向ヶ丘遊園にある人気ベーカリー「セテュヌ・ボンニデー」の2号店が自由が丘に2021年12月8日オープンしました。人気の理由は次々と焼き上がるパンが女性でも食べやすい大きさであることと種類が豊富なのはもちろん、有形シェフの素材へのこだわりが詰まっているから。早速ご紹介します。
「セテュヌ・ボンニデー」と隣接した「セテュヌ・ボンニデー ベイクドカフェ」、はなれに「セテュヌ・ボンニデーアトリエ」があります。「セテュヌ・ボンニデー」とは、フランス語で「それは、いい考えだ」という意味。お客様に”楽しい”を届けるがコンセプトのパン屋さんです。
晴れの日も。雨の日も。曇りの日も。
どんな時も、私の幸せがそこにある。
そうだあそこに行こう。それは、いい考えだ!が由来です。
添加物や保存料を使用しない国産小麦のみでパンや菓子を焼き、材料も手作りで自家製がこだわりです。
自由が丘駅から徒歩約2分と駅近なのが嬉しいですね。
赤と白を基調としていて異国感溢れる外観です。
「あっこのパンおいしい」
「少しパンを食べながら歩こうかな〜」
「あの人と一緒に食べよう」
そんな身近で、少しワクワクさせてくれるようなパン屋さんでいられたら良いなという思いでオープンしましたと話す有形シェフ。
笑顔がキラキラとまぶしいです!
店内に入ると木を基調としていて、温かみがあります。
コの字になっていて、まず最初にお店イチオシの「クロワッサン」がありました。スタッフイチオシのマラサダや焼き菓子も並びます。
そのほかにバゲットやフォカッチャ、キッシュ、惣菜系、スイーツ系と種類が豊富です。
どれにしようか悩んでいると、次から次へと新しい焼きたてのパンが運ばれてくるので、更に迷ってしまいました。
焼きたてのパンがすぐに買えるのは嬉しいですよね。
有形シェフにおすすめを聞くと「開店当初からある、キッシュはおすすめ! クロワッサン、シュークリームと……いろいろと作りたくなってしまうんです。」という言葉からすべての商品、自信を持って作り販売していることが伝わりました。
パンや焼き菓子に合うドリンクやコーヒーも売られているので、一緒にいかがでしょうか。
有形シェフのおすすめ。
端から端までたっぷりと詰まったサーモンは今にもこぼれ落ちそう。
サーモンはロースト・燻製・身をほぐす工程すべて自家で行っています。
ホロホロと身が柔らかいく、噛むたびに香りがいいです。
その下にバターとナツメグで炒めたほうれん草が敷いてあります。
周りの生地はサクサクとしていて噛み応えがり、1つで十分お腹いっぱいになるボリューム。サラダと一緒に食べると良さそう。
北海道根釧地区生産のチルドバターを使用しています。
以前は仏イズニー社の発酵バターを使用していたのですが、国産のバターを使いたいという想いから変更したんだそう。冷凍を介さずチルドで届けてもらえるので、作り立てのバターに近いフレッシュな味わいが楽しめます。
小麦は北海道のものを使っていて全て国産原料のクロワッサンです。
カットするとサクサクサクサクといい音が鳴り響きました。
中はしっとりとしています。
噛むと口いっぱいに小麦とバターの香りが広がり、至福の逸品。
素材の味がしっかりとしているので、中に野菜を挟んで食事系に、あんこやチョコを挟んでスイーツ系に、などと好みの具材を挟んでも相性が良さそう。
見た目がワクワクする発酵させないクロワッサン。
見慣れているクロワッサンよりかなり薄いですね。
有塩バターを包み込み、 生地の旨味と鮮明なバターの旨味が楽しめます。
カットするとバリバリっと砕けるような音。
口に入れると生地が薄いので、バリバリパリパリっと食感がいいです。
パイのようでパイじゃない新食感のクロワッサン。
バターの香りが良く、じゅわ~と口いっぱいに広がります。
岩塩が散りばめられていて塩味があり、最後まで飽きのこない味です。
パン好きさんのセテュヌ・ボンニデーのおすすめを聞くと皆が口をそろえて「マラサダ」と言っていました。
米粉で揚げているのでしつこさがなくパクパクと食べ進んじゃうんだそう。
チョコやストロベリーチョコが表面にコーティングされているものもあります。
人口着色料不使用なので安心です。
ふっわふわでもっちりとしています。
空気のように軽く、気づいたらなくなってる悪魔的スイーツパンですね。
時間が経っても油っぽくなく、まったく重くないです。
これは食べると虜になるのが分かりました。
こちらもファンが絶えない商品「フォカッチャ(エレンテ‐カミノス)」。
手ごねでゆっくりグルテンをつなげることで、酸化を抑えくちどけの良さと、甘みを感じる仕上がりにしたんだそう。オリーブオイルは国際コンテスト金賞獲得の農家さんのものをつかうといったこだわり。
素朴な味わいで噛めば噛むほど本来の味が広がり、クセになることまちがいなし!
