パン部
2022.04.22

3月7日OPEN！ほかでは味わえない組み合わせが魅力！碑文谷「田中惣菜店」のおしゃれな惣菜パンをゲット

パン好きライターの坂本リエです。
SNSを見ていたら2022年3月7日にオープンしたばかりの「田中惣菜店」を発見。美しすぎるパンのラインナップにいてもたってもいられなくなり、見つけた次の日に取材へ行きました。オーナーの田中さんに、パンのこだわりやお店をオープンしたきっかけなど、話を聞いてきたのでご紹介します。

“毎日食べられる惣菜のようなパン”がコンセプトのパン屋さん

東急目黒線西小山駅から徒歩約12分、または東急東横線学芸大学駅から徒歩約20分のところにある田中惣菜店さん。
住宅街に白を基調とした外観が見えてきます。

店内に入ると外観と同様に白を基調としていて明るく、田中さんの「○○パン焼きたてでーす！」という元気な声が聞こえてきました。店内にいた全員が焼きたてパンをトレーにのせていました。

店内は2組まで入店可能です。

惣菜パンとスイーツパン、合わせて20～30種ほど並びます。

おすすめを聞くと「どれも本当におすすめなんです」と話す田中さん。
とくにソース作りにこだわった惣菜を作っていて、どんなソースがパンに合うのかを考え、日々ワクワクしながら料理をしているんだとか。

商品を見ると、どれも創作性に溢れていました。
特製南蛮酢にくぐらせた餃子をパンに挟んだ「餃子ドッグ」や、野菜をふんだんに使ったミートソースで作った焼きそばを挟んだ「野菜たっぷりミート焼きそば」、にんにくしょうがベースの特製ダレに漬け込んだからあげを挟んだ「からあげカレー塩」などほかでは見ない組み合わせに選ぶのが楽しくなります。

スイーツパンもすごいんです！
奥沢で人気な中華店「OZ」とコラボしたOZ特製のカラメルピーカンナッツを使用した「ピーカンナッツクロワッサン」、時間がたってもサクサク食感が味わえる「キャラメルリンゴパイ」などが並んでいました。この日は出会えなかったのですが、メロンパンやあんホイップなどもあります。

子どもから大人まで楽しめるラインナップです。

大人がゆっくり選べるように、子どもが楽しめるお絵かきコーナーがありました。これは助かる！

パンが好きだけどお気に入りのパン屋さんがない…自分で作ってみよう！と思ったのがスタート

田中さん(写真:真ん中)は元々看護師だったんだそう。
パンは昔から大好きですが、お気に入りのパン屋さんが少なく…お酒のおつまみとして食べられるようなパンがたくさんあるお店があったらいいのに！という思いから、自分で作ってみようと思ったのがきっかけでお店を開くことを決めたんだとか。
一緒に働いているスタッフは長年の友人で、やり取りを見ているととても楽しそうで和みました。
そして皆さん小学生のお子さんを持つママなんだそう！

パン屋なのになぜ惣菜店？

パン屋なのに名前を惣菜店にした理由は”パンではなく、惣菜をメインに楽しんでもらいたい”という思いからこの名前をつけたんだそう。
忙しい日々の中で、惣菜で栄養がとれ、食事としてもおつまみとしても楽しめる、そんな惣菜パンを作りたいと話していました。
食事に合わせてお酒を嗜むことが好きなことから、ゆくゆくはお酒も一緒に販売できたらいいな、なんて考えているそうです。

ここで、私が買ったおすすめの3点をご紹介します。

①ガーリックマスタードのパンチが効いた「厚切りポーク」

最初にご紹介するのは、「厚切りポーク」。
田中惣菜店とスタンプされていてかわいく、カラフルで食欲をそそる1品。
分厚いジューシーな厚切りポークに自家製のガーリックマスタードがたっぷりとかかっています。
酸味がアクセントになっていますね。
オリーブオイルがきいたラペとレタスがはシャキシャキとしていて、さっぱりとした後味。
パンがふわっふわっで柔らかくしっとりとしていて食べやすい！
手のひらサイズで小ぶりですが、食べ応えがありました。

②シナモンの効いた大人のデザート！「ラムプルーンと大人のシナモンクリーム」

２つめは「ラムプルーンと大人のシナモンクリーム」。
ラムレーズンはよく見かけますが、ラムプルーンは初めて見ました。
プルーンをラム酒で炒めて、シナモンを使ったオリジナルクリームをクロワッサンに挟んでいます。
このシナモンクリームがかなり濃厚でしっかりとシナモンの香りが広がります。
ラムの香りが漂うプルーンにシナモンが相性抜群！
そしてクロワッサン生地がパリパリで、エアリーでかなり軽くあっという間に食べ終わってしまいました。
上品な大人のデザートです。