ライターの坂本リエです。2023年10月、横浜・戸部にグランドオープンした「ヴィーガンスコーン専門店iro(いろ)」。国産のオーガニック食材と身体に優しいヴィーガン素材を使い、余計な添加物を使わずに自然の風味を大切にした手作りスコーンを販売しています。催事や通販であっという間に完売する今注目のスコーン専門店です。今回は、オーナーの北野さんにお話を伺ったので、魅力やこだわりをご紹介します。
横浜・戸部駅から歩くこと約5分。閑静な住宅街にかわいらしいスコーンのロゴの看板が目印です。
メニューの看板のイラストは食べ物アート作家・鴨志田和泉さんの作品。ポップな色使いが素敵ですね。鴨志田さんが7年間で描いたイラスト数はなんと10000点!原画枚数でいうと3000枚程だそう。
原画が店内にて展示されていますが、ほかでは見られないそうなのでこの機会にぜひ見てみてください。
iroのオーナーである北野聖夜さんは、なんと現役フットサル選手。2023年、環境と身体にやさしいお菓子 “iro”のスコーンを全国そして世界に届けたいと思い、通販でスコーンの販売をスタートしました。奥様の恵里菜さんがプロアスリートの聖夜さんの健康を気遣い、甘いものが大好きな夫が毎日食べられるお菓子をと作ったことがはじまりだったそう。
お店に入ると、お皿の上にスコーンが1つ置いてあるディスプレイが目を惹きました。美術館のような設計にしているそうですよ。
お店のこだわりを聞いてみました。
「生地は卵、乳、バター、白砂糖不使用のヴィーガン仕様、動物性の素材は使っていません。ですが、チョコレートやバター、クリームチーズといった副材料には乳が含まれています。バランスを考え、身体に優しいものを使用することを心がけています。外はサクサク、中はホロリかつしっとりとした新感覚のスコーンはまるでケーキのような食感が楽しめます。」(北野さん)
今回はキャロットケーキ便を購入したので、ご紹介します。
入っていたのは、ヴィーガンプレーン、カカオショコラ、有機抹茶、レモンティー、焼き芋ブリュレ、キャロットケーキの6点。
中でも気に入ったのはキャロットケーキスコーンサンド。
「国産の無農薬にんじんを皮ごとすりおろし生地にたっぷりと混ぜ込みました。
自家製ブレンドの有機スパイス、自家製ラムレーズンくるみをたっぷりと入れて焼き上げ、北海道産クリームチーズと無農薬レモンの爽やかなフィリングを挟んでいます。
お子さまといっしょに召し上がるというお客様もいて、お子さまやスパイスが苦手な方でも食べられるようシナモンとジンジャー、カルダモンの割合をうまく配合しました。スパイス感は控えめにしていますが、キャロケ好きの方にも満足して頂けるよう仕上げました。キャロットケーキが好きな方の意見も聞いて、配合を変えてまた作りたいと考えています。」(北野さん)
しっとりとした生地に具材がごろごろと入っていて満足感あり!かぼちゃの種がアクセントになっていました。スパイスはカルダモンがよく感じられます。クリームチーズにレモンが入っていることでさわやかな後味が広がっていました。
人気No.2のカカオショコラ。
「チョコレートはクーベルチュールチョコを使っています。お客様から甘すぎず食べやすいと絶賛いただいて、お酒のつまみにも合うのだとか。冷やして食べるとチョコケーキのようになりますよ。」(北野さん)
冷やし食べで食べてみるとしっとりとした生地がみっちりとして、食べ応え抜群!チョコレートが冷えて固まりパリッとしていました。甘さ控えめでくどさがなく、食べやすいです。
「焼き芋ブリュレは、熊本県産無農薬紅はるかをオーブンでじっくりと焼き、生地に焼き芋と有機メープルシロップをたっぷりと練り込んでいます。ごろっと皮付き焼き芋も加えて焼き上げ、てんさい糖でブリュレして仕上げました。」
焼き芋のほっこりとした甘みに香ばしいブリュレがやみつきになりました。
今月からiro drinkもスタート!自家製レモネードとオーガニックストレートティーの2種類。共にアイスのみの展開です。自家製レモネードは、広島県産完全無農薬で大切に育てられたみずみずしいレモンとてんさい糖を使用。上品な甘みとレモンのスッキリとした酸味が味わえました。外のベンチでもゆっくりと楽しめます。ぜひ足を運んでみてください。
About Shop
iro
神奈川県横浜市西区伊勢町3-143眞井ビル1F
営業時間:木曜日・金曜日 11:00 ~ 18:00
土曜日・日曜日 10:00~ 17:00
毎週木曜日 19:00 ~ 通販募集
定休日: 月曜日・火曜日・水曜日
@scone.iro
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