ライターの坂本リエです。
以前、オンラインで購入できるキャロットケーキをご紹介させたいただいた焼菓子専門店「doyoubi」が鎌倉に2023年1月移転オープンしました。
不定期の開店とハードルが高いのですが、さっそく行ってきました。
鎌倉駅から住宅街を歩き、坂を上ること約10分。
開店時間に着くと既に10組ほど並んでいました。
閑静な住宅街のため開店前から並ぶことはできないので注意しましょう。
お店のオープン日、商品のラインナップはInstagramで確認ができます。
店内は1組ずつ入店します。
Qなぜ鎌倉に移転オープンしたのですか?
「鎌倉が好きだったのと、子どもが産まれて子育てしながらこの土地でやっていけたらと思ったからです。
緑の多い静かなところで眺めのいい小川があり、ここを渡ってきたら気持ちいいだろうなと思い決めました。
鎌倉では、気軽にマフィンをテイクアウトできるkioskのような場が作れたらと思っています。
平日は通販の準備もできそうなので、定期的にオンラインも進めていけたらと思います。」(瀬谷さん)
商品のラインナップは日替わりとなっています。
行くたびに新しいものが出会えるってワクワクしますよね!
マフィンやスコーンが3~4種類、クッキー、キャロットケーキなどが並びます。
「キャロットケーキはお店にあるとうれしいと思うもののひとつなので、コンスタントに並べていく予定です。
オープン当初から焼いているベースの生地に、アレンジを加えながら日替わりで出していきます。」(瀬谷さん)
ここで私のおすすめをご紹介します。
まずははずせない「キャロットケーキ」。
“今日は変わり種”と話す瀬谷さん。
キャロットケーキ(右)はレモンピールにホワイトペッパーを多めに効かせ、ディル入りのフロスティングがのっています。
クセがありますが、水分多めでしっとりとした弾力ある生地に馴染みます。
春らしくさわやかな後味で、どちらかというと食事系な仕上がりでした。
今までにない味わいのキャロットケーキでした。
新にんじんのケーキ(左)は、しっとりとした生地でパウンドケーキとパンの間のような食感。
間に入れたカスタードがとろっとやわらかくたっぷりと入っています。
カスタードが上品な甘さで、食べ応えがありこちらも食事系でした。
キャロットケーキを自由自在に操っていて、今度はどんなものが食べられるだろうと楽しみになります。
2つめは「マフィン」。
“こんな組み合わせ見たことない!”と思わず言ってしまいました。
今回は言っていたのは、ずんだ・ホワイトチョコ・クリームチーズ・岩塩が入った生地はずっしりと大きく重たいです。
“そうですね。あまりない組み合わせかもしれません。具沢山でおすすめですよ”と言われたのも納得。
食べ進めると中には溢れそうになっているずんだが現れました。
やさしい甘みにクリームチーズの酸味、さいごに岩塩がキュッと引き締めてくれます。あまじょっぱい好きにはたまりません。
最後は「スコーン」。
今回はコーヒー・カルダモン・白あん。
こちらも初めて見る組み合わせですね。
コーヒーとカルダモンがそれぞれ個性が強いので白あんが負けるのでは?と思いましたが、不思議とケンカすることなくしっかりと個々の風味を感じられました。
ほろほろほどける食感で大きめなので食べ応え抜群です。
鎌倉散策の1つにぜひ入れてみてくださいね。
About Shop
doyoubi
鎌倉市小町3-10-13
営業時間:11:00~売り切れ次第終了
定休日:不定期
Instagram:doyoubi_muffin
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