今や当たり前となったECサイト限定のスイーツたち。2018年の立ち上げから人気が続く「Mr. CHEESECAKE」もその一つです。そんなミスチの田村浩二シェフが、さらに新たなECスイーツブランド「ETEL」を始動! 遂に第一弾の商品「フィナンシェ」が、5/22(月)よりオンラインで販売を開始しました。
「フィナンシェ」の試食会を編集部がレポートしながら、ブランド概要をご紹介します。
「ETEL」は、「Mr. CHEESECAKE」の田村浩二シェフが手がける焼き菓子のブランド。「身近にある焼き菓子の本質を見つめ直し、ここにしかないおいしさを」をコンセプトに、伝統的な焼き菓子を田村シェフの感覚で新しく創り出していくのだそう。
「今の自分が考える“おいしい”と感じる味や食感を、ETELのお菓子を通して伝えていけたらと思っています」と語る田村シェフ。スイーツの中でも、焼き菓子は硬派でシンプルな印象ですが、田村シェフはどうアレンジしていくのでしょうか?焼き菓子ファン必見のブランドです。
ETELの第一弾は、フランスの伝統菓子「フィナンシェ」。フレーバーは3種類で、いずれもスパイスやお茶など、田村シェフが得意とする“香り”の組み合わせが仕掛けられています。
1つ目のフレーバーは「バニラトンカ」。焦がしバターとアーモンドのミルキーな香りに、バニラとトンカ豆の甘く豊かな香りを合わせたフレーバー。ベーシックながらも、キャラメルのような香ばしい風味が広がりたまらない味わい。
2つ目のフレーバーは「マーガオ」。台湾の希少スパイスと言われている「マーガオ」は、レモングラスと山椒を足したような、爽やかな風味。さらに澄ましバターにオリーブオイル、ヨーグルトを加え、スパイシーながらも軽やかに頂けるフレーバーです。
3つ目のフレーバーは「キャラメルウーロン」。中国の武夷山で取れるお茶「武夷岩茶(ぶいがんちゃ)」のもつ独特の香ばしい香りと奥深い甘さを感じられるフレーバー。焦がしバター、アーモンドに武夷岩茶のキャラメルを加え、他では味わえない深い味わいに仕立てているそう。
そして、このフィナンシェの最大の特徴は「食べ方」を工夫できること。スパイスやお茶の香り豊かなフレーバーが、なんと食べる温度で変化していくんです。実際にご紹介していきます。
試食会ではまず「常温」に戻したフィナンシェを試食。生地の形が保てる限界までたっぷりアーモンドパウダーを入れたという生地は、口の中でしっとりホロホロと崩れていきます。
常温では、初めて食べる味わいの「キャラメルウーロン」に、まず驚き。一口食べて広がる武夷岩茶の香りは、食べ終わった後までしっかり余韻が残ります。
次に頂いたのは「リベイク」のフィナンシェ。トースター(1000w)で3分半温めると良いのだそう。生地はしっとりふんわり軽やかで、ピンと立つように焼けたフチの部分はカリッと香ばしい!
ベーシックな味わいの「バニラトンカ」は、「リベイク」が1番おいしかったです。杏仁のようなトンカの香りと甘く華やかなバニラの香りが、焼き立てでふわっと広がるバターと相性バツグンでした。
最後に頂いたのは「冷凍」のフィナンシェ。冷凍庫から出してそのまま食べてOKだそうです。「焼き菓子なのに冷凍?」と、疑いながら食べてみると、体温で溶けていくキャラメルのような口溶けにびっくり! 口の中のひんやり感もまた心地いいんです。
こちらは「マーガオ」のスパイスがダイレクトに効いていてびっくり。常温、リベイク、冷凍と食べましたが、スパイスの香りの強さが温度によって変わるのが楽しい逸品でした。
大人気ブランド「Mr. CHEESECAKE」の田村シェフが手がける新ブランド「ETEL」。第一弾はフィナンシェでしたが、今後も定番の焼き菓子をパワーアップさせたものを展開予定なのだそう。試食会では試作中のクグロフをふるまってくれる場面もありました。
まずは田村シェフの香りと温度の魔法がかかったフィナンシェを、ぜひ食べてみてください。
<商品詳細>
Financier(6個入り)
価格:2,700円(税込)
販売日時:毎週月曜日 20:00
販売方法:公式オンラインストアにて販売
公式オンラインストア:https://etel-official.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/etelofficial/
※当日分の在庫が売り切れ次第終了となります。
※別途送料がかかります。
ウフ。
ウフ。編集部スタッフ
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