グルメ界・スイーツ好きを魅了する「エシレ バター」。フランス中西部に位置するエシレ村で生産されるこちらのバターですが、世界初のエシレ バター専門店「エシレ・メゾン デュブール」が東京・丸の内にあります。それだけでも魅力的ですが、なんとクリームの半量にエシレ バターを使っているというバターケーキが注目を集めているんです。
エシレ バターは、優れた乳製品の産地として知られるフランス中西部・エシレ村で生産されるクリーミーな口あたりと、芳醇な香りが特長のA.O.P.認定発酵バター。
クオリティの原点は、1894年の創業以来受け継がれているこだわりの製法にあります。原料として使われるのは、なんと工房から半径50㎞以内の酪農家の牛だけで、一頭当たりの最低限の放牧地の面積が決められるなど、乳牛の育成にも細かな決まりごとがあります。こうして搾ったばかりの牛乳は48時間以内に工房に届き、フレッシュなうちにバターに加工されます。
こうして生まれたエシレ バターは、数少ないA.O.P.(原産地名称保護)認定バターのひとつに選ばれています。
※A.O.P.とは、EUがその土地の伝統的な農産品の保護を目的として、製造地域や原料、製造工程などの規定を満たした商品にのみ付与する認証のこと。
エシレ バターのフルラインアップはもちろん、バターが主役であることにこだわった焼菓子やヴィエノワズリー(パン)、ケーキなどを通じてバターの美味しさを伝えていくというコンセプトのもとに作られたお店で、エシレ バターを多くの方に知っていただきたいという想いから誕生しました。
2009年9月に東京・丸の内にオープンした世界初の“エシレ バター”の専門店「エシレ・メゾン デュ ブール」。
エシレ バターのフル ライン アップはもとより、世界でもここにしかないものを取り揃えています。
なんといってもこの店舗でしか販売していないバターケーキ「ガトー・エシレ ナチュール」が絶品なんです。大変人気で、連日このケーキを求めて行列ができるほどです。
白い箱に、ロゴの印字、青いリボン。洗練されたデザインからわくわくです。
ガトー・エシレ ナチュール ¥5,400(税込) 数量限定
エシレ バターをクリーム全体の半量近く使った、これまでのバタークリームの概念を変えるバターケーキ。
入刀しただけで、なめらかさがわかるぐらい力を加えずにスッと入ります。
内側はバタークリームを5層のビスキュイ(スポンジ生地)で挟み、外側をバタークリームでコーティング。
ケーキの形は、昔に木箱に入れて成型していたバターの形をイメージしているみたいです。
食べてみて思ったのが、バターケーキの軽さ・舌触りのなめらかさ。口のなかに含んだ瞬間にとろけ、本当にバターケーキなの?と思うぐらい軽いのにコクがあるケーキで、ヨーグルトのような軽い酸味と芳醇な香りのエシレ バターだからこそ実現する味だと思いました。
「ガトー・エシレ ナチュール」の魅力をお伝えしました。次は購入方法をお伝えします。
【販売店舗】
「エシレ・メゾン デュ ブール」(東京・丸の内)
【通販・お取り寄せは可能?】
通販・お取り寄せはできません。
【予約は可能?】
予約はできません。開店前に整理券が配られるので、その整理券を手に入れて購入できます。
【どのぐらい並ぶ?】
私が行った、平日の開店30分ぐらい前には10組ぐらい並んでいました。生産個数が限られるため絶対手に入れたいという方はOPEN前に行くのがオススメです。
みなさんも、世界中のグルメが愛用する「エシレ バター」をたっぷり使った夢のようなバターケーキ「ガトー・エシレ ナチュール」を食べてみてくださいね。
About Shop
「エシレ・メゾン デュ ブール」
東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1F
営業時間:10:00~19:00
定休日:不定休
Takuma
インスタグラマー
都内のパティスリーやホテルのカフェを中心に巡り、その美しい写真と丁寧な文章にファンも続々。パティシエ界や編集長も注目のウフ。スイーツ男子部第一号。@k.takuma.happy
Photo / Cream Taro(坂井 勇太朗)
Writing / Takuma
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