シェフと企業と社会をつなげる「Social Kitchen TORANOMON」に所属する上妻正治シェフが立ち上げたブランド「Masaharu Kozuma」は、毎回ポップアップショップの度に話題を呼んでいます。今回は2/2〜15の約2週間を、スイーツの聖地・新宿伊勢丹で出店します。
上妻正治シェフは、パティス、リーキャロリーヌ、クリオロを経て、World Chocolate Masters国内予選ピエスモンテ部門1位、総合3位 など受賞多数の腕の持ち主です。
まず初めに紹介したいのが、「柑橘ボンボンショコラ」(2700円)。爽やかな柑橘がテーマに。
レモン・べルベーヌ、ライム・ベルガモット・ココナッツ、オレンジ・蜜柑・ヘーゼルナッツの3種。
計算尽くされたボンボンショコラは、中の食感や香りの感じ方を変えています。レモン・ベルベーヌは、ベルベーヌの余韻が長いガナッシュと自家製ピールの食感が上品な仕上がりです。
ライム・ベルガモット・ココナッツは、口の中でそれぞれの食材がどんどん変化していき、3つの香りが混ざり合っていく楽しさを感じます。口どけから計算された構成は驚きです。
最後にオレンジ・蜜柑・ヘーゼルナッツ。そこにヘーゼルナッツの濃厚さが合わさり、新しいボンボンショコラの可能性を感じます。
最後に紹介するのは「ビーントゥーバー生チョコレート」(1944円)。これもこだわり尽くされた生チョコレート。アジア5カ国のビーントゥーバーチョコレートを楽しめる生チョコレート食べ比べセットと、かなり手が込んでいます。
5種類のチョコレートは別々のクラフトチョコレートメーカーによるもので、国ごとのカカオ豆の特徴や、メーカーごとの加工の違いを楽しむことができます。ここまでアジアのカカオ豆にクローズアップした商品は珍しく、アジアのカカオ豆文化の発展にもつながるような、そんな試みを感じます。
使っているカカオはこちらの通り。ガートココア(タイ)、nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO(ベトナム)、フーズカカオ(インドネシア)、トライバルカカオ(インド)、ここます(フィリピン)。
いずれも下記催事で購入可能とのこと。上妻シェフのこの時期しか買えない商品、バレンタインデーのギフトにもぴったりです。
催事詳細
東京都新宿区新宿3丁目14−1
場所:伊勢丹新宿店本館地下1階=カフェ エ シュクレ
期間:2022年2月2日(水)〜15日(火)
営業時間:10時~20時(営業時間の変更は、伊勢丹新宿店に準じる)
定休日:伊勢丹新宿店に準じる
Instagram:https://www.instagram.com/masaharu_kozuma
Photo/Tomohiro Takeshita Writing/Cream Taro
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