種類の豊富さと手ごろな価格帯で、北海道のお土産としてはもちろん、ギフトや、子供たちのおやつなど様々な用途で選ばれるロイズのチョコレート。
今回は、そんな種類の豊富さから生まれたホワイトデーにぴったりの企画!“お酒にあうチョコレート”を編集部が実食し選びました。
ロイズがウイスキーを愛する人たちのために作ったという商品から、お酒の魅力を活かしたチョコレート。そして、ウフ。編集部でもお酒に合うと話題になったチョコレートまで。ロイズの“シルクのような滑らかな口どけの生チョコレート”の誕生秘話とともにお伝えいたします!
今ではすっかり私たちの生活に定着した“生チョコ”。実はロイズが火付け役だったことをご存じですか?
世界中から厳選したこだわりのカカオと北海道の上質な生クリームを使用したロイズの生チョコレートは水分量がなんと約17%!私たちが普段口にする板チョコと比べるとはるかに高い水分量は、特別な食感を実現しました。
口に入れた瞬間、ソフトクリームを食べた時のようにふわりと溶けるやわらかい口どけ。そして、重厚で滑らかな舌触りを一度に感じられるロイズの生チョコレートは今も昔も愛され、誰もが認めるロイズの看板商品となりました。
実はこの生チョコレート、トリュフチョコレートの中に詰められているやわらかいチョコレート“ガナッシュ”だけを取り出したら美味しいのでは?というアイディアから誕生したそう。
1995年に通年販売を開始してからというもの人気が衰えることなく、ロングセラーとなった“生チョコ”。販売当時のことをロイズの広報 吉村さんに聞きました。
ロイズの広報 吉村さん「当時、北海道内の空港などで販売を始めたところ、徐々に客室乗務員の口コミなどから人気が広がりました。その後、全国で開催される北海道物産展でもご好評の声を多くいただくようになったことで、我々としても“北海道のお土産”として定着していったと感じます。」
“シルクのような滑らかなチョコレート”というキャッチフレーズで全国に知られるようになったロイズの生チョコレート。口どけの良さと、素材をこだわり抜いた生チョコレートはスタンダードな味だけではなく他の素材との組み合わせで、さまざまなキャラクターのあるフレーバー商品へと変貌します。
「生チョコレート[シャンパン ピエール ミニョン]」は、洋酒が好きな人はもちろん、幅広い年齢層に人気の商品です。爽やかなシャンパンの香りが広がる生チョコレートは、ピュアで厭らしさがどこにもありません。
「シャンパン ピエール ミニョン」について、ロイズの広報 吉村さんに聞くと、「生チョコレートに合うシャンパンを求めてフランス・シャンパーニュ地方へ向かい、出会ったのがピエール ミニョン社のシャンパンでした。家族経営で代々受け継がれてきた伝統的な手法で、丁寧に作られたシャンパンは、ワインコンクールでの受賞歴もある一品です」
透き通るようなシャンパンの香りが存分に感じられるよう、ミルクの風味豊かなチョコレートとあわせたという「生チョコレート[シャンパン ピエール ミニョン]」は、後味のまろやかさが一層魅力的に。シャンパンの華やかさとフルーティな香りが広がるので、アルコール度数が強いお酒が苦手な人も楽しめます。
お酒が好きな人は、「生チョコレート[シャンパン ピエール ミニョン]」に合わせてスパークリングワインや、シャンパンを開けるのもよし。ジントニックを合わせても美味しい。
“強いお酒をロックで。”というよりも、お好きなお酒を炭酸で割った飲み方がおすすめ。「生チョコレート[シャンパン ピエール ミニョン]」の優しく爽やかな味わいを、口の中で感じつつ。ゆっくりとリラックスタイムを過ごせます。
「生チョコレート[アイラウイスキー(ポートシャーロット)]」は、お酒愛好家や通好みの人におすすめの商品です。
もともと“スモーキーなウイスキーを使ったチョコレートづくり”というコンセプトから開発を始めたという気鋭の生チョコレート。世界各地のウイスキーをブラインドテストしながら試飲を進め、選ばれたのが「ポートシャーロット」だったそうです。
「ポートシャーロット」はウイスキーの中でも特にスモーキーな香りが特徴的なスコットランドのアイラ島で作られています。スコッチウイスキーと言えば、アルコール度数の高さとピートから来る薬のような香り。クセのあるお酒として有名です。
そんなウイスキーが生チョコレートになるのかと半信半疑でいると、その魅力を解説してくれました。
ロイズの広報 吉村さん「『ポートシャーロット』はスモーキーな香りだけではなく、後味に残るエレガントな余韻がチョコレートとよく合います。香り立つ奥深いアロマと、まろやかさが際立つミルクチョコレートの風味、そしてすっきりとした甘さと共に続くスモーキーな余韻という、一口の味わいの中にストーリーを感じていただける一品です。」
食べてみると、驚くほどにアイラウイスキーの香りと風味を感じます。同時に、アイラウイスキーが生チョコレートによく馴染んだ味わいに。いままで半信半疑でいた自分が嘘のようです。
ウイスキーの添え物としてのチョコレートを、むしろ主役にしてしまう逆転の発想と開発努力。食べてみたら、きっとみなさんも驚きます。
「生チョコレート[アイラウイスキー(ポートシャーロット)]」がお酒の代わりを十分に果たしてくれるので、ペアリングにはナッツと、ソフトドリンクをチョイス。
ウイスキー愛好家にこんなチョコレートを見つけたよとプレゼントすれば、きっと相手は嬉しくて心も身体も温かくなるはずです。
