SNSで大バスりし、連日行列の絶えない「『HEARTH(ハース)』のぷるふわパンケーキ。どうしてこんなにぷるぷる、ふわふわするの？どうやったらこんな食感が出せるの？との疑問に答えるべく、ぷるふわパンケーキの誕生秘話と、食べてみたいけど並ぶのは避けたいという方のために、穴場の時間まで取材しました。
今回取材したのは、ダイワロイネットホテル西新宿ホテル内にある『HEARTH(ハース)新宿』。広報の方に、大人気のぷるふわパンケーキについて伺いました。
Ｑ.“ぷるふわ”パンケーキを作ったきっかけは？
「コロナ禍にスターになるメニューを作ろうとなったのがきっかけです。『ハース』はお酒も飲めるオールデイダイニングなのですが、コロナでお酒が一切提供できなくなってしまって、、、。何かそれに代わるものがないか、スタッフみんなで考えました。
実は、今でこそ認知度があがってきたガレット(そば粉のクレープ)は、もう20年来の看板メニューで、ガレットが好きなお客様に向けて、パンケーキを開発することに。
ガレットが好きなお客様はきっとパンケーキが好きに違いないと仮説をたてたのですが、そうしたら大アタリとなりました
ぷるぷるふわふわしてるので、ビジュアルも最高と、インフルエンサーの方にたくさんご紹介いただいたのも人気になった理由です」
Ｑ. どうしてこんなにぷるふわなのですか？素材や製法にどんな工夫をしているのでしょうか？
「企業秘密なので、全部は教えられないのですが、配合ですね。ボリュームはあるけど、食べ続けられるおいしさを追求しました。シェフたちと数え切れないくらいの試作を重ねました。何度も失敗を繰り返し、最終的に鉄板は特注でオーダーすることに。
特別な配合の生地と、シェフによる生地の攪拌の技術、特注の鉄板により、この“ぷるふわ食感”が実現しました。
また作りおきは一切なしで、オーダーが入ってから、シェフが生地の攪拌をはじめるので、ときに30分以上お待たせしてしまうこともありますが、お客様から“待つ価値あり！”とのお声を多くいただきます」
Ｑ.パンケーキの中で特に人気のフレーバーと、こだわりは？
「人気のフレーバーは、塩キャラメルです。自家製の塩キャラメルソースは、フランスのトップブランドと日本のタカナシ乳業が共同で開発した“ブリーズドゥメール”というブランドの発酵バター、フランス産のゲランド塩を使用し、ソースだけでもかなりの美味しさ！ぷるふわ生地との相性が抜群です。
きちんと甘いですが、生地が軽いので“あっという間に食べてしまう”というお客様が多いです」
実食してみると、見た目より甘さ控えめで少し苦味も感じられる大人っぽい味。くどくないのでいつまでも食べていたくなるおいしさ。特筆すべきは食感。口に入れた瞬間に溶けて、もはや飲めるパンケーキ。筆者はパンケーキを200個以上食べてきましたが、過去イチと思えるほど絶品でした。
Q.季節限定パンケーキが変わる頻度は？
「3，4か月くらいで季節ごとに変えていてフルーツの“旬”にこだわっています。例えば、いちごの場合ですと、12月から始めるお店も多いのですが、いちごがどんどんおいしくなってくる2月上旬ごろからスタートします。
「今一番のおすすめは、“あまおうと天使の白いちごパンケーキ”。いちごの王様あまおうと、白くてかわいい天使のいちごが主役です。
ぽってり桜色のマスカルポーネクリームと生地の隙間からはラズベリーピューレがこぼれおちてきます」
実食すると、マスカルポーネクリームが濃厚なのに軽く、いちごとの相性が抜群でフォークが止まりませんでした。ラズベリーピューレが甘酸っぱく効いていて、メリハリのある味わいに。いちごのカッサータも濃厚かついちごが瑞々しく、いちご好きにはたまらない逸品です。
Ｑ.行列が絶えないですが、さくっと入れる時間はありますか？
「平日の14時〜と17時～19時、20時以降は、穴場です。土日祝日は朝から晩まで召し上がれて、14時〜18時、20時〜は比較的入りやすいですよ。席数が多いので『ハース池袋店』より入りやすいです」
パンケーキはみんなから愛される人気メニューですが、ハースのぷるふわパンケーキは、一般的なものと一線を画す唯一無二の味わい。パンケーキ好きの方に圧倒的に推したい一品です。
About Shop
HEARTH(ハース)新宿
東京都新宿区西新宿６丁目１２−３９ ダイワロイネットホテル西新宿PREMIER 1F
営業時間：平日：11：30～15：30(L.O.14:30)／17：00～22：30（パンケーキL.O. 21:00）
土日祝：11：30～22：30（パンケーキL.O.21:00）
定休日：なし
公式Instagram：@hearth.n.j
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