今、人気のお菓子の素材として、豊富な栄養を含んだスーパーフードとして盛り上がる食材・くるみ。そんなくるみを使い、多くのベーカリーに並ぶ「くるみパン」のなかでも、特に人気のパンとは……?
今回は2024年の10月から11月にかけて開催された「くるみパン総選挙」の結果をお届け。「カリフォルニアくるみ」を使ったくるみパン55商品から選ばれた、コンビニやスーパー、街のお店で買えるパンを部門ごとに分けて紹介します。
•コンビニ・スーパーで買える袋パン部門 グランプリ:タカキベーカリー 「石窯くるみパン」
•コンビニ・スーパーで買える袋パン部門 金賞:敷島製パン(Pasco) 「しっとりくるみ蒸しパン2個入」
•コンビニ・スーパーで買える袋パン部門 優秀賞:フジパン 「くるみあんぱん」
•街のパン屋さんで買える部門 グランプリ:Boule Beurre Boulangerie 「ピカンテ」
•街のパン屋さんで買える部門 金賞:LA VIGNE AKIKO 「クイニーアマン風くるみぱん」
•街のパン屋さんで買える部門 優秀賞:パンのみせアンヌアンネ 「三種柑橘のくるみパン」
•街のパン屋さんで買える部門 審査員特別賞:オーケー「くるみぱん」
•パン好きインフルエンサー推薦部門 グランプリ:Pain des Philosophes 「ポミエ」
•パン好きインフルエンサー推薦部門 金賞:TOLO PAN TOKYO 「イチゴノワレザン」
•パン好きインフルエンサー推薦部門 優秀賞:Le Ressort 「パンオノワ」
エントリー部門の1つ目は、「コンビニ・スーパーで買える袋パン部門」。グランプリに輝いたのは、遠赤外線効果でより美味しく焼き上げた「石窯パン」シリーズで名高いタカキベーカリーによる『石窯くるみパン』です。
さとうきびの粗糖を使ったやさしい甘さの生地に、カリカリ食感が楽しい大粒のくるみがたっぷり。もっちりしたパンから小麦とくるみの旨味が広がり、何度でも食べたい味わいに!
金賞に選ばれたのは、ミミまで柔らかい食パン『超熟』で知られる敷島製パン(Pasco)の『しっとりくるみ蒸しパン2個入』。沖縄黒糖を使った黒糖蜜と国産小麦のパン生地は、ふんわりしっとり食感。くるみの歯ごたえがアクセントになり、手の止まらない美味しさに。
優秀賞は『ネオバターロール』や『スナックサンド』で人気のフジパンによる『くるみあんぱん』が受賞。くるみを練り込んだ生地に、粒あんを包み込んで焼成。口溶けの良い生地とつぶつぶのあん、くるみのハーモニーがたまりません。
街のお店で買えるくるみパンを集めた「街のパン屋さんで買える部門」のグランプリに輝いたのは、18年以上にわたって八王子で愛されるお店「Boule Beurre Boulangerie」の『ピカンテ』。
イタリア語で“辛口”を意味する『ピカンテ』の名の通り、ピリッとくるゴルゴンゾーラの刺激と濃厚な味わいが。カリフォルニアくるみのコクが加わり、満足感もバッチリ。
金賞は、西早稲田と池袋に店舗を構えるパン・スウィーツのお店「LA VIGNE AKIKO」の『クイニーアマン風くるみぱん』。お店で人気のくるみあんぱんを、バターと砂糖を贅沢に使ったフランス・ブルターニュ地方の伝統菓子「クイニーアマン」風にアレンジ。
コクと甘さの黄金バランスを楽しめるくるみ餡が、バターとくるみペーストを織り込んだオリジナルのクロワッサン生地で包まれています。
続く優秀賞は、東京都清瀬市にあり、地元産の野菜を使ったパンでも人気の「パンのみせアンヌアンネ」による『三種柑橘のくるみパン』。ハード系のパン生地と3種の柑橘、くるみの相性は抜群。爽やかな味わいに癒される、リピートしたくなるくるみパンです。
この部門限定の審査員特別賞に選ばれたのは、関東を中心に展開する高品質・低価格スーパー「オーケー」の『くるみパン』。ほんのり甘いホテルブレッド生地に、ローストしたくるみをたっぷりと。店内で作るからこそできる本格的な味わいを楽しめます。
2024年は、SNSでパンの情報を発信するパンくん(@pan.commu)さん、麦っ娘(@pan_art.museum)さんイチ押しのパンを集めた「パン好きインフルエンサー推薦部門」も新たに登場。
グランプリは、インスタフォロワー3万超えの神楽坂のベーカリー「Pain des Philosophes」の『ポミエ』。フランス語で“りんごの木”を表す名前のパンは、まさに本物の木にそっくり!
ジンジャーアップルとくるみを、りんごの天然酵母で発酵させた生地に贅沢に使用。お昼ごろに売り切れてしまうこともある、お店でも大人気のくるみパンです。
金賞に選ばれたのは、池尻大橋の実店舗のほか、オンライン販売でも人気の「TOLO PAN TOKYO」の『イチゴノワレザン』。2023年の同選挙でグランプリに輝いた、ファンの多いくるみパンが今年も賞を受賞しました。表面にくるみの皮をつけ、ワインを使っていないのに、豊かな樽の香りを感じるパンに。ライ麦をメインに使った生地は、香りに負けない甘味と旨味を楽しめます。
新設部門の優秀賞は、駒場東大前に店舗を構え、全国各地から厳選した素材でパンを生み出す「Le Ressort」の『パンオノワ』。くるみを贅沢に練り込んだパンは、そのまま食べるのはもちろん、バターやジャムとあわせても絶品。お店にはパンオノワにクリームのピスタチオをサンドしたメニューもあり、一番人気なのだそう!
わずか1カ月の間で投票総数110万以上と、大きな盛り上がりをみせたくるみパン総選挙。エントリーしたすべてのパンに使われていたカリフォルニアくるみは、世界で最も厳しいといわれるカリフォルニア州の検査基準をクリアした高品質のくるみ。150年以上の歴史を誇り、そのまま食べるだけでなく、世界各地で多くのパンやお菓子の素材としても愛されています。
記事で取り上げた以外にも、まだまだ魅力的なくるみパンはたくさん。身近なスーパーやコンビニ、街のお店で、ぜひくるみパンの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
カルフォルニアくるみ協会の公式サイトでは、今回のくるみパン総選挙の結果が販売エリアとともにわかりやすく紹介。「くるみパン オブ・ザ・イヤー」は2025年も開催予定です!お楽しみに!
カリフォルニア くるみ協会による「2024 くるみパン オブ・ザ・イヤー」結果発表はこちら
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