そろそろ季節も肌寒くなり、イベント盛りだくさんの冬が近づいてきましたね。今回は、フランス料理界の巨匠アラン・デュカス氏のショコラトリー「ル・ショコラ・アラン・デュカス」のクリスマス限定商品の試食会に、ufu.編集部が潜入! 限定商品の最新情報と共に、スイーツ界に早くも高まるクリスマス気分をお届します。
1990年、当時最年少でミシュラン3つ星を獲得したフレンチの巨匠、アランデュカス氏のショコラトリー「ル・ショコラ・アラン・デュカス」。世界各地からカカオ豆を厳選し、焙煎するところからショコラ作りを行うBean to Barのショコラブランドです。
パリに本店があり、フランス以外では初めてのショコラ工房を2018年に日本橋にオープン。その後、都内では六本木や渋谷スクランブルスクエア、大阪の大丸心斎橋などにも店舗を展開しています。パリの工房でカカオ豆の焙煎から一貫製造したクーベルチュールチョコレートを使用し、本場と変わらない味を日本で味わうことができる、ショコラ好きなら誰もが憧れるブランドのひとつ。
今回の試食会では、エグゼクティブ・シェフ・ショコラティエ&パティシエのパトリック・パイエー氏が登壇し、今回のクリスマス限定商品を自ら解説。フレーバー詳細やそれぞれのショコラに込めたコンセプトなどを語っていただき、クリスマスコレクションへの熱意がダイレクトに伝わる素敵なプレゼンでした。
試食会でお披露目されたのは、2022年クリスマス限定のショコラコレクションと、アフタヌーンティーを始めとしたサロンメニュー。今年のショコラのテーマは『ショコラで巡るアジアの旅』。昨年は『アフリカのテノワール』だったりと、毎年“旅をする”ように世界各地のカカオを使用したショコラをテーマにしているそう。
試食会では、ショコラを始め、クリスマス限定のアフタヌーンティー(一部メニュー)とガレット・デ・ロワが振舞われました。オープンキッチンから立ち上る、甘くて香ばしい香りと、次々盛り付けられていくスイーツたちに早くもワクワク! 順番にご紹介していきます。
まずは、主役のショコラから。試食会で頂いたものと、注目のシリーズをご紹介します。
「ショコラで巡るアジアの旅」をテーマにした今回の限定ショコラたち。原料のカカオはフィリピンやインド、ジャワ産などを使用し、日本にいながら他のアジア地域のカカオを味わえるショコラになっています。また、白ごまや大豆、抹茶などアジアの素材をはじめ、チャイ、クミン、カルダモンなどのアジアンスパイスも使用することで、クセになるような魅惑の味わいに。
まずは、「ル・ショコラ・アラン・デュカス」でも定番の「エグザ」シリーズ。ユニークな造形の動物デザインがあしらわれた六角形のショコラです。
モチーフとなっているのは、ティーグル(虎)をはじめ、エレファントー(象)やサンジュ(猿)などアジアの動物。私たちにとって馴染みのある動物でありつつも、スタイリッシュなデザインにワクワクさせられます!
クリスマスまで一日一個ずつショコラを食べることで当日までカウントダウンを楽しむアドベントカレンダー『カランドリエ・ド・ラヴァン』。毎日、明日が楽しみになるようなうれしいショコラです。
試食会では、24日に食べることができるティーグル(虎)が振舞われました。一粒じゃ足りない!と思ってしまうほど、プラリネのザックザクの食感、キャラメルの香ばしさに虜になる一品。いつまでも余韻にひたってしまうような、幸せな味でした。
そして、ボンボン・ショコラの詰め合わせである『コフレ・ド・ノエル』。中身は、ソイ(大豆)や白ゴマ、グリーンティーなどアジアの素材を使用した「プラリネ・ア・ランシエンヌ」、アジア産カカオで作るシングルオリジンショコラ「ガナッシュ・オリジン」、キャラメル・クミンやカラマンシー・カルダモンなどアジアンスパイスをメインにした「ガナッシュ・グルマンド」の3種のシリーズが入っています。
こちらのショコラは、なんとお土産で頂きました。筆者が衝撃を受けたのは「白ゴマ」のボンボン・ショコラ。口の中で噛んだ瞬間、ぶわっと広がるゴマの香ばしさ!後味の塩味のバランスも最高です。普段お料理などで馴染みのあるゴマが、こんなにリッチな味わいになるのか、と衝撃を受けました。
お次はサロン限定メニューもご紹介。どちらも実食させて頂きました。今回頂いたのは、クリスマス仕様のアフタヌーンティー「ル・グテ・ド・ノエル」の一部メニューと、フランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」。
