チーズケーキ部
2022.07.09

赤羽を愛する地域密着カフェ&BAR「FeRna」の「Ferna’sチーズケーキ」とは？

こんにちは。チーズケーキをこよなく愛するこなんです。
皆さんにとって愛着のある場所ってありますか。
生まれ故郷、学生時代によく訪れた場所、そんな思い出の場所があるんじゃないでしょうか。
今回は地域から愛されるお店作りを目指す「FeRna」で「赤羽」にだからこそ食べられる熱い想いのつまった「Ferna’sチーズケーキ」紹介します。

せんべろの街「赤羽」。商店街の中にあるカフェ&バー

「FeRna」は赤羽駅東口から徒歩5分ほど直進したことろにあるLaLaガーデン(スズラン通り商店街)という商店街の中にあります。
オーナーを筆頭に店主はじめ「赤羽」に愛着を持つメンバーが、肉バルの2号店としてOPENした店舗。
「赤羽」を愛しているからこそお店を通じて「赤羽」活性化させて街づくりをしていきたい、恩返しをしていきたい。という熱い想いがこめられています。

店舗ロゴのが女性の横顔なのは幸せ＋幸福の象徴でもある女神がモチーフ。
「都心のベットタウンでもある、赤羽の主婦(女神)が少しの時間で、ちょっとした幸せや幸福を”FeRna”で体験してほしいんです。」
そんな店主のお話からも地域の皆様への情熱と愛をとても感じます。

1Fはフルーツサンド、3Fはランチに夜の〆パフェまで

「FeRna」は1Fは季節のフルーツなど使用した数多くの種類のフルーツサンドをテイクアウトを中心に販売しています。「家での時間を楽しむ方が多くなったからこそ、パーティーやちょっとした手土産に利用して欲しくて。そんな想いからフルーツサンドを始めたんです。」と語る店主。
中でもシェフが組み立て1つ１つからこだわっているという、断面が花になっているフルーツサンドが１番の人気なんだとか。
今流行りの無機質でフォトジェニックスポットもあるイートインスペースも完備されています。

一方3Fは全く違った大人な雰囲気のカフェ＆バーになっています。
ボリュームたっぷりで大人気のランチメニューや、ディナーにおいても肉バルの系列店なだけあり、お料理メニューも本格的です。

「3Fでは特別感を味わって欲しいんです。」という願いからなんと紅茶はフランスの有名店マリアージュフレールの紅茶を導入。種類豊富にポットで提供しています。
また、「FeRna」のスイーツの代表作ともいえるパフェは昼と夜で異なるパフェメニューになっていて、夜のパフェは昼パフェに比べて〆で最後までさっぱり食べられるようなパフェに。
季節のパフェもあるので何度も訪れたくなる。パフェ好きにとってもたまらないお店です。

ボリューム満点、変化を楽しむシェフこだわりのバスクチーズケーキ

そんな「FeRna」のスイーツメニューの中から私がチョイスしたのはメニュー写真見た目はバスクチーズケーキ、お店の名前の入った「Ferna’sチーズケーキ」。「バスチーではなくフェルチーです。」と笑う店主。
運ばれてきてまず驚いたのがそのボリューム。高さもあり、おそらく12cmホールケーキの4分の一くらいはあります。
「都内でちょっと高くて手が出ないものも”赤羽”の”FeRna”に行けばわざわざ都内にいかなくても食べられる。そんな価値を感じていただきたいんです。」のお話からチーズケーキにも「赤羽」に対する愛を感じます。

気になる「フェルチー」のお味は真ん中の部分はフォークのあとが残るほどのトロトロ感。口の中でとろけるチーズ感が濃い中にほのかな酸味があり、後味は予想以上にさっぱり。

この秘密をシェフにお伺いすると「北海道産のクリームチーズと比較的さっぱりした味わいのKiriのクリームチーズの2種を掛け合わせることで、コクとさっぱり感を微調整しています。クリームチーズでも味が全く違うので組み合わせるとおもしろいんです。パティシエ3人がおのおのレシピを持ち寄って、20回以上は試作して出来上がりましたね。」とのこと。

「コクを出すためには普段チーズケーキには使用しない様なものを使用しているんです。これだけは企業秘密ですが。」と楽しそうにお話するシェフからレシピへの相当のこだわりも感じました。

真ん中のチーズ感と酸味に比べおしりにいくにつれてどっしりとした重量感と甘味が増し、ホロホロとした食感としっかりと焼かれた焦げ目の苦みが絶妙です。
これはシェフの焼き時間へのこだわりで「普通の食感だとつまらないので
いろんな食感を楽しめるように高温で焼き時間は約15分の短時間で、焼き上げます。」と分単位での焼き時間管理には、レシピだけではなく変化を楽しむチーズケーキを作るための焼き時間へのこだわりも。
１つのチーズケーキの中でこんなにも別物を食べているかのように楽しめる
チーズケーキに出会ったのは私も初めてです。