2022年9月6日(火) より、全国のローソンで始まった「プリンの限界」プロジェクト。東京を中心に、今最も勢いのある6人のシェフが集結。新しい時代の訪れを感じる女性シェフからSNSで人気のシェフ、実店舗を持たない新しいシェフまで、6人が揃うことが奇跡にも近いプロジェクトを、老若男女問わず人気のある「プリン」をテーマにその技術とイマジネーションを発揮。
“今最も美味しいお菓子を作るパティシエが本気で考える”本プロジェクト、普段コンビニエンスストアのお菓子を買う全国の人へ「美味しさの新体験」をお届けします。
本プロジェクトで第二弾となる10月の販売を担当するのは、今SNSでも話題の“あめくん”こと岡村シェフ。「紅茶とりんご」をテーマに最高のプリンを監修していただきました。岡村シェフが所属する「hannoc」のことも紹介していきます。
梅田駅から徒歩では7~8分程度。店舗はパティスリーにしてはかなり広く、グレーを基調とし、店内はスタイリッシュでトレンド感を漂わせています。取材時期はクリスマスだったこともあり、かわいらしいリースが飾られ、開店前からすでに並ぶお客さんも。OPENすると、すぐに満席に。お客さんの層も若い女性が多いよう。
ショーケースには、かなりの数のケーキと横にはテリーヌ、バターサンドなど、トレンドのスイーツがズラリと。焼き菓子コーナーには、ギフト用のラッピングもいっぱい。
そして注目すべきは、ズラリと並んだケーキ。それぞれ作り手が異なるというコンセプトが面白く、ケーキの前には作り手の写真が。
もともとお店として、トップダウンの組織を作らないというコンセプトのもとに始まったこのお店。強烈な縦社会に苦しむ若手パティシエを見てきて、そういう変えられない部分と変えられない部分がある中でも「一度自分たちでやってみようと思った」と広報の赤座さん。
空気を構成している物質、窒素(N) 、酸素(O2) 、アルゴン(Ar)、二酸化炭素(CO2)、ネオン (Ne)、ヘリウム(He)の頭文字を組み合わせた造語です。いろいろなものが混ざり合って存在する空気のように、いろんな個性や可能性が集まって、みんなでこの場所をつくっていきたいという想いを込めているんだとか。 20候補ぐらいあったという中で、選ばれたこの「hannoc」の文字をよく見ると、「he」「ar」など、元素記号が実際に並んでいます。ネオン窒素、炭素など、「色々な空気や要素が混ざっている」ことを表しています。
Twitterでは1.6万人のフォロワーを持つ、人気のパティシエ岡村シェフ。「リッツカールトン大阪」などで経歴を積みながら、そのシェフのポジションを蹴って、hannocで掲げるコンセプト、優しい働き方に共感し入社を決断したそう。
あめ=飴の意味合いのあるペンネーム。菓子職人としてだけではなく飴細工職人として、発信もしている彼。作り出す美しい飴細工は、多くの人がSNS上でシェアをし共感を呼んでいます。
まだまだ一般には知られていない、飴細工という世界。若い人を中心に知ってもらえるよう、文化を広めるためにも活動するあめくんにはこれからも注目したいところ。そんな彼が監修したプリンのテーマは「紅茶とりんご」。
今回、そんなhannocで活躍する“あめくん”が監修したプリンは、プリン自体を紅茶のアッサムティーをベースにしたアッサムプリンに。甘さも控えめで、上品な香りのプリンにかけるのはキャラメルソース。ただのキャラメルソースではなく、りんごの濃厚な美味しさをぎゅっとつめこんだキャラメルソース。
りんごの甘みがビターなソースに絡まり合い、一人で2~3個はペロリと食べられてしまうほど。とくにシェフがこだわったのは「なめらかさ」。何度も試作し、たどり着いたプリンの食感にもぜひ注目を。
発売は10月4日から。ぜひお楽しみに。
11月に発売を予定しておりました、「Pâtissière MAYO」宮田シェフ監修の商品『ufu. プリンの限界 vol.03 栗』につきまして、原材料の納入に遅れが生じ、販売を延期することになりました。商品の発売を心待ちにされている皆様には、多大なご心配とご迷惑をおかけしますことを、心よりお詫び申し上げます。
なお、新たな発売日は3月頃となります。変更後の日程が確定次第、後日改めてご案内申し上げます。
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