もともと人気のアフタヌーンティーセット「ル・グテ」をクリスマス風にアレンジ。一見シックなテイストでありながら、ジンジャーマンのサブレや雪の結晶モチーフのマカロン、星形のショコラなど、遊びゴコロが詰め込まれたキュートなアフタヌーンティーです♡
アフタヌーンティーより、「ブシェット キャラメル・トンカ」、「ブール・ショコラ パッションココ」、「ショコラ・ヴィエノワ・オ・エピス・ド・ノエル」の3品を試食。一品一品かわいらしく、どこから手をつけようかワクワク。
特に印象的だったのは「ブシェット キャラメル・トンカ」。濃厚でありつつどこかフルーティなキャラメルがクセになりそうなお味。
一緒に提供されたのは、スパイス香るショコラショー。スイーツと一緒に頂くと、甘さとスパイスのハーモニーがとてもバランスよく、幸せな気分になりました。
最後に頂いたのは、東京工房サロン限定の「ガレット・デ・ロワ」。フランスで1月6日に食べる風習がある伝統的な焼き菓子で、サクサクのショコラのパイ生地の中に、香ばしいヘーゼルナッツとアーモンドを使ったショコラクリームがたっぷりの一品。
ジャワ産ショコラのアイスと共に頂きました。サックサクのパイ生地を一口頬張ると、アーモンドの香りがふんわりと、バターの風味がじゅんわりと広がります。アイスと一緒に食べれば、カカオの味と相まって最高のマリアージュに!
実際にサロンで食べる際に、もしも自分のガレット・デ・ロワにフェーヴ(※ガレット・デ・ロワに入っているアタリのアイテムのこと。今回はアーモンド ドラジェ)が入っていたら、お店からプレゼントがもらえるそうですよ♡
「ル・ショコラ・デ・アラン・デュカス」の2022クリスマス限定商品。今年のテーマは“アジア”ということもあって、私たちにとっても馴染みのある食材が使われており、新たな面白い味わいが発見できるショコラだと思います。今年のクリスマスショコラの参考にしてみてくださいね。
【「ル・ショコラ・デ・アラン・デュカス」2022クリスマス限定ショコラ】
※今回ご紹介したもの。他ラインナップは公式サイトにてチェックを。
発売日:2022年11月18日(金)~ ※一部を除く
<カランドリエ・ド・ラヴァン>
価格:¥8,640
発売日:2022年11月20日(日)~12月10日(土)
販売店舗:全店舗、オンラインブティック
<コフレ・ド・ノエル>
価格:¥6,372
発売日:2022年11月18日(金)~12月25日(日)
販売店舗:全店舗、オンラインブティック
<エグザ・サンジュ>
価格:¥2,916
発売日:2022年11月18日(金)~12月25日(日)
販売店舗:全店舗、オンラインブティック
パッケージサイズ:10.8cm×9.4cm×2.9cm
<エグザ・ティーグル>
価格:¥6,372
発売日:2022年11月18日(金)~12月25日(日)
販売店舗:全店舗、オンラインブティック
パッケージサイズ:19cm×22cm×3.5cm
<エグザ・エレファン>
価格:¥6,372
発売日:2022年11月18日(金)~12月25日(日)
販売店舗:全店舗、オンラインブティック
パッケージサイズ:19cm×22cm×3.5cm
【サロン限定メニュー】
<ル・グテ・ド・ノエル>(クリスマスアフタヌーンティー)
価格:¥5,950(一名分)
発売日:東京工房 ル・サロン(2022年12月1日(木)~25日(日))
六本木 ル・サロン(2022年12月2日(金)~25日(日))
<ガレット・デ・ロワ>
価格:未定
発売日:2023年1月3日(火)~15日(日)
販売店舗:日本橋、ル・サロン限定
About Shop
ル・ショコラ・アラン・デュカス
東京都港区六本木6丁目12−2 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り(六本木店)
営業時間:11:00~20:00(日曜~木曜)、11:00~21:00(金曜、土曜)
定休日:なし
東京都中央区日本橋本町1-1-1 (東京工房店)
営業時間:11:00~20:00(日曜〜木曜)、11:00~19:00 (金曜、土曜)
定休日:なし
まえなな
ウフ。編集スタッフ
住宅雑誌の編集者を経てufu.編集部に。あんこや抹茶味の和スイーツがとにかく大好き♡ 最近のマイブームはあんバターサンド食べ比べ。
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