こんにちは。パン好きライターの坂本リエです。
カフェなどで目にする機会が増えてきた「ヴィーガン」ですが、最近ではパン屋さんも増えているんです。
2022年10月22日、麻布十番にグランドオープンする「Te cor gentil(テコールジャンティー)」もその1つ。
プレオープンへ伺ったので、魅力をご紹介します。
麻布十番駅から歩くこと約3分。一見パン屋さんには見えないシックな外観が目を惹きます。
店名の「Te cor gentil 」はフランス語でterre (地球) corps (身体) gentil (優しく)という意味を組み合わせた造語なんだとか。
「地球にやさしく、動物にやさしく、そして私たちの身体にもやさしい。私たちが目指すのは、地球とそこに暮らす人々や動物たちが幸せに共存していくことです。」と話すのは代表の森さん。
「卵や乳製品を一切使わないという従来のベーカリーショップにとっては考えられない常識を覆す大きな決断をし、100%ヴィーガンのパンが誕生しました」(森さん)
店内に入ると、『本当にヴィーガンなの?』と疑いたくなるようなパンたちが並んでいました。
華やかで見ていて楽しい!
パン好きさんであれば知らない方はいない、行列の絶えない 「なんすかぱんすか」 のシェフとして活躍していた青柳シェフがメニューを監修しています。
ひとくち、口に運んだときに『美味しい』と思えることを第一に考えていんだそう。
どのパンも卵、乳、バター不使用。厳選された食材を選び、限りなく添加物も使用せずに、身体へやさしいパン作りをしているんだとか。
ここで私が選んだパンを3つご紹介します。
1つめは「クロワッサン」。
ヴィーガンで作るのは困難と言われているクロワッサンもヴィーガンで作られています。1番の自信作と聞いたら外せませんでした。
プラント(植物性の)バターを使い、ひと口で口の中に広がる風味とコクがたまらないです。
噛めば噛むほど風味が広がります。外はサクサク、中はふんわりしっとりとしていて、層も美しい。
今後は別のフレーバーの展開も考えているそうです。
2つめは「メロンパン」。カリッとしたクッキー生地にチアシードが入った甘い生地、さらにココナッツの風味があとから感じられます。
中にはメープルシュガーが入っていました。しっとりとした生地は甘みがあり、アクセントになっています。子どもから大人まで好きな味わいまちがいなし!
3つめは「チョコパン」。
四角いビジュアルでころんとしてかわいらしいですが、見た目はいたってシンプルですよね。
カットすると、中には濃厚なチョコがみっちりと入っていました。
舌の上でとろけて、風味は豊かでクセになります。しっとりそしてふんわりとした生地と相性抜群。濃厚ですがクドさがないので、何個でも食べられます。
ほかにも魅力的なパンが並んでいます。
今後人気が出ると思いますので、気になる方は早めにチェックしてみてください。
About Shop
Te cor gentil(テコールジャンティー)
東京都港区麻布十番2-18-8
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
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