焼き菓子部
2024.04.24

【フランス展 2024】勢いが止まらないガレットデロワ専門店「Galet Galet（ガレガレ）」の全商品ラインアップを公開！

多くのスイーツ好きを虜にしているお店がある。2023年1月に伊勢丹新宿店のポップアップでデビューし、お昼ごろには全ての商品が完売。同年のフランス菓子がずらりと並ぶ催事「フランス展」でも行列ができるほどの勢いです。

その名も「Galet Galet（ガレガレ）」。

ガレット・デ・ロワ専門店で、実店舗はなく催事を中心に販売しています。定番のナチュールを軸に、毎回新しいフレーバーのガレット・デ・ロワを発表しつつ、幅広いフランス菓子も販売しています。

毎回話題のお店が今年も「フランス展 2024」に登場。場所は伊勢丹新宿店で、4月24日（水）～4月30日（火）まで。今回の目玉である生菓子のようなガレット・デ・ロワやジンを使ったガトーナンテなど、気になる全商品ラインアップを「ウフ。」で独占紹介します！

コンクールファイナリスト。大澤智弥がシェフを務める「Galet Galet（ガレガレ）」

人気店「ビゴ」で焼き菓子の基礎を学び、その後「レストランシェ・イノ」、「ホテル雅叙園東京」、「アングラン」など数々の名店で腕を振った大澤智弥シェフ。「ガレット・デ・ロワ」の2022年大会のファイナリストでもあり、そのコンクールに出品した作品をブラッシュアップして作るお菓子は、常に注目の的。今回はそんな「Galet Galet（ガレガレ）」の「フランス展 2024」の全商品ラインアップを公開します！

伝統を覆す、まるで生菓子のような「ガトー・ガレット・デ・ロワ土佐文旦」

フランスでは伝統を覆し、ケーキ化しているガレット・デ・ロワがSNSで話題を呼んでいます。今回、その流れを受けて、日本では珍しい生菓子のようなガレットデロワが登場。

大澤シェフ
「プラリネのバタークリームとレモンのクリームをパイ生地でサンドし、トップにはレモンのバタークリームと高知県の“みかん家にしごみ”の土佐文旦を贅沢に使用しました」

“本当にこれがガレット・デ・ロワなの？”と疑ってしまう見た目ですが、中はアーモンドをふんだんに使った生地になっているのが特長。通常のガレット・デ・ロワには、アーモンドクリームを使いますが、アーモンドクリームを生地で表現しています。

サクサクのパイ生地のバター感、アーモンドの香り、そして重たさを感じさせない柑橘のジューシーさが混じり合う、生菓子のようなガレット・デ・ロワです。

大人気カットサイズの「ガレット・デ・ロワ」はナチュール、グリオットピスターシュ、カフェの3種類

シンプルなラム酒とフランス産発酵バターを使った定番「ナチュール」。春の新作となるのが、キルシュに漬けたチェリーにピスタチオを合わせた「グリオットピスターシュ」、清澄白河の人気店<KOFFEE MAMEYA kakeru>のコーヒー豆を生地に練り込んだ「カフェ」。

「カフェ」にはコーヒーと相性の良いバナナのピューレが入っていて、ほのかにバナナの香りも楽しめるのだとか。

業界初！ジンを使った「ガトーナンテ」

フランス・ナンテの郷土菓子「ガトーナンテ」。しっとりと焼いたアーモンド生地にラム酒のアイシングで包み込みんだスイーツです。生地にもアイシングにもラム酒を使っているのが特長ですが、今回はラム酒の代わりにジンで表現。ufu.編集長が一緒に製造のお手伝いをした岐阜県の「辰巳蒸留所」の希少なジンを使い、フルーティーな仕立てに。さまざまな柑橘をまとった今回限りの逸品です。

通常サイズの「ガトーナンテ」は新作のシトロン。

大澤シェフ
「こちらも高知県の“みかん家にしごみ”のレモンを使用し、表面のアイシングにはレモンの皮で作るリキュール“リモンチェッロ”を使っています」

甘酸っぱいレモンとリュキュールの上品な香りが漂う大人の味わい。

もちっとした食感がやみつきになる「金柑のファーブルトン」

フランス・ブルターニュ地方の伝統的な焼き菓子「ファーブルトン」。卵・牛乳・生クリーム・小麦粉を混ぜ合わせた生地に、プルーンなどを入れ、焼き上げたお菓子です。今回はプルーンの代わりに金柑のコンポ―トを合わせ、柑橘の甘みや酸味、苦みをしっかり感じられる仕上げに。

手が止まらない！お酒のお供にぴったりなサレ缶「サブレ・プロヴァンス」

塩気やスパイス、ハーブを効かせたお菓子を“サレ”と言いますが、こちらはまさにお酒のおつまみとしてもぴったりなサレ缶。ハーブの香りがクセになるマカダミアナッツ、高知県のおかざき農園のトマトを使用したほろほろなサブレ、チーズに粗びきの黒コショウを組み合わせたサクサクのサブレ。

南フランスをイメージした3種類のお菓子が入ったサレ缶は、手が止まらなくなる味わいで、手土産にもぴったり。

パイ生地の余り生地を使用。SDGｓの観点から生まれた「パルミエ」

小麦粉、バター、砂糖のシンプルなお菓子「パルミエ」。

大澤シェフ
「ガレット・デ・ロワを作る過程で出るパイの余り生地を使っています」

シェフの“SGDsの観点からフードロスを減らしたい、原材料を使い切りたい”そんな想いを込めたパルミエは、ザクザクした食感にバターの風味が余韻に残る味わいです。

ピスタチオとバターの香りがジュワっと広がる「サブレブルトンピスターシュ」

小麦の香りが楽しめる大判のサブレ「サブレブルトン」。今回は春の新緑にちなんでピスタチオ味に。ピスタチオペーストはイタリアの老舗ブランド「BABBI」のものを使用。ピスタチオの豊かな味と香りも堪能できます。

人気の商品は早い時間に売り切れてしまうので、ぜひ早い時間に行くのがおすすめ！　期間限定のスペシャルなスイーツばかりなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

About Shop
「Galet Galet（ガレガレ）」
Instagram：@galet.tokyo

【フランス展 2024】
会場：伊勢丹新宿店本館6階催物場
会期：4月24日（水）～4月30日（火）
時間：10：00～20：00
※4月24日(水)のみMIカード会員限定。4月30日(火)最終日は午後6時終了