こんにちは。パン好きライターの坂本リエです。
皆さんは何回も通ってしまうほど好きなパン屋さんはありますか?私は東神奈川にある「横濱港町ベーカリー玉手麦(たまてばく)」さんです。横浜駅にあるベーカリースクエアでも手に入り、そちらでもサッと買ってしまうほど。魅力をご紹介します。
京浜東北線東神奈川駅西口を出て歩くこと約5分。
水色と白を基調とした外観はさわやかでまるでパリの一画にあるかのようにも感じる石造り風の建物がおしゃれです。扉は2ヶ所あります。
店内の様子が見られるので、初めてでも入りやすいですよ。
平日のお昼前に着くと先客は2組。
帰る頃には1組入店されていました。人気なのが伺えます。
2016年12月5日にオープンした「横濱港町ベーカリー玉手麦(たまてばく)」。「たまてばく」と読むのは珍しいですよね。
その由来は、浦島太郎の話に出てくる地がここ横浜港町なんです。
その伝説から”箱(はこ)”と”麦(ばく)”をかけて名付けたんだとか。
店内に入ると開放的な厨房が見えます。
食パンをはじめ、惣菜パン、スイーツパン、焼き菓子とその数50種類以上と豊富な品揃え。
毎回”新商品”のポップがあり、いつ来ても飽きないです。
店主の吉野さんは、もともとパンが好きでパン屋さんをオープンしたんだとか。
「いつ来てもすごいパンの数ですね!」と言うと、
「作りたいものを作っていたら増えていた」と話していました。
粉からこだわって選び、それぞれのパンに合った粉を使っているそうです。
おすすめを聞いてみると、
「食パン、メロンパン、クリームパン、クロワッサンにピザ…」
と、たくさん出てきました。
なかでも一番人気のメニューはクロワッサン。
私も食べたことありますが、幾重にも織り込んだ層が美しく、外はパリパリで中はしっとりした食感が楽しめます。
バターのみを使っていて、噛めば噛むほどバターの風味と小麦のあまみが感じられますよ。
シンプルでおいしいクロワッサンですが、フランスヴァローナ社のチョコレートを使った「クロワッサンショコラ」もはずせません。
デザインがとてもかわいらしく、中にはチョコレートがつまっていて甘いもの好きは要チェックです!
ほかにあの人気アニメの中に登場するパンもあります。
アニメの中に登場するパンが食べられるなんて夢のようですね!
かわいい動物パンや”こねずみ”という一口サイズのちいさなパンは思わず微笑んでしまいます。
子ども向けのパンもたくさんあって子どもから大人まで楽しめます。
ここで私のおすすめの4つをご紹介します。
1つめはお店の名前が付いた「玉手麦ドック」。
ハードパンに大きくてボリュームのあるソーセージとピリッと辛いマスタードが入っています。
リベイクすると外はパリッと中はもっちりと噛み応えのあるパンにジューシーなソーセージがたまりません。
食べ応え抜群でランチにぴったり!
2つめは「クリームぱん」。
ふんわりしっとりとしたやわらかい生地に自家製のカスタードクリームは卵の風味がとコクがしっかり感じられ、とろとろで飲めてしまいそう。
仕上げにキャラメリゼさせていて香ばしく、カリッとした食感がたまらないです。
ほかではない味わいになっています。
おやつや小腹が減ったときにちょうどいいサイズ感!
3つめは「あんバター」。
さいごに取ろう、なんて思っていたら気付けば残り1つになっていました。
店内にいた方、全員がトレイにのせていたんです!
「最近人気なんですよ」と吉野さん。
もっちりと歯切れのいい生地に粒感が残ったしっとりとしたあんことバターが厚く入っています。上品な甘さとバターのコクが深みを与え、風味豊かです。
常温でもいいですが、リベイクした方があんこの甘みが増すのでおすすめ。
4つめは「豆乳バターブレッド」。
“店長のおすすめ”のポップが貼られていました。
砂糖とバターで外はカリカリ、中はじゅわっとバターが染み込んでいます。
しっとりふわふわと柔らかいけど、もちゅっと水分量が多くてクセになります。
全体的に甘いですが、くどさがなく食べやすい!
「心を込めて作ってます!遊びに来てください」と話す吉野さん。
「食べにきてね」ではなく、「遊びに来てね」というところがまたユニークですよね。
ぜひ足を運んでみてください。
About Shop
横濱港町ベーカリー玉手麦(たまてばく)
神奈川県横浜市神奈川区二ツ谷町6-1
営業時間:8:00~18:00
定休日:日曜日
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