お菓子の中には、職人が一つ一つ丁寧に作っているもの、販売個数が少なく入手出来ないもの、人気のあまり予約が取れないものなど、様々な理由で予約・入手困難になっているお菓子があります。その中で今回紹介するのは、京都・寺町に店を構える「村上開新堂」のクッキー缶です。贈答用にも、ビジネスにも、ご褒美にも、もってこいの予約・入手困難なお菓子の魅力を是非味わってください。
京都で知らない人はいない、幻のクッキー。老舗中の老舗「村上開新堂」。
明治40年(1907年)に京都・寺町二条に、西洋菓子舗として誕生しました。誕生から現在までの間お菓子の伝統や製法を守りながら、全て手作りにこだわっているそうです。
今では店主が4代目へと変わり、新たな価値への追及を重ね、35年ぶりの新商品「寺町バニラプリン」、「マドレーヌ」が発売されました。”村上開新堂らしさ”はそのままに、新しい味を楽しめます。
・クッキー
・ロシアケーキ
・好事福盧
・オレンジゼリー
・マドレーヌ
・ダックワーズ
・フロランタン
・ガレット・ブルトンヌ
・寺町バニラプリン
詳しくはホームページまで
この中から、今回は予約してから5か月待ちという、幻のお菓子。「クッキー缶“大・小”」の“小缶”を紹介したいと思います。
※昔は量り売りでも販売をしていましたが、現在は詰め合わせのみの販売です。
・小缶 600g 5,400円(税抜き)
・大缶 780g 6,980円(税抜き)
クッキー缶に入っているクッキーの種類は11種類。小麦粉の風味を味わってもらい、いくつでも食べられるような飽きの来ない味に仕上げているそうです。今回は11種類のクッキーについて、一つ一つ紹介していきたいと思います。
“小・大”缶どちらにも11種類のクッキーが入っています。
噛むほどにピーナッツの風味を感じる
サクサク感が絶妙
ほのかなシナモンの香りが癖になる
昔ながらの懐かしい味
ボリュームがあり、食べ応え十分
チョコレートクリームがたっぷり
プチサイズでどんどん食べれる
カリッ、サクッ、の触感がたまらない
小麦粉の優しい甘さも楽しめる
コーヒーと一緒に楽しみたい味
しっかりチョコレートを感じる一枚
最近は“クッキー缶ブーム”でバターがたっぷりのクッキーが流行りに流行っていますが、村上開新堂のクッキーを食べる際は、小麦粉の風味をじっくりと堪能してみてください。サクサクと心地いい触感と香ばしい香りに包まれて、どんどん手が伸び、“晩御飯が食べれない”という現象が起きます。
毎朝、早朝5時からのスケジュールで、職人の方々は、当日販売の生菓子(ゼリー・プリン等)を製造し、午前中に店頭や百貨店で販売しているロシアケーキやその他焼き菓子に、取り掛かるそうです。午後からはクッキーを中心に製造しています。
お菓子の時間を、「ちょっと優雅に、ちょっと特別に」そう感じてもらえるお菓子を目指しているそうです。
例えば私用の場合、すぐに食べてしまうのではなく、「休日のティータイムにお気に入りのお皿に乗せて、美味しい紅茶とお菓子の時間を楽しむ」こと。
贈答用の場合、受け取った側が送ってくれた方の顔を思い出し「特別なお菓子を送ってくれたんだ」と感じて貰えること。
「村上開新堂」の店主さんは、そんな人と人とを思い出でつなぎ、幸せを感じられるストーリー性のあるお菓子やブランドでありたいと思っているそうです。
どんどんと新しい店舗や商品が出てくるお菓子界ですが、ブレない軸をもって、しっかりとお菓子に向き合い、守るべきものを守っていく。それが“村上開新堂”らしさだと思います。
電話・直接店舗にて、予約が出来ます。
商品の中にはお取り寄せが出来るものと出来ないものがありますが、クッキー缶の場合、予約してから到着まで5か月程時間を要します。更に店頭販売もしている、ロシアケーキも配送だと2週間ほどかかります。
※予約から到着までの時間は、要確認です。
待っても待っても、それでも食べたくなる、入手困難なお菓子の魅力、伝わりましたでしょうか。
手土産におすすめ!オンラインでは即完売。素材の味がぎっしり詰まったクッキー缶「シヅカ洋菓子店」(三田・銀座)
About Shop
村上開新堂
住所:京都府京都市中京区常盤木町62(MAP)
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜日
公式サイトはこちら
注目記事