こんにちは。パン好きライターの坂本リエです。
今回ご紹介する街パンは、学芸大学に2022年3月10日にグランドオープンしたベーカリーカフェFARINA(ファリーナ)。武蔵小山にある人気パティスリー「パティスリィ ドゥ・ボン・クーフゥ」がプロデュースするお店です。お店の魅力とおすすめのパンをご紹介します。
東急東横線学芸大学駅から住宅街を歩くこと約15分。
9時から営業しているので朝ごはんにぴったり!
平日の11時前に着くと、先客は1組。
ゆっくり店内を見ることができました。
「FARINA(ファリーナ)」は、イタリア語で小麦粉を意味します。
パンの主役である小麦粉の素材感を大切に、決まった小麦粉に縛られることなく新しい小麦粉との出会いを探していきたい、という思いを込めて名付けられたんだとか。
パティスリィドゥ・ボン・クーフゥが大切にしている「素材感を活かす」ことを引き継ぎ、新しい味わいを生み出していくそうです。
一歩入ると、植物が溢れていて落ち着きます。
カフェが併設されていて、こだわりのフォカッチャピザやパンだけでなくカフェ限定メニューなどが楽しめます。
テラス席もあり、犬連れも大歓迎とのこと。愛犬家には嬉しいですね。
ベーカリーカフェと併設してPORTER SERVICES安元さんの監修するグリーンショップGRAINES(グレンヌ)にて観葉植物などの植物も販売しています。
店内にある植物で気になるものを見つけたら気軽にスタッフにお声がけくださいとのことです。
食パン、バゲットといった定番のパンをはじめ、オリジナリティーあふれるサンドイッチなど素材感とこだわりを詰め込んだメニューが約20種類前後並んでいます。
ドゥ・ボン・クーフゥのケーキも並んでいるのでカフェタイムにも!
ディゾンのコーヒーと合わせると絶品なんだとか。
看板メニューは彩り鮮やかな「フォカッチャ ピッツァ」。
旬の食材を使っていて、季節ごとに5〜6種類並んでいます。
ここで私が購入したおすすめのパンをご紹介します。
初めにご紹介するのは定番メニューから選んだ「フォカッチャピザ マルゲリータ」。
イタリアから輸送された水牛のモッツァレラチーズ「ポンティコルヴォ ブッファラ」、チェリートマト、オリーブオイルを合わせたフレッシュバジルがトッピングされています。
リベイクすると生地はふっくらとしていて、中はもちもちと弾力がすごい!
噛めば噛むほど小麦の甘味が感じられます。
フレッシュなバジルの香りが良く、トマトの酸味ですっきりとした後味。
1枚が大きくボリュームがあって、噛み応えがあるので満足感ありました。
2つめは「コルネット」。
リボンの形が女心をくすぐりますね。
かわいいだけでなくこれには理由があり、ザクザクとした食感を楽しめるような形に焼き上げているんだそう。食べてみると分かりますが、サクサクを超えてザクザクという音が体中に響き渡りました。
イタリア直輸入のポテトフレーク入りの小麦粉を使い、発酵バターを折り込んでいることで、発酵バターとポテトの甘味が感じられます。
ほかでは味わったことのない風味で新鮮。
外はザクザク、中央はさっくりしっとりとしていていろんな食感が楽しめます。
3つめは「GURUーGURU(ぐるぐる)」。
こちらもほかでは見かけないですね。コルネットと同じイタリア直輸入の小麦と発酵バターを折り込んだデニッシュ生地に、シナモンカスタード・チェリー・クランベリーがぐるぐる巻き込まれて焼き上げられています。
季節ごとにぐるぐる巻きこむ具材を替えていく予定なんだとか。
FARINAの特徴的なサクサクの食感にシナモン香るカスタードとクランベリー、チェリーがジューシーで甘酸っぱくマッチしています。
仕上げのアイシングでぐるぐるを見た目にも表現しているそう!
甘くてアクセントになっていました。
最後は「サルシッチャ」。
国産生サルシッチャ、イタリア産菜の花、モッツァレラチーズをグラハム入りのもっちりした生地にのせて焼き上げています。
サルシッチャは、バジル、シソが練りこまれていて香り高く、これがクセになる味わい。菜の花の香りによく合います。
大人な味わいでワインにも合いそう!
ほかにも魅力的なパンがたくさんあります。
ぜひ足を運んでみてください。
About Shop
FARINA(ファリーナ)
東京都目黒区目黒本町4丁目25−19−1F
営業時間営業時間 9:00〜18:00
(カフェL.O プレート:17:00単品:17:30
ドリンクは18時までご注文頂けます)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日振替)
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