ufu(ウフ)スイーツがないと始まらない。
知ってた? 赤坂店でしか買えない、「とらや」の黄と黒の虎斑模様の羊羹

知ってた? 赤坂店でしか買えない、「とらや」の黄と黒の虎斑模様の羊羹

老舗でありながらも、新しい和菓子の価値と文化を創り続ける「とらや」。羊羹といえば、あずき色一色のイメージですが、とらやの赤坂店だけで買える羊羹は虎班模様。その秘密と理由を取材。ちょっとした差し入れや手土産に絶対喜ばれる逸品です。

実は長く親しまれた人気の羊羹、その名も「千里の風」

知ってた? 赤坂店でしか買えない、「とらや」の黄と黒の虎斑模様の羊羹

1994年より販売されている特製羊羹「千里の風」(中形サイズ=1,944円、竹皮包=3,888円)。「とらや 赤坂店」限定で販売されている商品で、2015年、本社ビル建て替えのために一時休止した際にも再販売の声も多かったほどの、人気商品。

なぜ虎班模様なのか、また「千里の風」と呼ぶのか質問したところ……。

虎が風を切って勇ましく走る、そんな躍動感を名前に

知ってた? 赤坂店でしか買えない、「とらや」の黄と黒の虎斑模様の羊羹

虎は「1日に千里往って千里還る」と言われており、勇敢な動物とされています。「千里の風」には、風を切って走り出す勢いのある虎の躍動感をイメージしてつけたんだそう。そもそも「とらや」の名前には「虎」が入っていて、暖簾にも朱印で「千里起風」と入っています。これにも、同じように勇ましい虎を象徴とした意味合いが込められているんだそう。

黄と黒の虎斑(とらふ)模様は、白あんで作った黄色の羊羹と黒色のこしあんで表現

知ってた? 赤坂店でしか買えない、「とらや」の黄と黒の虎斑模様の羊羹

この羊羹の美しい模様には、職人の手による技が光り、すべて手作業で作られています。黄と黒の虎斑(とらふ)模様は、白あんでつくった黄色の羊羹と、こしあんを使った黒色の羊羹。職人が一つ一つを手作業で金枠に流し込み、虎斑模様を描いているんだとか。製品によって異なる模様の仕上がりとなっています。

お祝い、手土産、どれをとっても喜ばれる至高の手土産

知ってた? 赤坂店でしか買えない、「とらや」の黄と黒の虎斑模様の羊羹
知ってた? 赤坂店でしか買えない、「とらや」の黄と黒の虎斑模様の羊羹

賞味期限は、製造から140日と日持ちもするこちら。赤坂店のみで買える虎班模様の羊羹。手土産にも、お祝いにも、縁起が良く、見た目もかわいらしいので喜ばれること間違いありません。

About Shop
とらや 赤坂店
東京都港区赤坂4丁目9−22(MAP)
営業時間:9:00~18:00(平日)、9:30~18:00(土日祝)
定休日:毎月6日(12月をのぞく)

Photo&Writing/Cream Taro(坂井勇太朗)