ライターの坂本リエです。
2023.12.1に東京・田園調布から幡ヶ谷に移転した「Café Les Gourmandises(カフェ・レ・グルマンディーズ)」。
自家製パンのサンドイッチとデザートのカフェレストランです。
オープンすぐに伺ったので、ご紹介します。
幡ヶ谷駅から住宅街を歩くこと約3分。
緑が素敵なテラスが見えました。
今回はオーナーの大野さんにお話を聞けました。
Q.お店のこだわりを教えてください。
「酵母から起こして作ったパンに自由な気持ちでそれぞれのパンに合わせたガルニチュールで夢中に食べてもらいたいと思って作っています。
携帯片手にせずに、食べる事に集中してもらえる様にちょっと食べ辛く作っているのも小さなこだわりです。(笑)
変な時間にお腹が空いても、11:00から18時ラストオーダーでサンドイッチセットが召し上がれます。」
Q.店名の由来は?
「いろんな物事に食いしん坊でいたい思いから、フランス語で食いしん坊の意味だと思い込んでこの名前にしましたが、複数形になるとお菓子など、所謂スイーツの意味になるらしいです。」(大野さん)
人気&看板メニューは「にしんサンド」。
サバサンドはよく聞きますが、にしんは初めて。
自家製天然酵母のバゲットにパリッとソテーしたにしん、チーズクリーム、酢漬けの玉ねぎをサンドした大きな口で頬張ってほしいサンドイッチだそうです。
見た目はサバに似ていますね。
ボリュームがある1品。
私が伺った日は「プルドポーク」がありました。
茹でたじゃがいもを練り込んだ自家製天然酵母のパンはもっちりとしていて弾力がありまるでフォカッチャにも似ています。
じっくりと煮込んでやわらかい豚肉とクレソンがサンドされています。
付け合わせにたっぷり野菜で、身体に気を使っている方にもおすすめ。
店内に入るとおいしそうな焼き菓子がお出迎え。
自分へのご褒美や手土産に喜ばれそう!
常連の方がいたので、おすすめを聞いてみると「レーズンバターサンドがすごくおいしくて、カルダモンのビスコッティはカリが良くて、珍しくてあまり選ばないかもしれないけれどパートドフリュイもおいしいです。」とたくさん教えてもらえました。
ほかのお店では見たことがないもの多く、どれも惹かれます。
店内はオープンキッチンになっていて、開放感があります。
友人の宅に来たような安心感がある空間が広がっていました。
今回はテイクアウトした3つをご紹介します。
1つめは「レーズンバターサンド」。
こちらは一目ぼれ。
バター好きの為のレーズンバターサンドとして、クッキー部分にも醗酵バターをたっぷり使用してざっくり食感のサブレにシンプルに仕上げたバタークリームとラムレーズンをサンド。
手に持ったときに思っていたよりも硬くてふわっとしていると思っていただけに期待。
ガリガリザクザクッとしていて香ばしいサブレに芳醇なラムの香りがたまりません。
鼻を抜ける風味が良くてストックしておきたい一品。
2つめは「ヌガーサンド」。
メレンゲ菓子のひとつである軽やかに仕上げたヌガーモンテリマールをクッキーでサンドしています。
2023年11月、洗足池にオープンしたヌガーサンド専門店 FROM NOUGAT SHOPの監修もしていてそちらではモンテリマールの他にコーヒー味と抹茶味も召し上がる事ができるそうです。
ふわっとしたヌガーにはドライフルーツやナッツの旨味が凝縮されていて、噛めば噛むほど香りがいいです。
クッキーはしっとりとしていてくちどけが良くヌガーとの相性抜群!
最後は「カルダモンビスコッティ」。
コーヒーのお供にピッタリ。
世界で最もコーヒー消費量が多いフィンランドで食べたシナモンロールにカルダモンが入っていてコーヒーとの相性に感激して作ったそうです。
サクサクとしていて食感が良く、カルダモンの上品な香りがたまらないですね。」カリッとしたナッツがアクセントになっています。
コーヒーに浸して食べるのも良かったです。
ぜひ足を運んでみてくださいね。
About Shop
Café Les Gourmandises
渋谷区西原2-33-14 DWELL
営業時間:11:00-18:30
定休日:月・第2第4火曜日
@_lesgourmandises_
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