パン好きライターの坂本リエです。
今回私がご紹介するのは、通販ベーグル専門店「うさぎぱん」。何回参戦しても買えないという方が多い中、一生分の運を使い果たしたのか初めての参戦で見事に当選。今までに食べたことないモチモチ食感に感動！魅力をお伝えします。
うさぎぱんのベーグルはすべて100%米糀から作る甘糀から起こす天然酵母を
使って焼いています。(甘糀とはアルコールなしの甘酒のことを指す。)
「小麦は北海道小麦”春よ恋”を使用し、大阪府最高峰の金剛山の湧き水で捏ね上げたベーグルは、粉と塩と甘糀酵母だけの材料なのに、豊かな香りと口の中に残るうまみの余韻が長く、しみじみと”おいしいなぁ”と感じて頂けるはず。」と話すのは店主の佐藤さん。こだわりがつたわってきます！
通販ベーグルは抽選販売しているところが多いですが、うさぎぱんの方法は一風変わっています。
私が参戦したときは、「サイコロ抽選」。
メールの件名にサイコロの目1〜6までの番号を選んで書き、送信するというもの。
6つの中から選ばれた数字を選んだ方が当選というものでした。
このほかにもルーレット抽選がありました。
ラインナップは、
①みかんサンド
②珈琲うさぎぱんサンド
③キャロットケーキベーグル&カップ入りフロスティングクリーム
④スイートポテトりんご ダマンドカップ
⑤マロンマロンクリームチーズ
⑥プレーン×2個
⑦小麦胚芽プレーン
⑧セサミプレーン
以上、9点でした。
おすすめの食べ方は2通り。
冷凍のままの場合は、袋のまま600Wの電子レンジで20～30秒あたためた後、水にさっとくぐらせてトースターで4分そのまま庫内に放置。
サンドは6時間ほど冷蔵庫で解凍後そのままで。
そのままは歯切れが良く、ベーグル部分だけトーストして頂くとパリッとなります。
私のおすすめをご紹介します。
1つめはラインナップの中でも一番楽しみにしていた「キャロットケーキ」。
うさぎぱん大人気の定番商品となっています。
カナダの秘境レイクオハラ名物の味を再現しているそう
しっとりふんわりとしたキャロットケーキベーグルを切ると、中にはたっぷりのフィリングが詰まっていました。
別添えのフロスティングクリームを間に挟みます。
生地にくるみが入っていて香ばしく、カリカリとした食感がいいです。
にんじんは千切りで芳醇なレーズンが入っていて、甘みが感じられます。
スパイスがほどよく効いていて、噛めば噛むほどシナモンとカルダモンの香りが広がります。
体にやさしい甘さ控えめのフロスティングは、ヨーグルトとサワークリームがはいっていてさわやか。全体をさっぱりと仕上げていました。
キャロットケーキを食べているかのようなベーグルでした。
2つめは「珈琲うさぎぱんサンド」。
台湾カステラが挟まったベーグルは初めて見ました。
コーヒー粉を細かく挽いて捏ね上げた生地に珈琲味の台湾カステラ、自家製粒あん、豆腐チーズクリームがサンドされています。厚みがあり、ボリューム満点！
一口食べると珈琲のいい香りがふわ～と広がります。
台湾カステラはしっとりとやわらかく、しゅわしゅわっと溶けていきます。
思っていたよりも軽いくちどけでベーグルと馴染みます。
豆腐クリームチーズは豆腐の感じはせず、クリームチーズのコクが感じられ濃厚だけどさっぱり。
そこに水分を含んだしっとりとした甘さ控えめな粒あんが入ると甘みが足されてたまらない組み合わせ。
具沢山なのにバランスが取れていて、ぺろりと食べられました。
3つめは「マロンマロンクリームチーズ」。
渋川煮栗と天津甘栗を潰したぺーストにクリームチーズを巻いたべーグル。
ビターなココア生地に栗がごろっと入っていて、噛み応えがあります。
栗ペーストはなめらかでほっくりと上品な甘さ。
クリームチーズのコクと酸味が栗の甘さを引き立てています。
まるでスイーツを食べているかのような味わいでした。
最後は「プレーン」。
なんだかんだおいしさのひみつは生地にあると思いました。
何もつけずに食べると、噛めば噛むほどに甘糀の甘い香りと小麦のうまみが口いっぱいに広がります。
少し塩気が感じられてアクセントになっています。
リベイクすると、むぎゅっともっちりとしていてヒキがあり、噛み応えたっぷり。
水分多めでしっとりとしているので食べ応えがあります。
2つ入っているので、１つはアレンジしてあんバターを挟みました。
今回は甘い系にしましたが、惣菜系をはさんでも合うと思います。
お好みの具材でオリジナルベーグルをつくってみてはいかがでしょうか。
「うさぎぱん」をご紹介しました。
どれもモチモチで食べ応えあるベーグルでした。
倍率は高いですが、ほかにはない甘糀酵母のベーグルをぜひ味わってみてください。
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うさぎぱん
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