近年、ますます注目を浴びるドイツの伝統菓子シュトーレン。数多くの有名パティスリーやブーランジェリーがこぞって新商品を発売。特に、一流ホテルのシュトーレンは、その後の流行を左右することもあり多くのスイーツファンがチェック。
そこで今回は、誰もが知る東京の一流ホテルから、スイーツメディア「ウフ。」編集部が実食し、今年食べるべきシュトーレン5つを厳選。毎年、進化を遂げるホテルのシュトーレン。中には今年を逃したら一生食べられない味があるかも。必見です!
2012年の開業以来ずっとシュトーレンを販売し続けている『パレスホテル東京』。
今回の新商品「パイナップルとジンジャーのシュトーレン」は、他と比べても群を抜く鮮やかな見た目が印象的。小ぶりな見た目でなんと生地には9種類もの果物やナッツが練り込まれているんです!
特に今回主役のドライパイナップルは厳選したオーガニックドライジンジャーと合わせることで、豊かな香りを引き出しています。食べると、みずみずしいほどの果実感と複雑な風味が。自家製酵母を使用し、しっとりと仕上げたシュトーレンは物言えぬ美味しさです。
「パイナップルとジンジャーのシュトーレン」4,000円
販売期間12月1日~12月25日
購入方法:店頭またはオンラインショップ
※400個限定販売につき、売り切れ次第終了
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パレスホテル東京 ペストリーショップ 「スイーツ&デリ」
東京都千代田区丸の内1-1-1 B1F
営業時間:10:30~19:00
定休日:なし
2020年頃から毎年新しいシュトーレンを販売している『コンラッド東京』。
隙間なくぎゅっと詰まった断面は、それだけでも濃密さがうかがえる逸品。食べる前から口の中にチョコレートの味が広がるよう。最高級の洋ナシブランデー「モーラン ウィリアミーヌ」に漬込んだドライフルーツやマンゴー、チョコチップを惜しげなく使用。生地に練り込んだ濃厚なチョコレートと、ほのかな甘酸っぱさが口の中に広がります。
「洋ナシとチョコレート」3,900円
予約期間:~12月22日(金)
※受け取り日の3日前までに公式ページより要予約
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コンラッド東京
東京都港区東新橋1-9-1
2021年に販売を開始して一躍人気を集めたのが「新江戸シュトーレン」。その最たる理由は、ヘルシーな素材へのこだわりと、見事に和スイーツへとアレンジさせたシェフの手腕にあります。
洋酒漬けしたフルーツやバターをたっぷり使用し、リッチな味わいに仕上げる伝統菓子シュトーレン。しかし、「新江戸シュトーレン」では豆乳バターとほのかな塩味を効かせた黒蜜あんこを使用することで、さっぱりとした印象に。黒蜜をたっぷりしみこませた生地に練り込んだくるみが食感のアクセントに。上品なシュトーレンは『ホテルニューオータニ』ならではです。
「新江戸シュトーレン」2,700円
販売期間:通年販売
購入方法:『パティスリーSATSUKI』店舗のみ※電話での事前予約が可能
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ホテルニューオータニ「パティスリーSATSUKI」
東京都千代田区紀尾井町4−1
営業時間:11:00~20:00
定休日:年中無休
まるで漆黒のドレスを纏っているかのように可憐で美しいシュトーレンが、『マンダリン オリエンタル 東京』の「ピスタチオとアマレナチェリー」。シェフのこだわりの生地に、シロップに漬け込んだピスタチオとイタリア産アマレナチェリーを練りこんでいます。食べるとアマレナチェリーのみずみずしさと芳醇な香りが口いっぱいに広がります。まるで香りを閉じ込めたかのような味わいは、お酒と一緒に合わせてもグッド。ちょっと大人なシュトーレンです。
「ピスタチオとアマレナチェリー」3,240円
販売期間:~12月25日
「ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ」で店頭販売
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ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ
東京都中央区日本橋室町 2-1-1
帝国ホテルでは本場ドイツから持ち帰ったレシピを元に1997年頃からシュトーレンの販売を開始。その経験を活かして、2006年新たに誕生したのが「ヌス シュトレン」です。
美しい層をなす生地とフィリングが特徴的なシュトーレン。フィリングには砕いたローストヘーゼルナッツをたっぷりと使用し、香ばしさと歯切れの良い食感をプラス。コーティングのシナモンとラム酒が程よく香ります。無駄なものは加えず素朴に仕上げたシュトーレンは、飽きることなく何度も食べたくなります。『帝国ホテル』の歴史と品格がなす至極の逸品です。
「ヌス シュトレン」5,000 円
販売期間:~12 月25 日
購入方法:店頭(配送可能)
※12 月16 日~12 月25 日の予約商品は本館1 階宴会ロビーにて受取り
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帝国ホテル ホテルショップ「ガルガンチュワ」
東京都千代田区内幸町1丁目1−1 帝国ホテルプラザ 東京 1階
園果わたげ
ウフ。編集スタッフ
ufu.の新米編集者。メンズカルチャー誌でアシスタントを経験後ufu.に転身。 特技は甘いものを食べ続けること。最近は美術館内レストランの限定コラボスイーツにハマっている。
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