ここまで日本全国のカヌレを紹介してきた、カヌレ連載。若い子たちにも人気や注目も集まるカヌレは、冷凍して配送しやすいことから通販も大充実。そんなカヌレ界の中でも、驚くべきサービスが誕生したと聞いて、「カヌレ部」として早くも取材を申し込みに成功! どんなサービスで、どんなカヌレがあるのか、またそのカヌレに込めた想いも、ufu.らしく取材してきました。
「カヌレマニア」をローンチさせたのは、竹林拓さん。フォトジェニックスイーツの全国宅配サービス「LikeSweetsBOX」でも話題になりました。今回の「カヌレマニア」は、商品を開発したのではなく、カヌレ巡り専門店サービスなんだそう。全国の実力派のカヌレが次々と登場するという、カヌレ好きにはたまらないですね。
なぜカヌレを選ばれたのか、どうしてカヌレ巡りなのか代表の竹林さんに伺いました。
Q.なぜ今回全国のカヌレを販売しようと思われたのでしょうか?
竹林さん「カヌレは、他の焼き菓子に比べてとても手間がかかるスイーツです。パティシエさんの技術能力での差が出やすいと思っていて、もちろんカヌレが好きである、人気であるというのもありますが本当に実力ある人が作る、しかも各地の名産品などを使ってもらった、美味しいカヌレを食べる機会ができたら素敵な体験だなと思って企画しました。」
今回数々のカヌレがある中で、とくに注目したいカヌレを紹介していきます。カヌレマニアのカヌレは、もちろん東京のお店もあるのですが、全国のご当地感が強く、なかなか行けなかったお店やその土地の名産品を使ったカヌレが食べられます。それでは注目のカヌレ2店舗を紹介していきます。
まずはこちら! 三重の有名店のカヌレが食べられるなんて! 「ラ・パルムドール」は三重県津市でデザートブッフェ、パンブッフェが楽しめるお店。アジアNO.1の称号を持つシェフパティシエが手掛ける最高のカヌレです。
三重県の特産を使ったカヌレで、大内山のミルクのカヌレなど目白押し。一つずつご紹介していきます。
まず中央が「カヌレ大内山ミルク」。三重県産卵、フランス産発酵バターと
濃厚なミルクとして70年以上の歴史がある三重県が誇る大内山牛乳を使用した特製カヌレなんだとか。
そして一番左が「カヌレ伊勢茶」
三重県産卵、フランス産発酵バターとブランド茶全国3位でもある伊勢茶を使用したカヌレ。伊勢茶のコク深い味わいとの相性も◎。
最後に一番右がなんと「カヌレ伊勢ほうじ茶」。ほうじ茶のカヌレはとても珍しいです、三重県産卵、フランス産発酵バターと三重県の伊勢茶のほうじ茶を使用。
見た目もかわいく、上にかかったチョコレートがキュート。インスタ映えにもぴったりです。
スイーツ界のトレンドになっている抹茶。その中でも福岡の八女抹茶は、高級抹茶スイーツでもよく最近見かけます。そんな八女抹茶が楽しめるのカヌレがこちら。
抹茶本来の甘みはもちろんですが、うまみも感じるのがこの抹茶で、カヌレの香りをより引き立たせながら、絶品です。抹茶好きにはたまりません。
最後にご紹介するのは、江戸川区にお店を構える「パティスリー ラ・フィーユ」アントナン・カーレム パリ美食コンテストでも受賞した実力派パティシエの作り出すお菓子は、地元のファンも多いんだとか。
ここのカヌレの特徴は、生地にあります。
「カヌレノワゼット」(写真左)は、プレーンとヘーゼルナッツの比重の違うアパレイユ(生地)を使い2層に仕上げた、切った際の楽しみもこだわった特製カヌレ。食感もユニークです。
今の季節に美味しい「カヌレ安納芋」(写真右)は鹿児島県種子島産の安納芋を使用。芋らしい旨味を堪能できるだけでなく、皮の香ばしい香りも楽しめちゃいます。
いかがでしたでしょうか? カヌレマニアは、オンラインのみならず実店舗のPOPアップストアを中心に今後やっていくそう! これからが楽しみですね。
About Shop
カヌレマニア
公式サイト
【出店情報】
出店期間:10/13~10/19
出店場所:グランデュオ立川1階イベントマルシェ
出店期間:11/15~11/30
出店場所:エキュート上野
Writing/Cream Taro
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