モンブランが最高に美味しい時期も、今がピークに!
色々なパティスリーから数多くのモンブランが登場する中で、お店によって個性が出るモンブランは秋の楽しみの一つ。見た目は似ていても、中の構成は様々で、実は非常にバラエティに富んでいるんです。
みなさんは和栗タイプ、洋栗タイプどちらがお好きでしょうか。注目したいのは和栗タイプ。そこで今回は甘さ控えめで芳醇な香りが漂う和栗モンブランを6店舗紹介します!
目次>
①食通も唸る味。和栗の甘さと赤すぐりの酸味が混じり合うモンブラン / リベルタ―ブル(赤坂)
②あの三國氏がプロデュース。東京の和栗を使ったモンブラン / Dining 33 Pâtisserie à la maison(麻布台ヒルズ)
③カカオパルプのジュレが中に。ショコラティエが作るモンブラン / ラ・バーズ・ドゥ・シェ リュイ(代官山)
④一流ホテルの味。バニラの香りがたまらないモンブラン/ ジャヌ パティスリー(麻布台ヒルズ)
⑤賞味期限1時間。注文を受けてから作るモンブラン / パティスリーショコラトリーレシィ(東松原)
⑥香り高い和栗とほろほろ食感のクッキーが絶妙なモンブラン/ アニヴェルセルカフェ 表参道(表参道)
赤坂駅から赤坂通りを日枝神社側に4分ほど歩いたところにあるパティスリー「リベルタ―ブル」。日仏パティスリーやレストランで腕を振った森田一頼シェフが舵を取ります。フォアグラ、黒トリュフをケーキの素材に使うなど、自由な発想で作った革新的なケーキが食通を虜にしています。
そんな森田シェフが作る、京都丹波の和栗にイチジクと赤すぐりのジュレ、生クリームを合わせた秋に登場するモンブラン。口に入れると和栗の香りと、赤すぐりの心地よい酸味が広がります。そして驚くべきは土台がメレンゲではなく、栗のタルトになっていること。バターのジュワっとした味わいもたまりません。
About Shop
リベルタ―ブル
東京都港区赤坂2丁目6−24
営業時間:11:00~20:00
定休日:日・月
Instagram:@libertable
麻布台ヒルズの森JPタワー33階にあるグランビストロ「Dining 33」に併設したパティスリー「Dining 33 Pâtisserie à la maison」。日本のフランス料理界を牽引し続ける巨匠、三國清三氏がプロデュース。“三國イズム”を知り抜いたシェフパティシエである浅井拓也さんのセンスと技を駆使したスイーツが並びます。
そんな浅井シェフが使うのは、なんと東京の栗!東京杉並区にある栗畑“くりのないとう”さんの和栗を使っています。アーモンドとココナッツを使ったメレンゲに、甘さ控えめな生クリームが中に。和栗の上品な甘さと軽さの中に香ばしさがあるメレンゲのマリアージュが絶妙。そしてトップには、裏漉した和栗をそのままのせているそうで、栗本来の味わいも堪能できるのもポイント。
About Shop
Dining 33 Pâtisserie à la maison
東京都港区麻布台1丁目3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー 33
営業時間:11:00~21:00
定休日:なし
Instagram:@hillshouse_dining33
代官山の名店“シェ・リュイ”の新業態であるチョコレートとアイスクリームショップ「ラ・バーズ・ドゥ・シェ リュイ」。シェフショコラティエを務めるのは、京都・福知山の洋菓子店「洋菓子マウンテン」の水野直己氏に師事し、3年間スーシェフを務めた酒井將駄さん。ボンボンショコラをはじめ、チョコレートを使ったジェラートやパフェなど堪能できます。
そんな酒井シェフが作るモンブランは一味違います。一つのカカオの実から5%しか取れないカカオパルプという果肉を使ったジュレが中に忍んでいます。さらにカカオハスク(カカオ豆の種皮)のチュイルをトップに冠したショコラティエならではの仕立てに。他にはないカカオパルプの酸味と和栗の組み合わせで、すっきりとした飽きのこない味わいが絶品。
