春から夏にかけて旬を迎える「すいか」。2024年は、鳥取県のすいかが史上最高糖度の年だと知っていますか?
そんな鳥取すいかを使ったスイーツを楽しめるのが、新橋駅近くにある鳥取県と岡山県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」。ウフ。編集部が聞いた、メニューの魅力やおすすめの食べ方を紹介します!
6月17日からスタートした「すいかフェア」のメニューを楽しめるのは、アンテナショップ2階のビストロカフェ・ももてなし家。鳥取と岡山の旬の食材を使った料理やスイーツを提供するお店です。
イベントでは、鳥取県東京本部の大塚さん、ももてなし家店長の木津さんによる鳥取すいかやメニューの説明も。「2012年に鳥取すいかの査定会が始まって以来、最高の糖度を記録しました」と、大塚さんが話します。
木津さんは、「今回のパフェは、“すいかの甘さをどうやって活かすか”をとことん考えて作りました」とコメント。すいかが届く前から農家さんとやり取りし、パフェのイメージを固めていったのだとか。かなりの想いと努力から生まれたすいかパフェ、一体どんな味わいなのでしょうか?
すいかがどーんとのったビジュアルが印象的な『鳥取すいかパフェ』。上のカットすいかを含め、計10種の素材を組み合わせたスイーツです。すいかとグラスの中の素材を一緒に味わうのがおすすめなんだそう。
底にはすいかの砂糖漬け、そしてココナッツヨーグルト、小豆、と層が重なり、グラスの一番上には塩パン粉も。木津さんは、「このパン粉が今回一番こだわったポイントです」と説明します。
「すいかの甘さを楽しんでもらうために、塩味を使いたいと考えていたんです。ただ、ラスクのような大きめのトッピングだと『何か違うな』と感じたりして、試行錯誤しました。この塩パン粉の食感と塩加減にたどり着くのに、かなり苦労しましたね」
すいかは一口食べると、その甘さにびっくり。みずみずしい果肉にすいかの風味がぎゅっとつまっていて、果汁の一滴一滴からその美味しさを感じられます。
塩パン粉を合わせると、甘さが引き立ってより絶品に。パフェの構成は和食の料理人と一緒に考えたそうで、小豆や白玉といった素材は、すいかと争うことなくスイーツにとろっと、もちっとした満足感ある食感や深い味わいを加えています。
フェアのメニューには、パフェのほかにも3種の品が。鳥取県の有名牛乳「白バラ牛乳」を使った『鳥取すいかスムージー』、すいか果汁にレモンのさわやかさを加えた『鳥取すいかゼリー』などが並びます。
このスムージーとゼリーは、「種を気にすることなくすいかを楽しんでほしい」という想いから生まれたのだとか。ゼリーの上にのっている果肉も、なるべく種の少ない部分を選んで使っているそうです。
「個人的には、すいかの唯一の弱点が『種があること』だと思っています。小さいお子さんや外国人のお客さまにも鳥取のすいかをもっと気軽に楽しんでもらえるように、こうしたメニューを考えました」
また、鳥取すいかをそのままのせた『そのまんま鳥取すいか』なるメニューも。がっつりスイーツを食べたいときにも、ちょっと甘いものが食べたいときにも楽しめるよう、さまざまなメニューが揃えられています。
アンテナショップ1階では、鳥取すいかそのものも販売。1玉のほか、1/4カットなども提供されています。
鳥取産のすいかには『大栄西瓜』『琴浦がぶりこ』などさまざまなブランドがあり、メニューに使うすいかも店頭に並ぶすいかも、時期によって変わるそう。何度も足を運んで、いろんなすいかを楽しむのもよいかもしれません。
※すいかフェアの実施期間は7月中旬ごろまでの予定です
About Shop
とっとり・おかやま新橋館 ビストロカフェ「ももてなし家」
東京都港区新橋一丁目11番7号 新橋センタープレイス 2F
営業時間:11:00~21:30(L.O.21:00)※1階は10:00-21:00
定休日:なし
Instagram:@momotenashiya
三月
ウフ。編集スタッフ
カスタードとお固めのパンが特に好きな148cm。ライター出身、ワクワクしながらメディアを作ってます。毎日おいしいものに出会えて幸せです。
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