「成城石井」といえば、国内外のおいしい食品がズラリと並ぶお店。オリジナルの商品も多く、スイーツの名品も非常に多いんです。
特に人気が高いのが「成城石井自家製 プレミアムチーズケーキ」。濃厚ながら、飽きのこない味に、リピ買いしているという方も多いのではないでしょうか?
ちなみに「成城石井」には他にもたくさんのチーズケーキがあるんです。季節限定のものも多く、いつ行っても新しい発見があります。
今回は数あるチーズケーキの中から、「成城石井自家製 マロンづくしのチーズケーキ」、「成城石井自家製 6種ナチュラルチーズの濃厚フォルマッジ」を加えた全3種類を実際に食べ比べてみました!
最初に紹介するのは「成城石井自家製 プレミアムチーズケーキ」(税込¥854)です。
一般的にチーズケーキというと、ケーキのような形をイメージしますが、こちらは紙型に入った状態のまま。このホームメイド感がいいんですよね。
紙の型を開き、切り分けていただきます。表面の部分にはそぼろ状のシュトロイゼルがたっぷりと載っていることがわかります。
見てくださいこの断面図! 土台には厚めのスポンジ生地、クリームチーズ部分にはごろごろと大きめのレーズンと、薄くスライスされたアーモンドが入っています。
チーズケーキというと、シンプルな構造のものが多いですが、とても凝っていますね。さっそくひと口食べてみると…。とっても濃厚! でも想像以上に甘すぎません。
土台のスポンジにはきび砂糖が使われているそうで、そのやさしい甘さがチーズにマッチしています。
クリームチーズをベースとした真ん中の層は、レーズンとスライスアーモンドの食感がとにかく楽しい! アーモンドは自社工場でローストしているそうで、パリパリ感と香ばしさがいいアクセントに。
いちばん上の層はそぼろ状のシュトロイゼル。これがとってもサクサクとしていておいしいんです。
その秘密を聞くと「アーモンドプードルバターを使い、オーブンで30分ほどじっくりと焼き上げることで、クッキーのようなサクサク感を出しています」とのこと。
チーズのおいしさと、様々な食感が合わさり、飽きずにペロリと完食できます。人気No.1も納得の味ですね。
次に試してみたのは「成城石井自家製 マロンづくしのチーズケーキ」(税込¥1,070)。
表面にゴロゴロと栗が6つも載っていて、パッと見チーズケーキという印象ではないですね。どんな味なのか期待感が高まります。
厚めのパウンド生地の上に、マロンとココナッツクリームをたっぷりと使用したフロマージュ生地、その上にたっぷりとマロンペースト、最後に大きな栗のシロップ漬けと、見た目からしてマロン一色、まさに商品名の「マロンづくし」状態です。
早速、実食してみます。生地はフワフワというより、しっとり。しっかりと詰まっている感じです。
食べてみると、マロンの素朴な甘さがとにかく引き立っています。チーズ感は弱めで、マロンの甘さの後に、ふわっと感じるくらい。
この優しい甘さが美味で、実食したスタッフの間でも「一番好きかも」という声が多かったです。
王道のチーズケーキではありませんが、ちょっと変化球の味を楽しみたいときにはおススメ。上にのったシロップ漬けの栗も大きめで、満足感が高い一品です。
最後に試したのが「成城石井自家製 6種ナチュラルチーズの濃厚フォルマッジ」(税込¥917)。
生地にクリームチーズ、レッドチェダー、マリボー、ゴーダ、マスカルポーネの5種類を使用し、表面にパルミジャーノレジャーノをふりかけて焼いたという、まさにチーズづくしのケーキ!
食べる前からチーズの香りがふわりとただよい、食欲をそそります。こちらのチーズケーキは土台のスポンジ生地はあるものの、他の具はなくとてもシンプル!
チーズそのもののおいしさを追求している、というこだわりを感じますね。
ひと口食べてみるとまさにチーズ! 練乳や純生クリームが入っているので、スイーツとしての甘さもきちんとあるのですが、それ以上にチーズそのものの味が前にどーんと出ています。
味がしっかりと濃厚なので、ワインなどのお酒に合わせても美味しそう。ケーキらしいなめらかな食感で、口の中で溶けていく感覚がたまりません。
甘すぎるスイーツが苦手な人にもおすすめしたいケーキです。
どれもまったく味が異なるので、どれが一番美味しいとは言えません。食感を楽しんで食べたいなら成城石井自家製 プレミアムチーズケーキ」(税込¥854)を、チーズそのものの味を堪能したいなら「成城石井自家製 6種ナチュラルチーズの濃厚フォルマッジ」(税込¥917)。
変化球的にマロンの味も一緒に楽しみたいなら「成城石井自家製 マロンづくしのチーズケーキ」(税込¥1,070)を選んではいかがでしょうか?
商品はオンラインでも購入できます。
サチコ氷
ウフ。編集スタッフ
ファッション誌出身の敏腕編集者。CanCamをはじめ、ファッション誌や児童誌を経て、現在は生活誌を担当。女性メディアの立ち上げも経験しているママ編集者。甘いものが大好きながら、なかなかお店巡りができないのでプチプラスイーツを研究中。
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