パリで「A Lacroix patisserie」でスーシェフを、そして28才でパリの五つ星「palace hotel」でスーシェフを任せられ、世界で認められた小住匡彦シェフ。昨年まではポップアップでしか買うことができず、販売と同時に早朝から大行列ができる「 Masahiko Ozumi Paris（マサヒコ オズミ パリ）」が、ついに今年実店舗がOPEN。
そして小住シェフのスペシャリテでもあるZabtonモンブランは、登場するやいなや一躍有名になり、全国からこのモンブランを求めて多くの人が訪れます。
今までポップアップで販売されていたモンブランと比べて、実店舗で販売している種類もかなり豊富に。今回は再びモンブランの美味しさの秘密と、今買えるモンブランのラインナップについて取材をしてきました。
大阪メトロ谷町線、京阪本線「天満橋駅」より徒歩約9 分ほど。和菓子屋から老舗の洋菓子店、地元の人気のお店などお菓子の名店がひしめくこの地に「 Masahiko Ozumi Paris（マサヒコ オズミ パリ）」が2022年の6月10日からOPENし、すでに行列のできる名店に。
お店の中に一歩入れば、目の前には圧巻のショーケース。通常の街のお菓子屋さんの2倍はあろうであろうショーケースの横幅。ラインナップの種類と、他では見たことがない独創的でアーティスティックなプチガトーの数々。「ケーキを主役にしたかった」と小住シェフ。フランスのパティスリーをイメージして、ケーキがメインになるような迫力のあるショーケースはずっと眺めていられます。
本場フランスの味とこだわり『日常的に楽しんでいただきたい。』という「小住」シェフの想いかから、常設店を立ち上げるというクラウドファンディングのプロジェクトにより今年ようやくOPENとなりました。世界で注目された小住シェフの世界観、美技に酔いしれる店となっています。
売り切れ必至の人気の「Zabtonモンブラン」。この驚きのテクスチャーは、小住シェフがたまたま知り合いと洋服屋で見たジェラート・ピケのパジャマが着想のヒントなんだったんだとか。
日本でも数々のモンブランがある中で、「マサヒコ オズミ パリ」のモンブランは見た目だけではなく、その中身も特徴的。フォークを入れれば、ふわっと、すっと入り口の中では栗のまろやかさを感じます。
種類も豊富で、黄色いモンブランは「MANGO」。甘酸っぱさと栗の香りがマッチします。またピンクは「FRAISE」。苺を使い、酸味よりも苺の甘みと香りがたつ構成に。
また緑色の「MATCHA」は、抹茶の香りをまといながらも栗との香りの調和を考えた一品に。
日本の栗の中で、どっしり大きく希少な「銀寄」。丹波の銀寄農家さんと専属で契約したという希少な栗が使われているそう。肉厚で、ほわっと、ふわっとしているというこの銀寄。そんな希少な栗を100％使っているのが、プレミアムモンブランです。
口の中でどっしりと感じる栗の質感と、まろやかで芳醇な香り。その美味しさは他の栗とはまったく別物。ぜひ一度食べて欲しい美味しさです。
一つのケーキの台紙に、上に挙げた4つの種類が一口ずつのったスペシャルなモンブランも。全部味わってみたい、そんな欲求を満たしてくれます。
この秋冬は、まるで毛糸の手袋？ パリのメリーゴーランド？驚きのケーキも続々登場する「 Masahiko Ozumi Paris（マサヒコ オズミ パリ）」 。これからも見逃せません。
About Shop
Masahiko Ozumi Paris（マサヒコ オズミ パリ）
大阪府大阪市中央区大手通２丁目４−８ assess 大手通ビル1階
営業時間：10：00～19：00
定休日：水曜日
Writing／Cream Taro
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