カフェ＆食べ歩き部
2025.03.11

【京都・円町】まるで五重塔！？元フレンチシェフが手がける「piu cafe」（ピウカフェ）で味わうサクサク絶品ミルフィーユ

京都・北区の「piu cafe」は、フレンチ＆イタリアンの経験を持つシェフが手がける、こだわりのスイーツと本格フードが楽しめるカフェ。サクサクの自家製パイや、食感と香りのバランスが計算されたパフェが人気を集めています。

インダストリアルな雰囲気の店内で味わう絶品スイーツは、まさに至福のひとときです。今回は、気になる提供メニューやお店のこだわりについて詳しくご紹介します！

京都・北区の隠れ家カフェ「piu cafe」へ。おしゃれな空間と本格フードが魅力

京都の北区、大将軍エリアにひっそりと佇む「piu cafe（ピウカフェ）」。2017年にオープンして以来、オシャレな空間と本格派のフード＆スイーツが評判の人気カフェです。

扉を開けると、そこに広がるのは洗練されたインダストリアルな空間。コンクリート打ちっぱなしの天井に、無機質なスチール製のインテリアがアクセントを加え、クールでスタイリッシュな雰囲気を醸し出しています。

それだけではなく、アンティーク調の家具やドライフラワーが散りばめられ、ほどよい温もりも感じられるのがこのカフェの魅力。大きな窓からは自然光が差し込み、開放感も抜群です。

オーナーシェフの中原さんは、フレンチの世界で12年の経験を積み、その後、京都市内でトラットリアを経営していた実力派。現在はこの「piu cafe」一本に専念し、腕を振るっています。カフェでありながら、フレンチ＆イタリアンの技術が活かされたパスタやピザも味わえるというのは、食事派の人にとっても嬉しいポイント。

実は、中原さん自身がカフェ巡りをするのが大好きだったそう。しかし、「男性一人で入りやすいカフェって意外と少ないな」と気づき、男性が気兼ねなく入れる空間を作ろうと開いたのがこの「piu cafe」。なるほど、内装もどこか“男前”な雰囲気。

でも、いざオープンしてみると、なんと9割が女性客に（笑）。結局、オシャレな空間は女性たちの心を掴んで離さなかったようです。

店名の「piu（ピウ）」は、イタリア語で「プラス」の意味。訪れる人の好きなものや、スタッフのこだわり、美味しい料理やスイーツなど、いろんな「好き」がプラスされて生まれる空間。そんな想いが込められたカフェで、フォトジェニックすぎるスイーツメニューをチェックしていきましょう！

サクサク食感がたまらない！焼き立てパイ＆こだわりのパフェを堪能

「piu cafe」で外せない人気メニューといえば、毎朝焼き上げるサクサクの「パイ」シリーズ。定番のアップルパイに加え、取材時には季節限定の「アップルオレンジパイ」、さらには「あまおうのミルフィーユ」「抹茶のミルフィーユ」といった豪華なラインアップが揃っていました。

試食したのは「あまおうのミルフィーユ」。まず驚くのは、この高さ！そしてサクサク感！隅々まで香ばしく焼かれたパイ生地に、アールグレイの香りがふんわり漂う紅茶のカスタードクリーム、甘酸っぱいあまおう、生クリーム、さらにパイ…と、幾重にも重なる層。それなのに崩れないのは、中央にしっかりと芯が通っているから。