今回は、新しく開館したミュージアムを紹介。私、ue_monが私的コレクションでもある、チョコレートのパッケージを寄贈したこともあり、ご縁もあって今回はこのミュージアムへ足を運ぶことに。
今回このミュージアムを手がけたのは、アパレルや雑貨品等の通信販売を手がける株式会社フェリシモ。神戸市中央区新港町にある「Stage Felissimo」内に「felissimo chocolate museum(フェリシモ チョコレートミュージアム)」をOPENさせた。
チョコレート好きの間では既に周知ですが、フェリシモは25年のキャリアを持つ“チョコレートバイヤー みり”こと木野内 美里さんが独自目線で買い付ける、世界中のローカルチョコレートの通信販売が人気。
これまで世界中のチョコレートの魅力を精力的に発信してきたフェリシモが、今度はチョコレートの歴史や文化、革新にまつわる様々な情報や、ファッション、アートとの繋がり等を収集・編集・発信する場としてチョコレートミュージアムを立ち上げた。
館内には日本全国から寄贈された、世界中のチョコレートパッケージが約12,000点収蔵・展示されている。
同館は「世界で最も多くのチョコレートパッケージをコレクションするミュージアム」を目指し、今後もパッケージの収集を続けるそう。
また、開館時はスイスの高級腕時計ブランド「フランク ミュラー」のチョコレートを展示する企画展や、現代美術家ヴァレリオ・ベッルーティ氏のチョコレートをテーマにした作品を展示する企画展、兵庫県三田市にお店を構える「パティシエ エス コヤマ」のパッケージの常設展も。
まるで美術館のような内装も必見だ。
チョコレートミュージアムの館長も務める株式会社フェリシモ代表取締役社長 矢崎和彦氏は「バレンタインデーにチョコレートを贈る文化も、ウイスキーボンボンも神戸が発祥と言われている。ショコラトリーもたくさんあり、チョコレートは神戸らしさを象徴する大切なコンテンツです。このフェリシモ チョコレートミュージアムが新しい観光スポットになれたら。」と語る。
また、ミュージアムショップの「ミュージアムホリック」では、オリジナル商品や、企画展や常設展との限定コラボ商品も販売中。
常設展の「パティシエ エスコヤマ」とコラボレーションし、2013年に生み出された「パティシエ エスコヤマがフェリシモのために作ったミルクの旨味をとことん追求して辿り着いたミルクチョコレート」の限定復刻品やフランク ミュラー パティスリーとコラボした「大吟醸ショコラ」、チョコレートミュージアムロゴ入りののバッグなどが販売されている。
チョコレートの歴史や文化、ここまでたくさんの寄贈品が集まり壮大なミュージアムはなかなかない。好きな人は1日あっても足りないぐらいの迫力の展示、ぜひ足を運んで肌で感じて欲しいと思う。
About Shop
felissimo chocolate museum(フェリシモ チョコレートミュージアム)
兵庫県神戸市中央区新港町7番1号 フェリシモ本社
営業時間:11:00~20:00(日曜は18:00まで)
※入場は事前予約制。ウェブサイトにて来館1ヵ月前(30日前)から予約が可能。
定休日:月曜日
チケット料金:一般 1,500円<団体1,200円>
学生(中学・高校・大学生)1,200円<団体1,000>
小学生 500円<団体300円>
小学生未満 無料
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