2024年11月29日、京都市中京区に新しい焼き菓子店「焼菓子ヒビノ」がオープンしました。「日々の暮らしに楽しみを届けたい」という想いを込めて、焼き菓子大好き3人組が手を取り合い、情熱を形にしたお店です。早くも行列、話題を集めているとのことで、早速チェックしてきました!
「焼菓子ヒビノ」があるのは京都市中京区。京都の中心地「四条烏丸」駅から歩いて数分の場所にあります。このエリアはビジネス街としても知られ、周辺にはオフィスビルが立ち並びつつ、伝統的な京町家が残る趣深い街並みも魅力のひとつなんです。
店舗外観は街路樹の緑に包まれ、落ち着いた佇まい。木製ベンチが入り口に置かれ、訪れる人をそっと迎えます。一歩中に入ると、コンクリート調の壁とアンティーク家具が調和したシックな雰囲気が広がります。
壁一面に広がるドライフラワーの装飾が目を引き、淡いピンクのアジサイや柔らかな草花が、訪れる人々を優しく包み込む癒しの空間を演出しています。
「焼菓子ヒビノ」の焼き菓子は、14種類と豊富なラインナップ。ガレットブルトンヌやフィナンシェには発酵バターを贅沢に使用し、香り高いオーガニックバニラビーンズを加えるなど、素材へのこだわりが感じられます。
甘さだけでなく塩気も大切にし、ついつい手が伸びてしまう絶妙なバランスを追求。中でも、サクサクとした食感が特徴のディアマンクッキーは、このお店を開くきっかけになったほど自信作だそうです。
また、焼き菓子と並んで人気を集めているのが、5種類のキッシュです。近隣で働く女性たちに向けて、ランチタイムの手軽な選択肢として提供されています。
特に注目を集めているのが、6等分されたキッシュが収まるユニークな三角形の専用パッケージ。
切り目に沿ってピリピリと開けると…
手を汚さずに食べられる工夫が施されています。ありそうでなかったかも!?こういうちょっとしたアイデアに、思わずキュン♡としてしまいますよね。忙しい日常を過ごす人への、ささやかな配慮を感じさせてくれました。
5種類あるので、平日毎日食べても違う種類が食べられます!
お店を運営するのは、3人の女性たちです。「店長」という人はおらず、3人でフラットに協力しあっているのだとか。全員がお菓子の製造と販売を経験しているものの、お店の運営は初めてのチャレンジ。約1年間の準備期間を経て、試作と改良を繰り返したそうです。商品の一つひとつに、素材選びや味のバランス、食感への徹底したこだわりが込められていますよ。
「ちょっとずつ、色んな種類を食べてほしい」との想いから、すべての商品がほんのり小ぶりで、手軽に楽しめるサイズになっています。また、贈り物としても手に取りやすいよう、200円台〜300台と価格もギリギリまで安くしているとのこと。誰もが気軽に購入できる焼き菓子屋さんを目指しているそうです。
オープンからわずか数日ながら、店内の商品が早々に売り切れることもしばしば。午後2時には完売してしまうこともあるため、3人の目標は「より効率的に、より多くのお菓子を提供すること」だそうです。まだ試作段階のお菓子もたくさんあり、これからさらに新しい商品が並ぶ予定もあるとのことで、今後が楽しみです!
四条烏丸のオフィス街の中に新しくできた新名所。忙しい毎日に癒しを与えてくれる「焼菓子ヒビノ」で、あなたも特別なひとときを過ごしてみてくださいね。
About Shop
焼菓子ヒビノ
京都市中京区橋弁慶町227 第12長谷ビル1F
営業時間:10:00~18:00(売り切れ次第終了)
定休日:不定休
あかざしょうこ
ウフ。編集スタッフ
関西方面のスイーツ担当。1984年生まれ、大阪育ちのコピーライター。二児の母。焼き菓子全般が好き。特に粉糖を使ったお菓子が好きです。
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