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【銀座店リニューアル】「TORAYA GINZA」職人が目の前で和菓子を作ってくれるカウンターが贅沢。「ウフ。」記者がいち早く体験してきた!

【銀座店リニューアル】「TORAYA GINZA」職人が目の前で和菓子を作ってくれるカウンターが贅沢。「ウフ。」記者がいち早く体験してきた!

和菓子の老舗「とらや」。1947年に開店した「とらや 銀座店」が「TORAYA GINZA」としてリニューアルオープン。ウフ。編集部が、いち早く体験してきました。

【銀座店リニューアル】「TORAYA GINZA」職人が目の前で和菓子を作ってくれるカウンターが贅沢。「ウフ。」記者がいち早く体験してきた!

新たに誕生した「TORAYA  GINZA」の大きな魅力が、和菓子職人が作るできたての和菓子をカウンター席で味わえること。

これまで少し遠い存在だった職人さんと会話を楽しみながら、素材の味を生かすため、最も美味しい瞬間に提供される和菓子と、それを作り出す技をお届けします!

ようかん色の壁&テラス席を備えた「TORAYA GINZA」

【銀座店リニューアル】「TORAYA GINZA」職人が目の前で和菓子を作ってくれるカウンターが贅沢。「ウフ。」記者がいち早く体験してきた!

2024年4月11日にリニューアルオープンした「TORAYA GINZA」。銀座駅から徒歩5分ほどの虎屋銀座ビル・4Fの暖簾をくぐった先に、とらやのロゴとショーケースがありました。

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さらに中に入ると、カフェスペースが登場。反射が美しい鏡面仕上げの壁は、「ようかん色」をイメージしているんだとか…!

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その奥には、針葉樹「羅漢槇(らかんまき)」と水盤が配置されたテラス席。

案内してくださったスタッフさんによると、「時間帯によって、水盤が日の光を反射してきらめくんです。都会にいながら、豊かな静寂を楽しめる空間になるように設計されています」とのこと。席同士の間隔が広く、隠れ家のようなゆったりとした雰囲気を感じました。

いざカウンター席へ。”すぐ提供”のスタイルでしか味わえない和菓子たち

【銀座店リニューアル】「TORAYA GINZA」職人が目の前で和菓子を作ってくれるカウンターが贅沢。「ウフ。」記者がいち早く体験してきた!

店内を一通り見た後は、いよいよカウンター席へ。和菓子職人さんがカウンターの向かいに立っており、緊張&ワクワクしながら中へ入ります。

今回作ってもらうのは、季節限定品と通年販売のメニューを交えたTORAYA GINZA限定の2種の和菓子。席に座ると、職人さん2名による和菓子作りが始まりました。

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最初の和菓子は、白あんといちごをあわせたきんとん製『馨(かおる)』。生、セミドライ、煮詰めたピューレ、の3種の博多あまおうが使われているそうで、カウンター席に座っていてもいちごの甘酸っぱい香りを感じます。

「TORAYA GINZAはとらやで初めて職人がいるカウンターを備えた店で、餡や和菓子に馴染みのない方にも楽しんでいただける「入口」となるような店でありたいと思っています。

そのような思いから、TORAYA  GINZAでは、果実などを使った生菓子を季節ごとにご提供したいと考えました。そこで生まれたのが、この『馨(かおる)』と名付けたいちごの和菓子です」

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生菓子と相性の良いスリランカ産紅茶「ディンブラ」

ちなみにTORAYA GINZAでは、和菓子に合わせる飲み物として抹茶や煎茶のほかに紅茶やコーヒーなど、ペアリングを楽しめる飲み物を用意しているそう。紅茶と和菓子を一緒に楽しんだことがない筆者にとっては新鮮で、両者の相性の良さも気になります。

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『馨』きんとん製  御膳餡入 飲み物付き 2,090円(税込) ~ ※提供期間:~2024年5月中旬予定

職人さんから差し出された『馨』は、鮮やかなピンク色の見た目がとってもキュート。いざ食べてみると、いちごのつぶつぶした食感と白あんのふわっとした口どけが心地いい…!

