近代フランス菓子に革命を起こした、ガストン・ルノートル氏のメゾン「LENÔTRE(ルノートル)」
フランスでは誰もが知るぐらい有名なお店で、フランスではお惣菜やパンなども作っていますが、伝統的な製法で作られるプラリネは、多くのチョコレート好きを魅了しています。
今回注目するのは、そんな「LENÔTRE(ルノートル)」のケーキ。新作2種に、定番商品6種全て紹介!
ルノートル流にアレンジされた、こだわりたっぷりなケーキはたまりません。
一つ目は、フランスで広く愛されている「パリ・ブレスト」。
パリ・ブレストといえば車輪を模したリング状のシューにアーモンド・プラリネのバタークリームを絞っているのが定番スタイル。
そこにLENÔTRE(ルノートル)」のエスプリが加わると、シューはドーム状に、シューの中には上品な味わいのヘーゼルナッツとアーモンドのプラリネクリームと、風味豊かで濃厚なヘーゼルナッツのプラリネをたっぷり詰めた革新的なスタイルになっています。
ヘーゼルネッツを使ったパリ・ブレストは、「LENÔTRE(ルノートル)」ならでは。
2つ目は、甘酸っぱいイチゴとチーズムースのグラスデザート「ヴェリーヌ・シュッス・フレーズ」。
シンプルな見た目ながら、グラスの中にはサブレや、アーモンドのビスキュイ、チーズケーキのムースがクレー ム・フェッテに隠れています。
チーズのコク、いちごの程よい酸味のバランスが絶妙で、世代問わず楽しめるヴェリーヌとなっています。
ガストン・ルノートル氏のレシピを一切変えずにずっと受け継がれてきたスペシャリテ「フイユ・ドトンヌ」。
芳醇なムースショコラノワールとメレンゲを使用した、濃厚なのに軽やかな後味はまさに職人技。
一つ一つ職人の手作りによる、花のようなチョコレート細工は、“秋の葉”をイメージされています。
誕生から50年以上とは思えない、ガストン・ルノートル氏の至高の逸品。
香ばしいアーモンドの香り漂うタルトに、さわやかな酸味を感じるレモンクリームと、メレンゲの「タルトレット・シトロン」。
メレンゲにはライムを加えているそうで、さわやかな味わいが特長。
隠し味にユズを使用し、レモンクリームを奥行きのある味わいに仕上げたところに、「LENÔTRE(ルノートル)」のエッセンスを感じます。
まだまだおすすめはいっぱい。マダガスカル産ヴァニラを贅沢に使ったムースとムース・ショコラ・ノワールのケーキ「プレジール」や「LENÔTRE(ルノートル)」らしい、フランスの本場の味が楽しめる、「ミルフィーユ・ヴァニーユ」。香ばしく香り豊かなパイ生地は、発酵バターを入れて、パイ自体の風味を最大限に引き立たせています。
そしてこちらもパリらしい、「LENÔTRE(ルノートル)」を代表する7層からなるガトー「オペラ」や、6層の異なる食感の濃厚なムース・ショコラ・ノワールのケーキ「コンセルト」はこのバレンタイン時期にもたまらない濃厚さ。
フランスでは誰もが知る、「LENÔTRE(ルノートル)」。チョコレートだけでなく、食べやすく軽やかな味わいのケーキもおすすめです。
About Shop
「ルノートル 銀座三越店」
東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越本館 地下2階
営業時間:10:00〜20:00
定休日:不定休
Tel:03-3562-1111 銀座三越 大代表
Takuma
インスタグラマー
都内のパティスリーやホテルのカフェを中心に巡り、その美しい写真と丁寧な文章にファンも続々。パティシエ界や編集長も注目のウフ。スイーツ男子部第一号
Instagram(@k.takuma.happy)
Writing / Takuma
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