前回から始まった、通りすがりのただのチョコ好き「右衛門」さんの連載。今回も、ぜひ知っていただきたい日本のクラフトチョコレート「kiitos」(キートス)。前の記事では、ブランドのストーリーについて紹介してきました。今回は、ue_monさんから、kiitosのチョコレートのテイスティング、おすすめのポイントを教えていただきました。
ue_mon「kiitosでは、カカオ豆の産地別の他、ノーマルなスムースタイプのタブレットと、カカオ豆をあえて粗挽きの状態で仕上げたクランチタイプのタブレットの2種類から選ぶことができる。」
「 原料はカカオ豆ときび砂糖のみ。 タブレットの形は、工房がある鹿児島県を象徴する桜島をモチーフにしており、シンプルなデザインながら、一口サイズの三角形に割りやすいように、溝が入っている。 」
「『ペルー グランヤパテラブランコ 75%スムースタイプ 』は、 口に含んだ瞬間に広がる青リンゴの様な瑞々しさ、そして口溶けにより少し時間差でゆったりとした蜜、仄かに杉の木の深緑の香りを含ませつつ、軽やかなカカオの余韻で締めくくる。とても香りがよく、初めて買うならぜひセレクトしてほしい」
「また断面もこのような感じ。」
ue_mon「『リパブリック コスタリカ70% クランチタイプ』は、カカオ豆そのもののザクザクとした軽快な食感から、鮮やかに弾けるレモンタルトの爽やかな酸味、黒糖のこっくりとした甘い香り、そしてエルダーフラワーのフルーツフローラルノートを感じさせる。」
「断面は見ての通り、スムースタイプと異なり、ザクザクとした食感であることがわかる。ぜひ同じ産地・商品でも食べ比べをしてみてほしい」
編集後記 by ue_mon
kiitosのチョコレートはカカオ豆そのものの豊かな味わいを素朴に表現しており、どことなく懐かしさを感じさせるものがあり、自然と落ち着く。 カバンの中に忍ばせて、一欠片を口にすると自然と笑顔が溢れる、そんな食べ方が似合うチョコレートだ。
About Shop
kiitos
鹿児島県鹿屋市天神町3629−1 ユクサおおすみ海の学校1階内(MAP)
営業時間:11:00~17:00、金曜日11:00~15:00
定休日:月~木曜日 ※営業時間、定休日は公式インスタグラムをご確認ください。
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