんに使ったパフェが人気の「INITIAL(イニシャル)」。
そんなパフェのお店が、フルーツサンドで昨年ブームに。今回表紙になったのは2019年に札幌から東京に初上陸した「INITIAL Omotesando」。砂糖をほぼ使わない、さっぱりとしたそのフルーツサンドのおいしさの秘密を取材してきました。
自然光が入る店内。原宿は裏原のエリアに位置し、店内は32席と広々としています。駅からは、明治神宮前駅から徒歩6分程度、JR原宿駅からは徒歩10分程度となっています。
メニューは、季節のパフェからフルーツサンドまで、幅広くラインナップ。今回紹介するフルーツサンドの特徴はやはり「フルーツ」と使用するクリーム。
季節毎に使用するフルーツはどれも高糖度で美味しいもの。いちごは北海道の農家直送など、たくさんの美味しい果物を仕入れていることに加え、甘さが控えめでさっぱりとしたフルーツサンドにぴったりなクリームを作ることができたため、「お持ち帰り」でお楽しみいただけるフルーツサンドを作ったそう。
農家へ実際に足を運ぶこともあるぐらい、フルーツ選びにはこだわりが。農家と直接契約を結ぶことで、糖度がもっともベストな状態で収穫し、その日のうちに店舗に直送することが実現。
今実際に使用しているいちご「四つ星」は北海道 当別町で生産されるいちごで、東京で食べられるのはイニシャルだけだそう。
「フレッシュさを保つために」、果物を管理する冷蔵庫は全て「恒温高湿冷蔵庫」を使用しているそう。もともと冷蔵庫内は乾燥しがちですが、INITIALさんの冷蔵庫は湿度は90%以上を常に保ちます。ファンで冷やす普通の冷蔵庫と違い、ファンが無く無風状態をキープ。このため恒温高湿庫は食品の乾燥を抑え、鮮度を保つことができるそうで、果物の品質管理は徹底しているそう。
お砂糖をほとんど使用しない甘さ控えめのさっぱりとしたクリーム。甘いものがお苦手な方でも食べられ、ぺろっといけてしまいます。最後のひと口まで、おいしく食べられるよう後ろにもしっかりフルーツが入っています。そんなフルーツサンドの断面の可愛さがひときわ目立ち、フルーツサンド界でも話題に。
フルーツの美味しさやクリーム、パンの美味しさを味わっていただくことはもちろん大前提として、「見た目にも美しい」というのがパフェ作り、スイーツ作りに置けるモットーだそう。
見た目も、中身もフルーツもこだわりにこだわったフルーツサンド。ぜひテイクアウトを。さっぱり食べられ、おかわりしちゃうかもしれません。
About Shop
「INITIAL Omotesando (イニシャル 表参道)」
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前6丁目12-7 (MAP)
営業時間:平日12:00~20:00、土日11:00~20:00
※5月11日までは20時、それ以外は21時で時期により異なります。
ラストオーダーは閉店の30分前になります
定休日:不定休
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