こんにちは。ライターの坂本リエです。2023.5.21東京・新高円寺に「ANO(あの)」がNEW OPEN!
大人も子供も食べられる、アメリカンベイキングを基本とした焼き菓子を販売しています。Instagramで、さっそく話題になっているお店です。魅力をご紹介します。
新高円寺駅から歩くこと約7分。
飲食店「おさけと小料理 non」の日中を間借りして営業されています。焼き菓子のジャンルとしては、クッキーやマフィンなどのアメリカンベイキングをテイクアウトできます。
Q.店名の意味を教えてください。
「「ANO」は、「あしたのおやつ(Ashita No Oyatsu)の頭文字。
おうちにおやつがあることで、明日が少しでも楽しみになったり、甘いもので活力がわいたりします。
「”あの”お店行こうよ」、と思い出してもらえたら嬉しいです。」と話すのは店主の鈴木さん。
店名が入った帽子がとても似合っていました♪
鈴木さんがアメリカンベイキングに興味を持ったのは、高校生のときだそう。ニューヨークで食べたチーズケーキやパイに衝撃を受け、本や教室で作り方を学び、勤務先を退職後は再度ニューヨークへ行き、最新のスイーツについて学んだんだとか。
Q.お店やお菓子のこだわりを教えてください。
「アメリカ各地で古くから親しまれている、クッキーやマフィンなどの焼き菓子を販売するのがこのブランド『ANO』です。材料にもこだわりがあり、国産小麦やバターを使い、ミネラル分を多く含みコクのあるきび砂糖を使います。
卵は高騰が続いていますが、できるだけ飼料や育て方にこだわった卵を使い、ベーキングパウダーはアルミニウムフリー、保存料&着色料フリーで大人も子どもも食べられる、サステナブルなおやつを心掛けて販売しています。」(鈴木さん)
丁寧なお菓子を心掛ける、店主の想いがお菓子にしっかりと表現されていました。ここで私が選んだ3点をご紹介します。
1つ目は「キャロットケーキ」。オーガニックの人参を皮ごとすりおろしているんだとか。
他のフルーツやナッツを使わず、スパイスも控えめにして素材の旨味を引き出せるようにしているそうです。
ふわふわしっとりとしていて、にんじんのやさしい甘みが感じられます。
さわやかなフロスティングでさっぱり感を出していて、重たくなく暑い夏でもパクパク食べやすいです。間にも挟んでいるので存分に楽しめるのがうれしい。
2つ目は「チャイとれん乳のケーキ」。
鈴木さんに聞いたところ
「いわば”食べられるチャイ”です。」と話していたのですが、
食べてみるとその意味が分かりました。一口食べるとスパイスの香りがぶわっと広がりました。
ミルクティーのような生地にスパイスを加え濃厚に仕上げながらも、上かられん乳アイシングをかけることで優しさをプラスしているそうです。
スパイス好きにはたまらない!
最後は「チョコチップクッキー」。
一見、普通のチョコチップクッキーに見えますが、大きく分厚くて食べ応え抜群!外はサクサク、中はしっとりとした柔らかい生地で2つの食感が一度に楽しめます。
芳醇な国産バターの香りが高級感を出しています。チョコチップの比率はあえて高すぎず設定していて、メインのクッキー生地とチョコレートの相性が引き立つバランスに仕上げたそうですよ。
ドリンクも販売しているので、一緒に買うのもおすすめ。
テイクアウト専門店ですが、外に4席ほど腰掛けられます。
こちらでも食べることができるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
About Shop
ANO(あの)
東京都杉並区高円寺南3-16-21 ビレッジサカエ1階
営業時間:月・水10-15時/火10-17時/日13-17時
定休日:木・金・土
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