サロン・デュ・ショコラの開催が迫ってきた今、「会場でしか出会えないイートイン、テイクアウト」情報はしっかり抑えておきたいもの！
感染症対策をしっかりされている都合で多くの人数は入れないので、やはり平日の少しでも空いている時間に事前にチェックした店舗に伺うのがおすすめです。
どれもおすすめですし、食べに行く時「え、どれにしよう？！」と迷ってしまいがち。
プレス発表会で伺ったバイヤーのおすすめや、筆者のおすすめをぎゅっと絞ったおすすめをご紹介します！
※本記事は東京会場の内容に準じます
※ブランドやメニューによって展開日程が異なる場合があります。事前にHP等でご確認ください
名称：サロン・デュ・ショコラ2022 東京
会場：伊勢丹新宿店本館６階催事場
会期：Part１ TASTE OF CACAO〜広がる、楽しむ、カカオの世界〜：2022/1/20-1/25一般会期
Part２ THE ARTISANS 〜最高峰ショコラティエの技〜：2022/1/28-2/3一般会期
入場：混乱が予測される一部日時のみ入場整理券（無料）が必要となります。
時刻：午前10時〜午後8時（各会期最終日のみ午後6時まで）
オンラインショップ：〜2022/2/2午後6時
※イートインは時刻によっては材料切れ等で対応終了となるケースもありますのでご注意ください。
※会場の混雑の状況に応じて入場制限をする場合があります。
カカオ豆そのものや、発酵・焙煎の違いで味わいが変わる決めると言っても過言ではないショコラ。ビールはホップや大麦で同様のことが言えるのだと、たまたま先日お会いしたベルギービール団体の理事の方が教えてくださいました。
ビールとショコラは「ビール業界から見ても相性抜群」なのだそう。
そんな注目のペアリングがサロン・デュ・ショコラで登場するので本当に楽しみ！
ショコラは全て高品質なベトナム産カカオにこだわる【MAROU】のものを使用。ビールは、東京都奥多摩町で古民家を改装しスタートした小さな部リュわりーで、レシピを固定せず「誰とどこでどうやって飲むか」をテーマにクラフトビールを醸造されている【VERTERE】。
【日と常】寺田シェフの「焼きたてのタルトオショコラと大麦 ピスタチオのアイスクリーム」￥1,980には今回のサロン・デュ・ショコラのために作られた、バナナや梨のを思わせるアロマのビール。「Impatiens/インパチェンス」（ハーフパイント￥801）でに使われたものと同じ大麦がトッピングされていて、ビールとのマリアージュを楽しめます。
乳製品を使わないチョコレートソルベに薄く焼いたラングドシャを纏わせる「深いショコラ、軽いショコラ」￥1,540には南国フルーツを思わせる、飲みやすいIPA、「Passiflora/パシフローラ」（ハーフパイント￥801） 日と常のスペシャリテのテリーヌ オ ショコラにトリュフを合わせた「黒トリュフのテリーヌ オ ショコラ」￥1,980には花や蜂蜜の様なアロマの「Campestre/カンペストレ」（ハーフパイント￥801）を合わせるのがおすすめだそう。
オープン翌年にはミシュラン１つ星を獲得されたほどの、人気と実力を兼ね備えた「神楽坂 ふしきの」。
昨年は初出店ながら列をなす人気ぶりでした！
今年は３種類の和ショコラスイーツと、そのスイーツにあう温度帯にこだわった日本酒のペアリングを楽しめる「和ショコラスイーツ３種日本酒ペアリングセット」￥3,630が人気の予感！
さらに、日本酒唎酒師資格とチョコレートエキスパート資格を持つ筆者が注目しているのは「ブリアサヴァランのチーズテリーヌと生チョコの２層のスイーツ」￥2,750。
こちらはカカオの香りが豊かな生チョコレートと、熟成チーズのブリアサヴァランのテリーヌを２層にした、口どけを楽しめるスイーツに。
一口目は何もつけずそのままがおすすめだそう。
途中で日本酒に合うゴルゴンゾーラ仕様のソース、イチゴやキウイなど酸味のあるフルーツコンポートとも合わせて、濁りの燗酒とペアリングを楽しめるそう！ カカオ・日本酒・チーズともに発酵食品ですが、それぞれに共通項もあれば全く異なる部分もあるので、どういうペアリングになるのかかなり楽しみです！