About Shop
ラ・バーズ・ドゥ・シェ リュイ
東京都渋谷区代官山町20番23号 Forestgate代官山MAIN棟1-06
営業時間:10:00~20:00(L.O.19:30)
定休日:火
Instagram:@labase_chezlui
今年3月に麻布台ヒルズにオープンした「ジャヌ東京」。アマンの姉妹ブランド「ジャヌ(Janu)」が世界で初めてオープンしたホテルで、多方面から注目を浴びています。1階に位置する「ジャヌ パティスリー」では、ペストリーシェフである野口ゆきえさんによる繊細で美しい生菓子や焼き菓子がずらりと並びます。
そんな野口シェフが作る、バニラの香りが漂う絶品モンブラン。愛媛県産中山栗のペーストに、香ばしくキャラメル色に焼き上げたメレンゲの贅沢な逸品。中には栗の渋皮煮だけではなくバニラシャンティも入っていて、その二つの味と食感のコントラスト、敢えて強めに焼いたというメレンゲの香ばしさが余韻に残る美味しさ。
About Shop
ジャヌ東京 1階「ジャヌ パティスリー」
東京都港区麻布台1-2-2 1階
営業時間:10:00~21:00
※イートインラストオーダー20:30まで
定休日:なし
Instagram:@janutokyo
京王井の頭線・東松原駅から徒歩3分ほどにある「パティスリーショコラトリーレシィ」。三軒茶屋の名店「プレジール」出身の寺﨑シェフがオーナーシェフとして腕を振います。ケーキや焼き菓子、そしてショコラトリーと店名にある通り、こだわりのチョコレートも並びます。
そんな寺﨑シェフが作る、愛媛県産の最高級の栗「秀」のみを使ったモンブラン。特殊な製法で作られた乳脂肪分41%の生クリーム、徳島県産の和三盆糖、メレンゲのシンプルな構成。生クリームの乳味感に、和栗の芳醇な香りが余韻に。注文を受けてから作ってくれるので、食べるまでの推奨時間が1時間以内。モンブランの香りの濃さを体感できます。
About Shop
パティスリーショコラトリーレシィ
東京都世田谷区松原5-26-15 松原パレス 1F
営業時間:11:00~19:00
定休日:月・不定休
Instagram:@recit_tokyo
2023年9月に開業25周年を記念してリニューアルオープンした「アニヴェルセル 表参道」。ウェディングパティシエ監修のパティスリー「CAKE」では、ショートケーキやモンブラン、ロールケーキなどの定番アイテムから、プリンセスをモチーフにした、結婚式場を展開するアニヴェルセルならではの特別なタルトも並びます。
そんな同店で堪能できる和栗とメープルを合わせたモンブラン。和栗の渋皮煮とホロホロっとしたメープルクッキー生地が外側に。アクセントにカシスのソース、ラムと栗の2種類のクリームが入っていて、メープルの甘みとカシスの甘酸っぱい酸味が口いっぱいに広がる味わい。
About Shop
アニヴェルセルカフェ 表参道 ケーキショップ「CAKE」
東京都港区北青山3-5-30
営業時間:平日11:00~19:00、土日祝10:00~19:00
※土日祝は、ケーキのテイクアウトは11:00~
定休日:不定休
Instagram:@anniversaire_cafe
都内で食べられる和栗本来の味を楽しめるモンブランを紹介しました。旬の今の時期が美味しいのでぜひ食べてみてくださいね。
Takuma
ウフ。編集スタッフ
すべてが“本物志向”のスイーツ好き編集者。都内のパティスリーやホテルのカフェを中心に巡り、話題のお店はいち早くチェック。スイーツが好きすぎて、気づけばスイーツメディアの編集部に!
Instagram(@k.takuma.happy)
Photo & Writing / Takuma
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