古着や音楽、演劇、アートなど様々な文化が行き交う、サブカルチャーの聖地「下北沢」。下北沢直結の商業施設“シモキタエキウエ”、今年3月には“ミカンシモキタ”がオープンするなど、さらに開発が進んでいます。
そんなエリアで絶品パフェが食べられるお店をご存じでしょうか。その名も「Seven Colors(セブンカラーズ)」。カフェでありながらもパティシエが考える本格パフェは連日人気を集めています。
今回は、副店長の藤原さんに取材。パフェを始めた経緯や仕立て方などを聞いてきました。
2006年にオープンした「Seven Colors(セブンカラーズ)」。白を基調とし、木に包めれたやわらかな空気が漂う店内。
日常使いできるカフェの中で、空間がおしゃれだったり、料理がこだわって作ってあったりなど、日常の中で特別感を味わってもらいたいという想いから誕生。
レトロでどこか懐かしさを感じる空間は、テレビや雑誌などの撮影としても使われたことがあるのだとか。
メニューはイタリアン料理をメインに、カレーやデザート、ドリンクまで充実しています。その中でも人気を誇るパフェは、多くの人に愛されています。
人気商品のフレンチトースト、アップルパイの次に目玉になるデザートを作りたいという想いで約3年前からスタートしたパフェ。
旬の食材を使った料理を出すことにこだわっていて、デザートに当てはめるとしたら、旬の果物を使ったパフェがいいということで、始まったそうです。
フルーツの甘み・塩味・苦味・酸味を一つのグラスに入れ、“一杯で一番美味しく食べれる塩梅”を意識してバランスよくパフェを作られているのが人気の秘訣です。
さらに下の方には軽やかな要素を入れることで、食べ終わりもさっぱり仕立てているのもポイント。
1ヶ月から2ヶ月の間で変わる、旬の果物を使ったこちらのパフェ。 2022年7月15日から始まった桃のパルフェは、桃の素材を存分に楽しめるさっぱり系。
丸みがある可愛らしいグラスの中には、完熟桃、白桃のピューレ、白ワインとフランボワーズのジュレ、アールグレイのグラニテ、桃のジェラートなど果実の瑞々しさや、甘みを存分に楽しめる素材を中心に、
ヨーグルートとクリームチーズのムース、フィユタージュ、メレンゲクッキーなどの塩味やサクサク食感。
果実のみずみずしさを感じながらも、コクや塩味、酸味が口の中で混ざり合い素敵なハーモニーに。
まさに担当のパティシエが考える極上逸品で、パフェ好きを虜にする理由がわかります。全体的にさっぱりしているので、夏の暑い時期にぴったりです。
パフェに次ぐ人気商品である「ほうじ茶プリン」。芝公園にある系列店“リットコーヒー&ティースタンド”で提供されているプリンを持ってきたんだとか。
ほうじ茶ラテを飲む以外で提案できなかということで、担当パティシエが考案。
ほうじ茶ラテように作られた茶葉をプリンにしているので、とっても濃厚さが特徴。
カラメルソースは、作ったものを型から抜いて、それをさらに煮詰めているそうで、香ばしさも感じられます。またシャンティの上には、茶葉を振っているのでさらにほうじ茶の香りが漂い、至高のプリンでした。
下北沢にこんなにも素敵なお店があることをご存知だったでしょうか。カフェでありながらも本格パフェが食べれて、お店の方も丁寧で、とっても居心地が良かったです。皆さんもぜひ訪れてみてくださいね。
About Shop
「Seven Colors(セブンカラーズ)」
東京都世田谷区北沢2-14-2 JOW3ビル3F
営業時間:11:00~21:00
定休日:年中無休
公式Instagram
Takuma
インスタグラマー
都内のパティスリーやホテルのカフェを中心に巡り、その美しい写真と丁寧な文章にファンも続々。パティシエ界や編集長も注目のウフ。スイーツ男子部第一号
Instagram(@k.takuma.happy)
Photo & Writing / Takuma
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