東京・丸の内、皇居外苑のお濠を眺められる絶好のロケーションにあるのが、世界的にも評価が高い「パレスホテル東京」。
その1階にあるロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」では、見た目も味も感動的なスイーツを楽しめます。今回は、その中でも秋に食べたくなる栗を使った逸品を紹介します!
あなたはパレスホテル東京の「マロンシャンティイ」をご存じですか? 王冠のような、ドレスのような、ぷっくりとした高貴なデザイン。一度は見たことがあるという方も多いのでは?
なんと旧パレスホテルが開業した1961年に誕生したという、まさにパレスホテルのシグネチャー的スイーツなんです。
生クリームで飾られていて、ぱっと見は栗のスイーツという印象はないですよね。
フォークを入れると、生クリームの中にはたっぷりと栗のペーストが現れます。こちらのスイーツで使われているのは、なんと栗と生クリームだけ!
まさに、スイーツ名「マロン(栗)」「シャンティイ(泡立てた生クリーム)」のとおりなんです。
最近は色々な材料が入って、複雑な味のスイーツも多いのですが、このシンプルさが逆に美しいですね。
栗はなめらかにするのではなく、あえて粗めに裏ごしして粒を残すことで、その食感や素材そのものの味を楽しめるようにしているんだとか。
ほろほろとした栗は噛めば噛むほど、栗のやさしい甘さが広がります。
「マロンシャンティイ」(テイクアウト料金¥800・写真中央)は通年楽しめるスイーツですが、今秋は期間限定のマロンシャンティイが2つも登場しました!
写真右の「プレミアムマロンシャンティイ」(テイクアウト料金¥1,200)と、11月1日より発売されたばかりの「小布施産和栗のプレミアムマロンシャンティイ」(テイクアウト料金¥1,700)です。
「プレミアムマロンシャンティイ」は四万十川流域でとれた和栗を使用。生クリームに合わせる砂糖も和三盆を使用しているそう。
「同じ土地でとれた物は非常に相性がよく、口に入れたときの一体感がある」という理由から、あえて同じ土地の材料を使っているのだとか。シンプルなスイーツだけに、素材へのこだわりはかなりのものです。
そして今秋、はじめて登場したのが「小布施産和栗のプレミアムマロンシャンティイ」です。
「長野県の小布施町で仕事をする機会があり、その時に食べた栗が素晴らしかったので、ぜひこの栗を味わってもらいたかった」というペストリーシェフの思いから実現したのだとか。
こちらも生クリームには小布施町の栗の木からとれた栗蜂蜜を使い、一体感を追求。栗スイーツの奥深い世界を実感できる味となっています。
どちらも栗がなくなり次第終了なので、気になる方はお早めに! ホテル地下1階のペストリーショップ「スイーツ&デリ」でも購入できます。
About Shop
パレスホテル東京「ザ パレス ラウンジ」
東京都千代田区丸の内1-1-1 1F
営業時間 10:00~22:30(LO)
※メニュー・内容は予告なく変更する場合がございます。
TEXT:Sachikokori
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