福岡・博多に本店を構える人気ベーカリー「AMAM DACOTAN(アマムダコタン)」。今年の夏に公式Instagramに、東京進出のアナウンスが流れるとすぐにパン好きたちの間で、お祝いと興奮の声がたくさんあがった話題の進展。2021年10月1日に東京・表参道についにOPENし、オープン初日は数時間に及ぶ待ち時間も、全パン好きが大集結。今もなお朝から行列が絶えないこちら。今回は、パンライターの私が絶対に食べるぺきお惣菜系パンを6つ選びました。早速ご紹介します。
オーナーシェフの平子さんは、イタリアンレストラン出身でその時経験が活かされた、まるでメインディッシュのようなパンは、どれも他では見ることのできない、色鮮やかで早くかぶりつきたくなるようなものばかり。
購入した商品はイートインスペースや1階テラスで食べられます。
購入したパンを食べられるほか、ドリンクもオーダーできるので出来立てをいただける楽しみが。一番奥の席は半個室にも。
それでは平子シェフの創造性が光る、アマムダコタンさんならではのお惣菜系のパンを紹介していきます。
店名が商品名になっているダコタンバーガーはやっぱりはずせません!
アマムダコタンでは定番のサンドイッチで一番人気の商品。初めて来た人には、とくにおすすめなメニューです。
自家製サルシッチャ(ソーセージ)のグリルと季節の野菜がたっぷりとゴマや押し麦がまぶしてあるバンズに挟まれています。
鮮やかな季節の野菜がインパクト大!
このシャキシャキとした紫キャベツのマリネが酸味が効いていて、全体をさっぱりと仕上げています。なす、かぼちゃ、にんじんが入っていて、甘さと香ばしさがたまりません。食べ進めるとサルシッチャに到達し、粗挽きでスパイスの独特な香りが口いっぱいに広がります。
開店当初から大人気の厚焼きオムレツサンドは、卵を約5個分も贅沢に使っているそう。
ふわっふわとろっとろとダブルの食感が楽しめるオムレツを粒マスタードがアクセントの自家製のマヨネーズでサンドしています。粒マスタードはふんわり香る程度で全体的にシンプルな味わい。卵が好きで卵を存分に楽しみたい方にぴったり。
続いては、人気のバゲット。中を割ってみると明太子のソースが。ペペロンチーノ風に仕立てあげられていて、ガーリックな風味と、塩気、明太子の香りが合わさって、スライスして食べてみましたが手が止まらず!
ボリュームたっぷりながらも、完食必至のパンです。夜のおつまみにも最高なんです。
見た目は通常のカレーパンながらも、中がまったく違うのがアマムダコタン流。味噌と、グリーンカレーという異色の組み合わせは、新しいカレーパンの在り方に出会えた気分に。
意外とピリリとくる辛さに、味噌のコク、そしてグリーンカレーのココナッツ感がとても合います。細かく刻まれた具の食感と味も楽しみながら、また食べたくなるヤミツキ度の高い悪魔的カレーパンでした。
茄子がドーンと、ビジュアル的にも圧倒されるこちら。大きな茄子のほかは、アラビアータ風に煮込まれたトマトとお肉がぎっしりサンドされています。
辛さもほどほど、塩気もほどよく、意外とさっぱり。食材の甘みを存分に感じられるこちらは、ランチのお供にぜひしたい。時間が経っても美味しさが続くので、1個多めに買っておくのもよさそうです。
ラストを飾るのは、チェダー、ゴーダ、ゴルゴンゾーラ、グラナパダーノとグラタンソースをたっぷり塗って焼き上げた「クロックムッシュ」。
仕上げには上からハチミツをたっぷりとかけられ、この迫力のビジュアルは見ただけでお腹がすいてきてしまいます。
口の中で、食べ進めていくごとに広がる様々なチーズの香り、塩味がチーズ好きにはたまりません。
About Shop
アマムダコタン 表参道
東京都港区北青山3-7-6
営業時間:11:00~売り切れ次第終了
営業日:不定休
Photo/Cream Taro
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