数年前からスイーツ業界では当たり前となった「専門店」。チーズケーキやカヌレ、プリンにクッキーなど…様々な専門店が話題を呼んでいます。今回紹介するのは、ドイツ発祥の菓子パン「プレッツェル」に特化した専門店です。7月にオープンしたとのことで、取材に行ってきました。
こちらが今回取材に訪れた「petit pretzel(プティ プレッツェル)」。天王寺駅から徒歩5分のところにある商業施設「あべのキューズモール」4階に位置するベーカリーカフェです。今年の7月12日にオープンしたばかりですが、関西ではプレッツェル専門店は初めてとのことで、すでに話題沸騰中!カフェ界隈からは「絶対流行る」と言われていて、開店前から女性客を中心に列を作っていました。
店内はヨーロッパのような異国感。プレッツェルをセルフでピックアップしていく販売スタイルです。
お店の奥にはゆったりと座れるソファ席。くすみピンクとグリーンの組み合わせが乙女心をくすぐります。
手書きのドリンクメニューも!見渡す限り「Kawaii」で埋め尽くされているお店です。話題になるのも納得です。
プレッツェルとは、ドイツ発祥の焼き菓子パンのこと。パンのように柔らかく焼くタイプと、スナックのように固く小さめに焼くタイプがあります。小麦粉と水、イーストを原料とした、とってもシンプルなパンです。
リボンのような結び目を作って焼くのが一般的ですが、その他にも長い棒状のものや一口サイズ、編み込み型、四角い形状のもの等、さまざまな形のプレッツェルが存在するそうです。
「petit pretzel(プティ プレッツェル)」のオーナー・遅 程誉(チ テイヨ)さんに話を聞くと、同店のプレッツェルは日本人の好みに合わせて、もちもちとした弾力のある食感にこだわって開発したのだとか。
「専門店にするからには、プレッツェルの定義や常識に捉われずに、可能性をとことん広げてみようと思って。色んな食材の組み合わせを試してみました。今お店に並んでいるのは、自分たちが『美味しい』と思ったもののみです」と遅(チ)さん。
ベースのプレッツェル生地はとある名店のパン職人との共同レシピとのこと。バターや小麦はできる限り国産にこだわり、素材一つひとつのクオリティを上げることで美味しさを追求しているのだとか。季節ごとに5〜6種類ほど新作を発表する予定だそうです。
「『プレッツェル』という一つのジャンルでどこまで価値を提供できるのか、挑戦です。飽きのこないようなお店にしていきたいと思っています」
プレッツェル専門店「petit pretzel(プティ プレッツェル)」はカフェとしても、とっても優秀!レジでイートイン限定メニューをオーダーできます。
一番人気の「ソーセージプレート」は、プレーンのプレッツェルと生野菜、卵、アボカドとドリンク付き。タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミンがすべて揃った健康メニューです。プレッツェルは脂質の少ないパンなので、ダイエット中の方も通いたくなるお店ですよね。
店頭で販売しているプレッツェルは店内で食べることもできます。ラテやソフトドリンク以外に、コーンスープやミネストローネもあり、プレッツェルを「おやつ」としても「食事」としても楽しめます。
「カフェには行きたいけど、子連れ歓迎のお店は少ない…」というママ、多いのではないでしょうか。「petit pretzel(プティ プレッツェル)」は小学生以下のキッズメニューがあり、さらに9ヶ月〜11ヶ月(目安)のお子さんであれば離乳食が無料で提供されます。
「あべのキューズモール」は、平日は子育て中のママ友達、週末は家族連れが多いファミリー向け施設です。赤ちゃんから大人まで嬉しいメニューが揃っていて、何度でも通ってしまいそうです。
テイクアウトにおすすめなのが、可愛いパッケージのプレッツェル箱。お店のロゴマークにもなっているキャラクターが描かれています。しっかりした素材の箱なので、手土産にもピッタリです!1箱に4〜5個のプレッツェルを詰めるそうです。
「petit pretzel(プティ プレッツェル)」のオープンと同じくして、7月12日に完成した「Qしば」。中央に気持ちの良い人工芝が敷かれています。
周辺の飲食店のテイクアウトメニューを持ち込んでピクニック気分を味わうこともできますよ!春や秋など、過ごしやすい気候の際はお日様を浴びながら、美味しいプレッツェルを楽しんでみてくださいね。
最後に。今回は天王寺の「petit pretzel(プティ プレッツェル)」を紹介しましたが、8月に2号店として中崎町店をオープンしたとのこと!2号店では焼きたてを味わえるとのことなので、ぜひチェックしてみてください。
About Shop
petit pretzel(プティ プレッツェル)
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 あべのキューズモール 4F
営業時間:11:00~22:00
定休日:なし
あかざしょうこ
ウフ。編集スタッフ
関西方面のスイーツ担当。1984年生まれ、大阪育ちのコピーライター。二児の母。焼き菓子全般が好き。特に粉糖を使ったお菓子が好きです。
注目記事