パンとスイーツが好きなライターの坂本リエです。
今回ご紹介する街パンは、2022年4月28日二子玉川にオープンする「BLUE POPPY Bakery(ブルーポピーベーカリー)」。パンと焼き菓子のお店です。
オープンに先駆けて行ってきたので、お店の魅力とおすすめのパンをご紹介します。
東急東横線二子玉川駅を出て、二子玉川ライズを抜けて歩き続けること約4分のところにあります。
周辺は住宅街で静かです。
テラス席があるので、買ってすぐに食べられるのはうれしいですね。
ブルーポピーは、「ヒマラヤの青いケシ」として知られています。
”多くのお客様に親しまれる店名にしたい”と考えていく中で、日常に潤いをもたらす花の名前を使いたいと考え名付けたと話すのは山口シェフ。
元々、青色が好きだったのもありますが、ブルーポピーの透き通るような青色に一目惚れしたんだそう。
ブルーポピーの花言葉には「憩い」、「深い魅力」という意味があり、思い描く店のイメージとも合ったのと、奥様の山口シェフの第一印象がポピー(ヒョロヒョロ)だったというのも後押ししたそうです!素敵!
店内に入るとアメリカン雑貨が目を惹くポップな店内。
トレーはブルーのストライプ柄でほかでは見たことがありません。
パンが置かれているお皿もかわいらしいので要チェック!
山口シェフはパンの仕事を始めて27年。
日本で働いていたとき、フレンチレストランで仕事をしていたからでもありますが、食の中心はフランス!と信じていたそう。
それが5年暮らしたNYでは違い、カルチャーショックを受けたんだとか。
自由な雰囲気が大好きで、自由で制限のないパン屋を作りたいという思いを込めて、コンセプトを”BAZAAR(=中東の市場、マーケット)”にしたそうです。
定番のクロワッサンやパンオショコラをはじめ、ベシャメルソース入りのハムとチーズのクロワッサンやベーコンと玉ネギのキッシュといった食事系パンが並びます。
どれも1つ1つが大きく、アメリカンサイズ!
なのに良心的な価格でついつい買い過ぎてしまいそう。
軽食にぴったりなクッキーやスコーン、ビスケットも並んでいます。
ビスケットはチェダーチーズとベーコン、ピリッと辛いカイエンヌペッパーが入った大人な味わい。食べ進めるとクセになって止まらないんだそう!
ここで私のおすすめ4つをご紹介します。
1つめは「パンオショコラ」。
手のひらサイズでずっしりとしていて食べ応え抜群!
外はサクサク、中はふんわりしっとりとした食感が最後まで楽しめます。
噛めば噛むほどバターの香りがじゅわ~と広がりたまりません。
日替わりのチョコレートを織り込んでいて、やさしい甘さがプラスされて子どもから大人まで大好きな味です。
2つめは「塩バターブリオッシュ」。
花びらのような珍しいビジュアルと塩バターの組み合わせが気になり購入しましたがこれが正解!
リベイクしてから食べるとバターが甘い生地に溶けだし、そこに塩味が足されてあまじょっぱいの無限ループです。
まるでフォカッチャのようですが、生地はフワフワと柔らかく少しモチっとして噛み応えがあります。
最後は「ピーナッツバタークッキー」。
筆者は学生のときにアメリカへ留学していたのですが、そのときによく食べていた思い出の味。アメリカのものはとても甘かった記憶がありますが、BLUE POPPY Bakeryさんのピーナッツバタークッキーは甘さは控えめで塩味が感じられます。コクのある味わいで1枚が大きいですが、最後まで飽きずにぺろっと食べられました。ピーナッツがごろっと入っていて食感がアクセントになっています。
3つめは「バターミルクスコーン」。
スコーンは腹割れに目がない私。とても美しくて迷わず購入しました。
外はさっくり、中はふわっとした食感。
密度がぎゅっとしていてずっしり、ボリュームがあります。
ミルクのほんのりとした甘みに全粒粉の香りと風味がよく合います。
そのままでもおいしいですが、スプレッドやクリームをぬるのもおいしそう。
店内にも置いてあるので、お気に入りを見つけるのもいいですね。
ほかにも魅力的な商品がたくさんあります。
ぜひ足を運んでみてください。
About Shop
BLUE POPPY Bakery(ブルーポピーベーカリー)
東京都世田谷区玉川2-12-7
営業時間: 10:00-18:00
定休日: 月曜日・火曜日
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