説明によると、この馨を最も美味しく楽しめるのは、「できたて」のみとのこと。そのためテイクアウトはできません。目の前で作られた和菓子から感じるいちごのフレッシュな香りと色合いは、たしかに未体験の感覚です。

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2番目に登場したのは、1994年にとらやのパリ店で生まれた焼きたて『夜半の月(よわのつき)』。普通に焼きたてのどら焼きが出てくるのかな…と思いきや、バーナーでの炙りが加わり、とびきりの臨場感を味わえます。

「TORAYA GINZAでは、その場で召し上がっていただくため生地の配合をパリ店のものとは変えています。小麦は北海道産のものをブレンドし、表面はより焼きたてのサクサク感を、中はもっちりとした食感を楽しめるようにしました」

【銀座店リニューアル】「TORAYA GINZA」職人が目の前で和菓子を作ってくれるカウンターが贅沢。「ウフ。」記者がいち早く体験してきた!
焼きたて『夜半の月』小倉餡入 飲み物付き 1,958円(税込)~ ※提供期間:通年

「『夜半の月』では、生地を少し焼いた後にふちをバーナーで炙ります。それによって生まれるサクッ、ふわっとした食感は焼きたてでしか味わえない楽しみです」

バーナーで炙られているためか、出来上がった『夜半の月』からはキャラメリゼのような幸せな香りが。かんだ瞬間にじゅわっと小麦の甘みが広がり、しっとり甘い小倉あんと、柔らかな甘さの生地のハーモニーを楽しめました。(焼きたて『夜半の月』もテイクアウト不可)

今後の和菓子の予定を尋ねると、「初夏の時期に合わせて、爽やかに召し上がっていただける新しい生菓子を考えています」と柔らかく笑って答えてくれた職人さん。

TORAYA GINZAは、作り手の想いと努力がつまった和菓子と技巧に加えて、自分とは少し違った世界にいると思っていた和菓子職人さんと、リラックスした会話を楽しめる場所でした。

TORAYA GINZAの魅力を家でも楽しめる店限定の『ちぐさかん』

作りたてならではの美味しさをもった和菓子を、心温まる雰囲気のなかで楽しめたTORAYA GINZA。お土産としておすすめなのが、ひとくちサイズの羊羹『ちぐさかん』です。

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『ちぐさかん』(季節限定販売版) 1箱(9個入り) 2,484円(税込) ※販売期間: ~2024年6月下旬予定

『ちぐさかん』には通年販売と季節限定品があり、6月下旬まで販売予定の季節限定フレーバーは「ラズベリー」「ライム」「パッションフルーツ」の3種類。”お菓子の宝石”ともいわれるフランスのお菓子「パート・ド・フリュイ」に似た見た目で、口に入れた瞬間にふわっとフルーティーな香りが広がりました。

【銀座店リニューアル】「TORAYA GINZA」職人が目の前で和菓子を作ってくれるカウンターが贅沢。「ウフ。」記者がいち早く体験してきた!

自分用にも、誰かにもあげたくなるようなポップな可愛らしさがあり、でも高級感と品のある新たな羊羹。『ちぐさかん』のために用意したという紙製の小さな手提げに入れて、大切な人に渡したくなるスイーツでした。

なお、初夏からはTORAYA GINZA限定のかき氷も登場予定とのこと。カウンター席と個室は予約制ですが、テラスや店内中央の席には予約なしで入れるので、銀座でほっと一息つきたいときはぜひ行ってみてくださいね。

三月さん

三月

ウフ。編集スタッフ

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カスタードとお固めのパンが特に好きな148cm。ライター出身、ワクワクしながらメディアを作ってます。毎日おいしいものに出会えて幸せです。