コミック25万部超えの漫画『パティシエさんとお嬢さん』が、2022年1月よりドラマ化され、5月には映画化も決定されました!パティシエの魅力がたっぷりと描かれた本作は、見た目も美しく、斬新でおいしそうなスイーツがたっぷり見られるほか、切なくてキュンとする恋の行方も見逃せません!
今回は、パティシエ・丈士を演じる崎山つばささんと、丈士の兄でパティスリーのオーナーシェフ・凌役の村井良大さんに、作品の見どころから撮影秘話まで、貴重なお話を聞かせていただきました♡
――それぞれの役柄を教えてください!
崎山さん「僕は丈士という役を演じているんですけど、好きな女の子に名前も聞けないような、本当に奥手でまっすぐな男で(笑)。もどかしいというか、中学生のような気持ちを思い出して懐かしい気持ちになりましたね。でも、演じていて楽しかったですよ。僕自身も自分から声をかけるような肉食系ではないので、凌みたいなお兄ちゃん的存在の人が身近にいてくれたら、サポートしてくれるのかなって思いましたね(笑)」
村井さん「丈士に対しては、僕も視聴者と同じ目線だったと思うんですよ。好きな子に対する態度を見て、もう今ここで言え!みたいなもどかしいかんじ。でも丈士は全然気づかずで。ほほえましいなって思いながらも、男としてしっかりしろよ、と思う気持ちがあって。撮影中もとにかくつっこみながら撮影していて、丈士を見守りながら、僕も心地よく演じられてたかな。
凌が自分と似てるなと思ったところは、凌は助言というか、自分で気づけよと丈士にいろいろ話すんですけど、強くは背中を押さない。最終的に男なんだから自分で決めろ、決断はちゃんと自らするんだぞ、と諭してるかんじは、自分と近いかもしれない。やっぱり最終的には自分で決めないといけないというか」
――撮影での裏話があればお聞かせください!
崎山さん「最初の台本の読み合わせのときに、監督から二人の空気感は“おぎやはぎさんみたいなのをイメージしてくれ”って言われて(笑)。漫才でのあの空気感、お互いを誉めあうみたいなそういう掛け合いみたいなものができたらいいなっておっしゃっていて、そこは意識しましたね」
村井さん「それを言ってくださってから方向性が見えたというか、プライベートでもするどく僕がつっこんだりとかね(笑)」
崎山さん「僕をやわらかく包んでくれたというか、パイ生地のように(笑)」
――パティシエの役を演じてみてどうでしたか?
崎山さん「実際に東京製菓学校に通わせていただいて教えてもらったんですけど、手元の細かい作業っていうのはやっぱり職人ならではというか、難しい職業だなと思いました。あとは立ちっぱなしの仕事だから足がすごく疲れるし、今までもパティシエさんにはありがたみはあったんですけど、このお仕事してさらにパティシエさんが作るスイーツのありがたみを実感しましたね。何十時間とかけて、下地からいろいろと手を込んで作ってくださっているので。食べたときの幸せを作るために時間をかけてくれているってわかってよかったし、自分も演じるうえでそういう気持ちでやりたいなと思いました」
村井さん「スイーツって芸術品のようで、完成させるまでの大変さを肌で感じました。あの職人技は身につけるまでに相当時間がかかりますよね。練習も5~6回したけど何ひとつ完璧なマスターはできなかった…」
崎山さん「いや、めっちゃうまかったですよ、褒められてましたもん、先生にきれいって」
村井さん「いやいやあれはダメだったよ、全然下手(笑)。でもやっぱり現場で毎日ケーキを作ってる人たちは、プロフェッショナルですし尊敬します。今度から買いに行くときは、多分厨房のほうも見ちゃうなぁ」
まるで本作と変わらないような、兄弟のようなコンビネーションで作品の見どころを語ってくださった気さくなお2人。プロのパティシエさんに劣らない職人技は、見惚れてしまうこと間違いなし。ぜひ、イケメン×スイーツのスペシャルコラボを堪能してみてください♡
©銀泥/一迅社 ©2022「パティシエさんとお嬢さん」製作委員会
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イチイシ
ウフ。編集スタッフ
ティーン向けGAL誌の編集を10年やったのち、現在はウフ。とライフスタイル誌を担当。コンビニスイーツとお笑いとTikTokが好き。
Photo/Hiroyuki Tsutsumi Writing/Saeka Ichiishi
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