チョコレート好きにとってたまらない「サロン・デュ・ショコラ2022」がいよいよ2022年1月19日、本日開園。
今年でついに20回目を迎える「サロン・デュ・ショコラ」は、カカオの世界を楽しむ＜Part1 TASTE OF CACAO＞と、各国ショコラティエの技を楽しむ＜Part2 THE ARTISANS＞の2部制となっています。
今回は全国のチョコレートファンに捧げる、チョコレート好きの編集長が初日の様子を簡単にしていきます。
1995年にフランス・パリで誕生して世界中から一流ショコラティエやブランド、最高級のチョコレートが集まる、世界最大級のチョコレートの祭典で、本場のパリでは毎年10月下旬～11月上旬に開催されています。日本での始まりは、さかのぼること2003年1月。伊勢丹新宿店の本館6階催物場からスタートし、東京新宿をはじめとする三越伊勢丹グループ各店にて毎年開催され、今回の開催でついに20回目を迎えます。
イベントにおいて、近年人気と注目度が高いのがイートインコーナー。朝から列ができるほど、初日も一番の列を作っていたのが江藤シェフ率いるブランド「PAYSAGE」（ペイサージュ）。
予約が困難なデセール（デザートのカウンターでのコース料理）で、今もっとも勢いのある江藤シェフが久々に手掛けるパフェということもあり、人気も沸騰。
日本国内で初となる、カカオを使ったパフェは圧巻。サロン・デュ・ショコラ20周年を記念し、20のパーツと複雑な構成となっています。
続いてはカカオテール。門前仲町にお店を構える、カカオ×カクテルの人気店。今回は、カカオの実のなる農園にいる鳥をモチーフにしたグラスは、圧巻。カカオパルプの酸味とフルーティーの味わいが、日本にいるのを忘れさせてくれます。
＜Part1 TASTE OF CACAO＞は、ショコラティエや世界のパティシエたちが集まるというよりは、カカオの持つ様々な顔を楽しめる会期となっています。世界中のカカオ、そしてビーントゥバーのブランド、カカオ農園を支援するブランド、カカオを使った料理人etc.カカオの美味しさだけではなく、その文化と魅力を体験できる会期の中でも、世界中のビーントゥバーチョコレートがここまでたくさん大集合するのも珍しいです。
ヴェトナムの人気ブランド「MAROU」では、板チョコだけではなく現地でしか買えないバッグなどの商品も。
アジア、ヨーロッパ、中南米、アフリカetc.今美味しいチョコレートが大集結。売り場にいるスタッフが、一つ一つブランドの魅力や歩み、好みにあったものの紹介もしてくれるところも、イベントならでは。
この＜Part1 TASTE OF CACAO＞で注目すべきはもう１つ。日本人シェフたち。若くて、将来有望なショコラティエたちが集い、その技術のつまったチョコレートがズラリと並びます。まず初めに紹介するのは浜町「nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO」。村田シェフの作る、こだわりのボンボンショコラを始め、生チョコレート、そしてイートインで作る抹茶とカカオパルプのかき氷は人気です。
ボンボンショコラはこの美しさです、早速撮影しました。
その他にも会場でしか買えない限定ケーキも。こちらは吉祥寺で腕を振るう、若きショコラティエ「プレスキルショコラトリー」小抜シェフ。
ひと際ひとが多く集まっていたこちらのブースはSachi Takagiさん。女性ショコラティエ高木シェフの初出展となるこちら、カラフルなチョコレートはプラント（植物）ベースのチョコレートで身体にいい、新しい取り組みを表現されたもの。12時すぎにはすでに完売する商品も出るなら、大人気でした。
新宿伊勢丹で開催中のこのイベント、11：45までは事前整理券制となっており、一般の入場はそれ以降となるのでご注意を。
クリーム太朗
ウフ。編集長
編集責任者。ショートケーキ研究家として、日本全国のケーキを食べ比べる。自身でも、ケーキやチョコレートの製造・販売を目指すべく、知識だけではなく実技も鍛錬中
関連記事
注目記事
オンラインショップはこちら