有形シェフのおすすめ焼き菓子の1つ。
ほろ苦い大人のカカオシュー生地の中に、無香料無着色のシチリアのブロンテ産ピスタチオ100%のペーストを使ったカスタードクリームがたっぷりと詰まっています。
カットすると思っていた以上にクリームがパンパンに詰まっていました。
無着色なので色味が薄いですが、香りと味わいは濃厚で”これがピスタチオなんだ!”と新発見。これはぜひピスタチオ好きにおすすめしたい。
クッキーシューなのでサクサクとしていて食感が良く、カカオシュー生地がビターで香ばしいのも良いですね。
限定品はチェックしておきたいですよね。
自由が丘限定は、自慢のサクサクとしたパイ生地でりんごを包んだ「ショーソン・オ・ポム」 。
フランスでは、ポピュラーなパイ菓子なんだそう。
りんごのさわやかな香りが口の中に広がります。
舌の熱でとろけてあっという間になくなります。
表面がバリっ、サクっとした食感が良く、小ぶりなので小腹が減ったときにちょうどいいボリュームです。
日本でも見かけることが増えてきたドイツ・フランスの伝統発酵菓子パン「シュトレン」はセテュヌ・ボンニデーでも取り扱いがあります。
セテュヌボンニデーのシュトレンは、有機ドライフルーツとコニャックを贅沢に使用しています。
バターは北海道根釧地区のチルドバターを使用し、パネットーネ種を使用して乳化を助け、なめらかな口溶けに仕上げたそう。
スパイスは今年は少しだけ複雑にしシナモン・バニラ・カルダモン・ナツメグ・オールスパイスをバランスよく入れています。口の中に広がるスパイス感はスパイス好きを唸らせます。
マジパンは自家製の物を使用し、サヤキレーズンを始めとする質の良いレーズンと、有機白いちじくの甘みがコニャックと合わさり、心地の良い香りと味わいが広がります。
セテュヌボンニデーでは、もう1種類あります。
仏KAOKA社の有機チョコレートの自家製ガナッシュをたっぷりと入れた「ショコラシュトレン」。自家製のキャラメルソースを加えて奥行きのある味わいに仕上げています。
ドライフルーツは、ストロベリー・プルーン・さわやかなマスカットを使用し、マデラワインで漬け込んでいるそう。
スパイスはカルダモンとクローブを使用し、カカオの香りを邪魔しないように香ります。
大人のためのチョコスイーツです。
「セテュヌ・ボンニデー」をご紹介しました。
朝食やランチにはもちろん、手土産にも喜ばれることまちがいなし!
有形シェフのこだわりが詰まったパンをぜひ自由が丘で味わってみてください。
About Shop
セテュヌ・ボンニデー
http://東京都目黒区自由が丘2-15-7 1F
営業日:9:00~19:00
定休日:火曜日
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