pomta
インスタグラマー、ライター
スイーツやグルメの情報を中心に、ライター&フリーランス広報として活躍中。企業のPRや広報の経験を活かし、世の中の美味しい情報を発信し、またお店や企業のお手伝い&応援もしています
2000年12月に青山骨董通りにて創業し、紀ノ国屋等々力店に本店を構える「デュヌ・ラルテ」。創業20周年を記念して、2021年4月に「d’une rarete 青山本店」として青山骨董通りに満を持して復活!
それを機に「デコカヌレ」を発売開始されたとのことで、お邪魔してきました。
表参道駅から徒歩5分程度。閑静でセンスの良い路面店が並ぶ「骨董通り」でパッと目を引く黄色くて明るい外観のお店なので、すぐに見つけることができます。
取材中もカヌレをまとめ買いされる方や、オフィスワーカーの方がお昼休みに買いにいらっしゃるなど、リピーター客も多いようです。平日は夕方、休日は14時過ぎにはカヌレは売り切れてしまうことが多いようなので、要注意です。
実はデュヌ・ラルテの母体は「lohas beans」というコロンビア産コーヒーを扱う会社なので、パン屋さんとは思えないコーヒー豆の種類の多さにも、コーヒー中毒気味な筆者は大興奮。
カヌレにはコーヒーは少し酸味があってフルーティーなものが合うとお薦めしていただいたので、その場で好みの細かさに豆をひいてもらい持ち帰りました!(すぐ隣にlohas beansのカフェがあるので、焙煎仕立てのいい香りのものを持ち帰ることができるのがとっても嬉しい。)
まずパッと見て「可愛い~!」と思わず声が出てしまう「デコカヌレ」
見た目の可愛さと反して、ベースになっているのは昔ながらのクラッシックなカヌレで、かなり「外カリカリの中もちっ」を徹底されています。
個人的には「もちっ」より「むっちり」という表現が適切な気がするくらい、柔らかさが何層にも重なっているイメージでした。
デュヌ・ラルテのカヌレの特徴とは?と聞かれたら、カヌレ=ラム酒というイメージが強いと思うのですが、あえてカルバドス(リンゴを原料とする蒸留酒)を使ったカヌレというところです。
カヌレは好きだけど、あのラム酒の強い風味が苦手…という方にこそ食べてみてもらいたい、本当に優しくて穏やかな味なのです。
低温でじっくりと2度焼きしてしっかり水分を飛ばす…いかにもパン屋さんらしい製造方法で、生地もかなりきめ細かくて、食感がむっちりしている割には軽さも感じる…今までに食べたことのない新しいカヌレの美味しさでした。
カヌレ部の取材でお伺いしたはずなのに、店内にここまで美味しそうなパンがずらっと並んでいると目移りしてしまいました。
その中でも特に気になったのが「カンヌ」という名前のクリームパン。
和三蜜カスタードを併設されたパティスリーでオーダーを受けてからクロワッサン生地にクリームを入れてのお渡しとなるので、賞味期限20秒のクリームパン…と言われているようです。
デニッシュ生地からトロっとあふれ出すクリームの「サクットロ」食感を楽しむために、すぐに食べるのがおすすめです。
甘さ:★★☆☆☆
カリカリ感:★★★★☆
中のとろとろ感:★★☆☆☆
中のもちもち感:★★★★★
香ばしさ:★★★★★
About Shop
デュヌ・ラルテ
住所:東京都港区南青山5-8-11 萬楽庵ビル1 1F(MAP)
営業時間:10:00~19:00
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、営業時間は変更になる可能性がございます。
定休日:なし
Photo&Writing/pomta
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