雑誌、TVでも話題のパティスリー「カメリア銀座」。そんなカメリア銀座で、若くして一躍有名になった遠藤泰介パティシエの連載が始まります! 遠藤シェフの知られざる素顔や活動、パティシエとしての活躍を追いかけます。記念すべきVol.01は、遠藤シェフが一流パティシエになるまでの軌跡を追いました。
もともとはエアラインのパイロットを目指していたという遠藤シェフ。別の道を探しているときに出会ったのがオムライス屋さん。たまたまアルバイトで働いていたそのお店で「千切りキャベツかっこいいな~!」「オムレツひっくり返すのをやりたい」と料理に夢中に。バイトしながら、毎日こっそりオムライスの練習をし、そこから調理師専門学校へ。
専門学校で、出会った飴細工。「コンテストも開催され、キラキラ輝くその美しさに魅了されて、”僕も作りたい“その気持ちが一層高まりました」。当時、パティスリーで並ぶケーキが宝石のように見えたという遠藤シェフのパティシエ物語がここからスタート。
「パティシエ界のピカソ」そう呼ばれる、老舗のパティスリー「ピエールエルメ」。エルメ氏(写真右)に将来を渇望され、千葉県にあるイクスピアリ店に入店。
シェフパティシエにまで抜擢されるまで、厳しい指導を受け、在籍時代はUIPCG(世界洋菓子連盟) 世界ジュニア製菓技術者コンクール ハンガリー大会(2010年)で準優勝を飾る。
16時間にわたるコンクールに臨み、ピエスモンテ、アントルメ、アイスクリーム、ボンボン・ショコラ、フィギュア(マジパン、飴細工)の6品目を製作。その後、「ザ・ペニンシュラ東京」でショコラ担当、世界のパティシエ・コンクールの最高峰「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー 2016」の飴細工部門で日本代表の決勝に出場するなど、活躍の幅を広げ現在に至ります。
新店舗のオープンを続々と控える遠藤シェフ。“勝負は早いほうがいい”その思いで、一番やりたい挑戦がフランスでのパティシエとしての挑戦。
「フランス菓子に対して、歴史や甘さの中にコクを感じます。そんなフランス菓子のあるパリで、日本人の僕が日本人としてパリの人々を感動させたいという思いがあります。」と遠藤シェフ。激戦区でスイーツの聖地、新宿伊勢丹に4月1日に新店舗がオープンするカメリア銀座。シェフの飽くなき挑戦が始まります。
次回は、「高級ホテルの朝の味! 遠藤シェフが朝食に作る、人生最高のオムレツ」です。お楽しみに!
遠藤泰介
Taisuke Endo
シェフパティシエ
・ピエールエルメ イクスピアリ シェフパティシエ
・UIPCG世界ジュニア製菓技術者コンクール準優勝
・ザ・ペニンシュラ東京 ショコラ担当職人
・クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー 飴細工部門 日本代表決勝出場
・パティスリーカメリア 銀座店 現シェフパティシエ (2018年~)
【TV出演】
マツコの知らない世界、「おびゴハン!」、「内村のツボる動画」など多数
About Shop
店名「パティスリーカメリア銀座」
住所 〒104-0061 東京都中央区銀座7-5-12ニューギンザビル8号館1階
営業時間 平日12:00~24:00 土日祝12:00~20:00
定休日 不定休
Photo/Aya Sunahara Writing/Cream taro
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