実は展示会中バイヤーが「いつも人気ですが個人的には今年さらに楽しみ！」とおっしゃっていたのが、数々の名店でシェフパティシエを歴任され、現在は「unis」シェフパティシエを勤められる、江藤シェフのオリジナルブランド【PAYSAGE】。
アシェットデセールのコースも予約困難、サブレも超人気。
筆者もコースやサブレをいただきましたが、どれも素材の味や香りを最大限に生かした、繊細なバランスで仕上げられた逸品揃い。
今回は進化系のフォンダンショコラ「Chic（シック）」¥3,001と、【ノエルベルデ】高橋氏が江藤シェフのために手がけたカカオ「コセーチャ・ドラーダ７０%」とゴールデンベリー・柑橘・カカオパルプで多彩なマリアージュを楽しめるパフェ「Alliciant（アリシアン）」¥3,520を展開。 「Chic」はショコラのクレムー・クランブル・チュイール・グラス・ソースと多方面からのアプローチ仕上げられ、ショコラ好きにはたまらない一皿。
初登場の時から、日本屈指のショコラティエパティシエが集うサロン・デュ・ショコラの中でも存在感が大きかった【AMAZON CACAO】太田シェフ。
スペインの「エル・ブジ」、ペルーの「アストリッド・イ・ガストン」などで研鑽を積み、現在自身のカカオブランド「LA CASA DI Tetsuo Ota」を運営。
アマゾンカカオの魅力を広める活動や、お料理（お菓子づくり）を通じた社会問題への貢献など、積極的に行なっています。
「太田さんのアマゾンカカオを使ってる」というシェフやお菓子をみることが増え影響力大な方だなと。 カカオスープの上に、メレンゲ・スペシャルティコーヒー専門の「カフェファソン」のコーヒー豆・湧き水を使ったアイスを浮かべた「湧き水のジェラート」￥1,100は人気の予感。
またバターで揚げ焼きした鶏肉の上に、中東のスパイス「デュカ」にアマゾンカカオを入れアレンジしたものをたっぷりかけた、「バターチキンSOMEWHERE BAKERYのパンを添えて」￥2,530も登場。 今年も味わいに行くのがすでに楽しみです。
2021年オープンされスイーツファンの中ではニュースになった【teal】。
元パスカル・ル・ガック東京の眞砂シェフと、人気店【ease】の大山シェフがタッグを組んだチョコレート&アイスクリームショップ。
今回、前出の太田シェフのアマゾンカカオを使った「アマゾンカカオといちごのパフェ」￥1,201を提供されます。
本店で一番人気となっているアマゾンカカオジェラートと、サロン・デュ・ショコラ限定のカカオティーミルクジェラートをメインに、いちごのコンポートや清見オレンジのコンフィ、ブラウニー、さらにカカオ出汁のゼリーなどがトッピングされているそう。
本店プレオープンには行列が発生されていた注目ブランド。
筆者も味わいましたが、素材選びや生かし方が素晴らしくて、どれも「大人が楽しめるスイーツ」！
今回出展されるイートインの中でももともと「チョコレートとアイスクリームのショップ」でもあるところはレア。是非味わいたい一品です。
他にも人気のシェフや、注目のメニューはたくさん！
今回は「お店は予約が取れないほどの人気」「オンライン通販等でも人気でなかなか買えない」そんなキーワードでチョイス。
さらに実際に筆者が味わってリピートさせてもらっていたり、行列すぎて入れなかったりしたブランドをご紹介させていただきました！
サロン・デュ・ショコラへの出店は腕が確か、素材選びも確か、人気絶大。
そんなブランドばかり。
なんとか空いていそうな日時に狙いすまして楽しみたいですね！
azuma(蒼蓮)
チョコレートと日本酒のライター
チョコレートが好きすぎて、仏ショコラティエブランディングにも携わっていた、チョコレートエキスパート・日本酒唎酒師資格他を持つスイーツ系ママライター。
伊勢丹新宿公式サポーターイセタニスタ他（@azuma0326）
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