ウイスキー愛好家はもちろん、ウイスキーの世界に足を踏み入れてみようかなと考えている人にお勧めしたいチョコレートが「ウイスキーの肴(あて)」です。ひと目見て、ウイスキー好きによる、ウイスキー好きのためのチョコレートと分かるストレートなネーミング。
「カカオニブ」「ラズベリーピスタチオ」「カカオ62%」「黒糖マカダミア」と、個性の異なる4種類のチョコレートが、小袋に分けられて入っています。そのどれもが、ウイスキーとのペアリングを計ってつくられたもの。チョコレート自体にお酒は一切使用されていません。
バーボンウイスキー、ライウイスキー、コーンウイスキーやモルトウイスキーなどなど、一口に言ってもさまざまな種類があるウイスキーの世界。どれも全く異なるアロマや、まろやかさ、味わいがありますが、その時のウイスキーの種類や飲み方で、4種類から選べる嬉しさは、愛好家であるなら人一倍でしょう。
上記の生チョコレートでも紹介したように、ロイズはこれまでチョコレートとウイスキーについて研究し、話題となる商品を開発してきました。しかし、今回のアプローチは新しい。
「ウイスキーの肴(あて)」が開発されるのに至った理由をロイズの広報 吉村さんに聞きました。
「一般的にウイスキーのお供としてチョコレートがあう。と言われていますが、それに特化した商品がありませんでした。そこで『ウイスキーのためのチョコレートづくり』という全く新しいコンセプトから商品開発がスタートしました。サイズ感や組み合わせる素材をいくつも試しながら4つの詰め合わせに絞っていきました。」
「カカオニブ」は、ウイスキーとチョコレートに共通する苦みを軸に作られたチョコレートだそうです。カカオ豆をローストして砕いたカカオニブに飴がけをし、ビターチョコレートでコーティング。カリカリとした食感と、独特のほろ苦さがウイスキーグラスを傾ける速さをスローに。本を片手にゆっくりとお酒を楽しめそうです。
「ラズベリーピスタチオ」は、濃厚でコクのあるピスタチオに酸味の強いラズベリー風味のチョコレートでコーティング。フルーティな香りとナッティなフレーバーが楽しめるそうです。こちらは、どのウイスキーとも合う印象。最近は女性でもウイスキー好きが増えてきました。カップルで、ウイスキーの好みが分かれてもこのチョコレートがあれば安心です。
「カカオ62%」はチョコレートの王道。パワフルでフルーティなチョコレートは、ウイスキーを飲んで温かくなった口の中でじんわりと溶かして食べたいビターなチョコレートです。
「黒糖マカダミア」は4種の味わいに変化をつけるために塩味(えんみ)のあるものをという狙いでできたチョコレートだそう。黒糖を使用したチョコレートは、甘みにコクとほのかな塩味を感じ、コーティングされたマカダミアナッツの食感が美味しさを加速させます。上等なウイスキーをハイボールで。なんて贅沢がしたくなったときはこのチョコレート。
毎年、バレンタインの限定商品として販売していた「ピスターシュショコラ」が、今年からレギュラー入り。筆者わたげも編集部員と一緒に嬉々として跳ね上がったニュースです。
「ピスターシュショコラ」は棒状で、好みに合わせてカットします。その時の用途に合わせてカットサイズを変えるのはもちろん、ちょっぴり余分に切っておいても食べやすい。
カットした瞬間に現れる鮮やかな若葉色と、ゴロゴロとしたピスタチオは食べる前から“ぜいたくだな~”とにやけてしまうチョコレート。そのこだわりは、
ロイズの広報 吉村さん「芳ばしく、コクが豊かなピスタチオクリームに深煎りと塩がけした2種類のピスタチオを混ぜ込みました。くちどけの良いミルクチョコレートは、ピスタチオの味わいの深みを引き出します。ギフトとしてはもちろん、自分へのご褒美としてチョコレートを楽しんでいただくのにもおすすめです」
チョコレートにお酒は使われていないので、好みのペアリングを探すのも楽しい。
筆者わたげは、シングルモルトをゆっくりと飲むときや、テネシーウイスキーと合わせて互いの甘さを引き出して楽しむのが定番です。
他にも、ドライな辛口のスパークリングワインや、白ワインと合わせるのもおすすめなのだとか。聞いただけで、今日の晩酌が待ち遠しくなってしまいます。
お酒の魅力をさまざまに活かしたチョコレートはいかがでしたか?
お酒が好きな方にはたまらないロイズの個性的なチョコレートたち。もちろん、自分は飲まなくても一緒に楽しめる喜びがあるのがチョコレートの良さですよね♡
お気に入りのお酒と、ペアリング用に何種類かのチョコレートを常備しておけば、お家がバーに早変わり。あたたかなお部屋で、思う存分自由な時間をお楽しみください♡
商品一覧
・「生チョコレート[シャンパン ピエール ミニョン]」 778円(税込)
・「生チョコレート[アイラウイスキー(ポートシャーロット)]」 821円(税込)
・「ウイスキーの肴(あて)」 1,080円(税込)
・「ピスターシュショコラ」 1,296円(税込)
About Shop
株式会社ロイズコンフェクト
受付時間:8:30~17:30
定休日:なし
公式Instagram:@royce_jp
園果わたげ
ウフ。編集スタッフ
ufu.の新米編集者。メンズカルチャー誌でアシスタントを経験後ufu.に転身。 特技は甘いものを食べ続けること。最近は美術館内レストランの限定コラボスイーツにハマっている。
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