「女子アナ」という言葉を頻繁に聞くようになった「平成」。その時代において活躍し、現在は一児の母として、そしてフリーアナウンサーとして活躍中の平井理央さん。2023年には自身会社を設立するなど、アナウンサーとしての活動を超えて、新しい挑戦をしています。
そんな平井理央さんが、約1年半という準備期間を経てチョコレートブランド「VIVID CACAO(ビビッド カカオ)」を開発し、ローンチ。平井理央さんがカカオブランドを!? このニュースを聞いたときは驚きました。
今回は、本ブランドのローンチ発表会へ。コンセプトはもちろんのこと、なぜカカオなのか? 平井理央さんに取材させていただきました。
今回の発表イベントで、スタイリッシュなパッケージの実物を見ることができ、チョコレートの試食もさせていただきました。会場には平井理央さん、そして栄養成分監修を行ったサムライフ代表 坂田武士氏がゲストとして登壇。もともと発酵食品であるチョコレートは、豊富な食物繊維を含んでおりそのポリフェノールも健康面で注目が集まる食品。そのチョコレートに、ナノサイズの乳酸菌であるヘルパー乳酸菌やビタミンを加え、さらに日常に寄り添う商品として開発されたのがこの「VIVID CACO」。
ビタミンは、薬を勧めない薬剤師・予防医学士の坂田武士氏監修のもと、現代の食生活をサポートする高品質な栄養素の選定を行い、配合したそう。
このように新しい付加価値と、日々に寄り添う食べ物として新しく開発されたチョコレートは今までにない付加価値と設計で驚きました。
無類のチョコレート好きという平井理央さん。大学生時代、家族でベルギーに旅行へ行ったときに、作りたてのチョコを食べて感動したことがチョコレート好きになったきっかけなんだとか。その後、局アナ時代。激務が続いたときにチョコレートをポケットに忍ばせて、よく食べていたそう。「自分にとってチョコレートが、仕事をする上でスイーツを超えたお守りのような存在だったんです」そう話す平井さん。
メンタルが辛いときにも、脳が幸せを感じたのは“チョコレートを食べているとき”だったと言います。チョコレートの存在がとても有難く、エネルギッシュで、幸せを感じさせてくれるもの。そんな幸せを届けてくれる“チョコレート”をダイエットのことを気にせずに、そして肌荒れを気にせずに食べられないだろうか? そして日々の仕事や家事、育児などを頑張るすべての人に「日常の中のつかの間の幸せ」を与えるチョコレートを作れないだろうか? そんな平井さんの経験と想いがつまったチョコレートブランドが「VIVID CACAO」です。
平井さん本人も仕事と育児の両立に奮闘する中で、そんな思いが日に日に強くなり「毎日安心して楽しめるチョコレートがあったら」と、多様なライフスタイルを応援するチョコレートを商品化させました。
今回、この「VIVID CACAO」の製造と開発を行ったのは「WHOSE CACAO」(フーズカカオ)。農園と協業して香り豊かなスペシャルティカカオ豆を生産し、農園からフェアトレードで購入し製品開発を行うカカオ原料開発会社。チョコレートを愛する者は、知らない人がいないほど、日本におけるBean to Barチョコレートの先駆けでもあり、本格的にそして本気でカカオと向き合っています。代表の福村氏(写真)も本取材で同席いただきました。平井さんがどうやって、この「WHOSE CACAO」(フーズカカオ)にたどり着いたのでしょうか?
平井さん「一番最初にチョコレートを作りたいと思ったときに、まずカカオを勉強することから始めようと思い、チョコレートといえば有名なテオブロマの土屋シェフのチョコレート講座を受けに行きました。そこでカカオ豆にこだわって、作ったものの魅力。そしてカカオ豆の魅力があるからこそ、チョコレートが美味しいということを知り、‟自分たちがやりたいものはこういうものだ”と気づきました。
その後カカオ豆から一緒に作ってくれるところを探しました。オンライン上で検索したら、フーズカカオさんが出てきて、問い合わせフォームに送ったり公式インスタグラムにDMも送ったり、お電話してアポイントを取りましたね。」
福村さん「僕らより、他で製造したらいいんじゃないかと最初は断る勢いでした。平井さんが好きとおっしゃっていたベルギーのチョコレートとは違うし……と思っていたんですが実際に平井さんとお話をすると、カカオに求める本気度が高く、ビーントゥバーへの志向が非常に高かったことから一緒に開発することになりました。」
平井さん「“作り手の顔が見えるカカオ豆を使いたい”という想いを込めて、カカオ生産の現場にも行かせていただきました。カカオを取り巻く児童労働の問題もあります。自分たちの目で生産の現場がどうなっているのかを見たいという気持ちが強かったんです。
今回、生産地として選んだのはタイのランパーンという豊かな土地です。気候もよく、ちょっとのんびりもしていて、とてもいい笑顔で働いている人も多い場所でした。
現地では、見て触れて様々なカカオの可能性を感じました。今後はカカオの実の殻である『カカオハスク』にも注目し、カカオを起点にいろいろなことにチャレンジしていきたいと思いました。」
カカオの生産地まで足を運んだという、エネルギッシュな平井理央さん。たくさんの人の想いをのせて生まれた「VIVID CACAO」のラインナップを最後に紹介していきたいと思います。
カカオ70% ダークチョコレート
+乳酸菌1000億個
フレッシュな酸味がふわりと口の中に広がる、70%ハイカカオのダークチョコレート。世界的に人気の高いタイ・ランパーン産カカオ豆など、素材を厳選して作りました。さらに、消化に強く腸まで届くナノレベルのヘルパー乳酸菌を約1000億個配合。すっきりとした後味が広がる、70%のハイカカオでも食べやすいスタンダードなフレーバーです。
カカオ70% ダークチョコレート
+乳酸菌1000億個
+ビタミンC850mg配合
約1000億個のヘルパー乳酸菌を配合した70%ハイカカオチョコレートに、高品質なアメリカ産ビタミンCを850mg加えたダークチョコレート。日々の健康や美容を意識した女性にも喜ばれる、爽やかな酸味が特徴です。仕事の合間の小休憩や友人へのギフトにもおすすめ。
カカオ50% オーツミルクチョコレート
+乳酸菌1000億個
+マルチビタミン
現代のライフスタイルをサポートするマルチビタミンを配合した、カカオ50%のオーツミルクチョコレート。優しくマイルドな味わいの奥に、ベリー系の華やかな甘味が感じられる心地よいフレーバーです。VIVID CACAOがお届けするスペシャリテチョコレートをご賞味ください。
10月31日からは伊勢丹新宿店地下2Fでポップアップイベントも!
開催期間:10/31(木)〜11/12(火)です。気になる方はぜひ。
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VIVID CACAO
@vividcacao
Photo&Writing/坂井勇太朗(ufu.編集長)
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